普天間飛行場の移設問題が政治問題化して20年以上になるが、そもそも戦時中の民間地奪取はハーグ陸戦条約違反である。
米軍が国際法を犯して沖縄戦の最中に沖縄住民の土地を奪ったわけだから、日本政府が米軍に抗議して然るべき問題なのは言うまでもない。
安倍首相は常々「日本政府には国民の生命、財産を守る責務がある」と言うが、日本政府は沖縄県民の土地が他国の軍隊に奪われても抗議しない。
「国民の生命、財産を守る責務がある」と言いながら日本政府は沖縄県民の生命、財産を守ろうとしないわけだから日本政府は沖縄県民を日本国民とは思っていないし、沖縄を日本の領土とも思っていないことがよくわかる。