>>253
饒速日については、次のように考えることができる。
北田原大橋交差点の北西の山頂に祀られたと考えられるニギハヤヒ(饒速日)神のニギハヤヒの言葉は、
二ギ(賑わいの二ギ)+ハヤ(速いのハヤ)+ヒの構成となっており、
日本書紀はヒに日の字を当てている。
これは、日神を戴く神武と饒速日が同系であるとする日本書紀編纂室の考えによるものだろう。
つまり、ストーリー上の必要措置ということになる。
そこで、神武紀のストーリーから離れた場合、ニギハヤヒのヒに日の字を当てる必要は必ずしもないことになる。
そして、ニギハヤヒが四条畷の馬飼い女真人の神であるとする観点からすると、
ヒは蹄(ひづめ)のヒであるとすることも可能だ。
文献的には、蹄(ひづめ)の言葉でもって馬を表すことがみられるそうだから、
ニギハヤヒとは、二ギ(多くの)+ハヤ(足の速い)+ヒ(蹄=馬)の構成だと考えることができる。
このように考えると、ニギハヤヒとは「たくさんの足の速い馬」という意味の言葉であるとすることができ、
この意味がぴったりするのは、四条畷の馬飼い女真人が飼っている馬であるのは言うまでもないことである。
とすると、地蔵ヶ谷山の山頂に祀られた饒速日神とは、「いい馬をいっぱい飼ってるから見に来てね」という四条畷馬飼い女真人のキャッチコピーと同じというわけだ。
それが幹線交易路がクロスする交差点の側の山に祀られているというシチュエーションは、
ちょうど国道側のガソリンスタンドのロゴマークと同じということが言える。
まあ、饒速日の謎は、このあたりが正解だろう。