魏志倭人伝に記述のある植生を見るとクスノキ科の木が多数記載されています。

■卑弥呼の時代に確実に存在していたクスノキをピックアップすると

樹齢3000年
・柞原八幡の大クス:大分県大分市八幡
・川古のクス:佐賀県武雄市若木町川古 日子神社
樹齢2000年
・衣掛の森(クスノキ):福岡県粕屋郡宇美町宇美八幡宮
・武雄のクス:佐賀県武雄市花島
・老松神社のクス:山口県防府市お茶屋町老松神社
・阿豆佐和気神社のクス:静岡県熱海市木宮木の宮神社

樹齢1800年あたり
・確認できず

やはり九州など温暖な地域が浮かび上がります。
基本的に、比定地として確実に名乗ることが許されるのは、この地域のみと言えるでしょう。