八幡宮の祭神のひとつである神功皇后の神名は辛国息長大姫大目命(からくにおきながおおひめおおめのみこと)であり
「辛国」とは新羅の統治下にあった「加羅国」のことであり、息長氏の巫女(シャーマン)であることを示している。
古事記によると息長氏は新羅王族の末裔とされている。

推測ではあるが八幡宮には新羅の「花郎」の末裔も居たに違いない。
賀茂神社(新羅系)の神事である馳射は騎馬戦闘技術である。
武門清和源氏の武力の中核は八幡宮・賀茂神社のこれら花郎の末裔達に担われていたとも考えられる。