>>291
狛犬が神社の守り神とされるようになるのは、平安時代からとされているな。

狛(ハク)は一角獣の兕(ジ)だ、とする説がある。
この説が有力だが、しかし、一方ではこの狛(ハク)をコマと呼ぶその由来が分からないのだ。
そこで、よく考えてみると、形がよく似ていて同じ発音の字に犭と百を合わせた犭百(ハク)の字があり、
この犭百(ハク)はツングース族を意味するのだそうだ。
ということは、ツングース族とされる濊貊(ワイハク)の貊の豸を犭に簡略化した字が犭百(ハク)の字だということになる。

そこで、狛(ハク)をコマと呼ぶそのそのコマは高麗(コマ)の意味だとすれば、高麗、高句麗はツングース族であったとされるので、
狛(コマ・高麗)→犭百(ツングース族)→濊貊(ツングース族)が狛犬の語源だとみなすことができる。
このことからすると、神社の狛犬(コマイヌ)は高麗(ツングース族)の神獣を意味していることになり、
そのツングース族の神獣を神社の神の守護獣に当てているということになる。

奈良時代には両方とも獅子(ライオン)だったが、平安時代に片方は獅子(ライオン)、片方はツングースの神獣に変わったということだな。
その理由が知りたいよな。