Vol.1 街おこしは熱造しろ!? 徳島・卑弥呼フェスに行ってきた(フェス取材編)
https://project.nikkeibp.co.jp/hitomachi/atcl/column/00008/101600002/

はじめまして、PANTSの滝口と言います。街おこしに関しては素人なんで言い過ぎかもしれませんが、街おこしって似たり寄ったりだと思うことがよくあります。どこかで成功したやり方を真似ようとするからでしょうけど、建物をつくったり、ゆるキャラをつくったり、みんな似ていると思いません?

本当は、その街独自の街おこしのやり方があるはずなんです。その方が、もっと街に愛着が湧いたり、人が集まったり、するはず。でも、「前例がないし…」と思い切ったアイディアが出ない。だから、実現もできない。つまり、思考のタガが外せてないんですよね。

でも、それってけっこうむずかしいこと。だったら、「これは思考のタガが外れてるぞ!」という街おこし活動をやっている人に、素人目線でタガ外しのコツを聞いてみよう、というのがこの連載です。


今回、行ってみたのは徳島県で行われた卑弥呼フェス。ポスターからして怪しいんです。


「卑弥呼に土器土器(どきどき)」
「邪馬台国は阿波だった! かも?」

タガが外れた言葉が並んでいます。そもそも阿波(徳島)に邪馬台国…聞いたことがありません。

さらに調べたら、朝日新聞で「論拠乏しくても…町おこしに」というサブタイトルがついた記事が。これは、思考のタガが外れた人たちがつくっているイベントに違いない。記念すべき連載第1回目、徳島の卑弥呼フェスに行ってみました!