>>77
このとんがり帽子は、帽子の中の日陰になる空間を多く確保するためのものですね。
野球帽のように頭に密着するような形の帽子は、日差しが頭に近くなりますから、日陰の空間部分がなく、やはり暑いでしょう。
とんがり帽子は日陰空の空間を多くとるための形でしようね。
ペルセポリスの壁画のとんがり帽子もそういう形でしょう。
後頭部や首付近まで布地を垂らしているのは日陰を多くとるためですね。
芝山古墳のとんがり帽子も同じ目的のものですが、日本ではそれほど日射しはきつくありませんから、この帽子は日射しのきついところでつくられたものが原形なのでしょう。