太平洋戦争は日本なら誰が悪かったの?
太平洋戦争は日本なら誰が悪かったの?
lavender.5ch.net/test/read.cgi/c/history2/1633772136/ (21/10/09 - 23/12/02)
太平洋戦争では誰が一番悪かったの?
lavender.5ch.net/test/read.cgi/c/history2/1702364287/(23/12/12 - 24/01/18)
太平洋戦争では誰が一番悪かったの?
lavender.5ch.net/test/read.cgi/c/history2/1705667731/(24/01/19 - 24/03/19) >>550
海軍は上から下まで陸軍嫌い、少なくとも好意的なのは珍種と思われる
井上成美の上の世代では豊田副武が、陸軍側にも鳴り響く陸軍嫌いで、豊田は戦争後期の連合艦隊司令長官ついで軍令部長という要職にあったから陸海軍統合の最大の障壁は豊田になったと思う
戦後に海軍軍人の書いたものを読むと大抵どこかに陸軍の悪口がある 開戦までの経緯を見れば言いたくもなるかもしれないが
一方陸軍軍人の書いたものだと意外と海軍の悪口が少ない 開戦後、陸軍は海軍に散々足を引っ張られたが、その辺の繰り言が余りない
東條英機にしても海軍には余程気を遣っていて、リソースの分配は大抵海軍の要求を入れていた
戦後悪名高き大本営発表は、海軍の方がずっと悪辣 陸軍は転進、玉砕を使ったが、これは言葉を飾ってはいるが嘘ではない 一方海軍はミッドウェー以降、戦果も損害も虚報のオンパレード 数次に渡るブーゲンビル沖海戦、台湾沖航空戦、レイテ沖海戦とこれらの大ウソ戦果と損害を総合すると、沖縄戦の頃にはアメリカ海軍はとっくに消滅しているし、連合艦隊はなお健在って事になる 戦中の国民もおかしいと思わないわけがない >>551
当時の財政事情もあったと思う
八八艦隊計画は大正9年、1920年に議会通過した この6年前の第一次世界大戦開戦時と日本政府の中央財政の歳入は実に3倍以上に増大していた 大戦景気でGDPが増大し税収が激増、それに合わせて国家予算も一気に肥大したのである つまりはバブル景気である
このペースで歳入が増大していけば八八艦隊も問題はなかった が、計画が議会通過した大正9年頃に大戦景気は終了 戦後不況に突入して税収増もストップ
政府として海軍軍縮会議に手を挙げたのも当然と言える 実際のところ大戦で疲弊した英仏、景気が一気に後退した日本と違いアメリカは大戦後も好景気が継続しており、ダニエルズ計画を実現することは十分可能だったと思う だから軍縮会議は渡りに船だっただろう 八八艦隊はバブル期に海軍が見た短い夢だった
戦後のバブル景気時期に建てられたバラ色夢工場な計画群を知る我々には当時の海軍を笑うことは難しい >>549
その海軍だって英米との戦争に賛成したわけじゃん
当時の列強で王室が維持されてたのはイギリスぐらいだろ
イギリス王室が一番成功してるからイギリスを見習いたいって裕仁が思うのは当然のことだっただろう >>554
ノモンハン事件や第二次上海事変での戦死者数は、隠ぺいによって今でも正確な数がわからなくなってるっていうけどね
> 陸軍は転進、玉砕を使ったが、これは言葉を飾ってはいるが嘘ではない 開戦に反対な
いわゆる親英米派な人たちでも
中国との戦争とはイケイケムードで困惑してしまう。 >>557
戦死すれば遺族に戦死公報を出すから隠蔽しようがない 年金事務もあるから自治体とも共有している
統計的に集計したものを出さないってだけだろう >>560
それが隠蔽なんじゃん
軍歴12年以上の恩給の支給対象じゃなきゃ年金事務も発生しなかっただろ
> 集計したものを出さないってだけだろう >>561
違う 戦死すれば遺族年金が出る 軍歴は無関係だ
大体兵卒に軍歴12年もあるわけがない 認識が職業軍人と混ざってるよ 上等兵以下の階級でも、戦死したら遺族にいくばくかの年金(一時的な弔慰金じゃなく)が支給されたってこと?
> 軍人恩給(普通恩給)については、最短年限以上在職して退職した者(実役「実際に軍隊にいた期間」+加算年「地域加算等」が下士官以下は12年以上,准士官以上は13年以上となる人)に支給されます。 >>563
そりゃそうだろ
夫が戦死しても、下士官未満の兵卒には一円も出さないとかどんな国だよ
英霊の遺族にはちゃんと遺族年金が出る それが二等兵だろうとな それで生活できるかどうかは別問題だが
それがあるから兵は戦地で戦える
戦死しても遺族は無保証なんてなったら脱走兵のラッシュか反乱が起きるわ ちなみに現在でも軍人遺族恩給は出ている
戦死者の子供は貰えるから、高齢化はしているがまだまだ戦没者遺族は相当数いる >>564
いや下士官で12年、准士官以上で13年未満の人には恩給とか年金は出てないっぽいんだよ(傷痍軍人は除く)
「一円も出さないとかどんな国だよ」って、あなたもソースがあって言ってるわけじゃないんだろ
つまり応召で戦死した人の遺族が年金を貰ってた例を知ってるとか
応召兵は戦死しても原則、恩給の類は出ず、あまりにも悲惨だと地元の役所が認めたときにはタバコ屋の営業権とかをもらえる感じだったんじゃないのかね
> 受給資格は原則として12年以上兵役についたこと(戦地勤務は3倍に換算)ですから、いわゆる職業軍人が中心で敗戦間際に動員された学徒兵や応召兵は含まれません。
> それでも有資格者は約100万人と言われます。 >>566
話が食い違っている
生きて退役した後の恩給の話ならそうだろう
この話は戦死者の数がどうとかいうもので、戦死者に対する遺族恩給は初年兵だろうと出る
無論階級によって額は変わるが、出ないなんてことはない あの時代に生きてたらさ
良いも悪いも無いじゃないの
俺も君らも同じように戦ったはず
全ての戦没者に哀悼を >568
そうなんだよな。あなた、良い事を言いますね。
あれはマズかった、と過去を顧みる場合でも、自分が日本人であるという自覚を持って、父祖の行動に共感すべき部分には共感してものを言うか、それとも、完全に突き放して、まるで自分が五毛党、在庫、バカ旗又はプラウダの編集者、GHQの手先であるかのように、ウスラ馬鹿がトチ狂った式にものを言うかで、コメントが建設的かそうでないかの違いがうんと出る。
わしは、大東亜戦争と東京裁判について、本格的な議論の場を別に求めようと思っている。自分で開設しようかとも思っている。このスレッドは、その前哨戦として、ウスラ左翼がどういう反応をするかを観察するために参加をした。おかげで、いろいろ分かったよ。
天皇陛下万歳
大日本帝国万歳
ますらおの かなしきいのち つみかさねつみかさね まもる やまとしまねを(歌人・三井甲之)
さらばなり 苔の下にて われ待たん 大和島根に 花薫るとき(東條大将時世の句)
仇(あだ)なせど花と散りたる唐人(からひと)の霊やすかれと建つる碑(いしぶみ) (第六師団が建てたる支那軍無名戦士の墓碑) 当時も中国相手にイキってるようなアホウヨ的な連中が跋扈したせいで後に引けなくなり
堂々退場⇢終わりの見えない対中戦⇢絶望の対米戦⇢チーン
この流れを見れば、いまの日本のガンが何か良く分かるね >>568
基本的に従う立場だった臣民や末端の兵士ならそうかもしれんが、
国政や戦争を指導する立場の人間には当てはまらんぞ。
味噌も糞も一緒にするとはこの事だ。
>>569
>自分が日本人であるという自覚を持って
そういう客観性の邪魔になる偏見、先入観、イドラは排除すべきなんだが。ここは一応学問板なんだから。
最初から偏見や先入観を持ちますと言う人間にまともな議論なんか出来んよ。
>完全に突き放して
客観的にものを見るには必要な行為なんだが、君にとっては違うらしい。
そういう偏見まみれだから、自分に都合の悪い言説に
>五毛党、在庫、バカ旗又はプラウダの編集者、GHQの手先であるかのように、ウスラ馬鹿がトチ狂った式にものを言う
なんてレッテルを張って否定する。 戦争を主体的に進めた世代は明治生まれである
明治45年生まれは敗戦時に35歳あたり これより下の大正昭和生まれに責任はなかろう
そうしてみると、戦後戦争について書いたものは、戦争当事者の明治人、若くして戦争に巻き込まれた大正から昭和一桁、生まれてから訳もわからず戦争だった焼け跡世代、そして前後生まれである
大正昭和一桁と焼け跡世代は戦争に対する評価は、批判的にならざるを得ないだろう 青春を戦争に食われたんだから他人事ではない
戦後世代もおおよそ批判的であるがそこは、当事者ではない隔意的な部分もあるだろう
戦争当事者たる明治人はこの戦争をどのように考えたか 軍人政治家官僚文筆家庶民まで多くの人間が書き残している これを見ていくと現代の我々には理解しにくい時代精神、ドイツで流行ったツァイトガイストのようなものが見えてくる 真珠湾攻撃させたかったのはイギリスとアメリカ ソ連
海軍はアメリカスパイ マスコミはソ連スパイ 天皇はイギリススパイ 今でも政府は英米の犬
明治維新は英米ユダヤの犬革命 軍人の評価においても定説が覆される事がざらにあるから慎重にならないとね。
例えば東郷平八郎は実は対米戦に反対だったとか。
乃木と児玉に対する評価とか。 身内の話で恐縮だが祖父に東條英機について聞いたことがあったけど
それほどネガティブな印象は持ってなかったな。
海軍に招集されていたせいなのかわからないけど。 東條は対米強硬で第二次近衛内閣を潰したり
天皇に言われても対米戦回避の為に特に何もせず
日本が降伏しそうになったら意気地が無いと精神論を言ったり
嫌いな奴を戦地送りにして国民を憲兵で監視したりと聞いた 第二次近衛内閣の陸相を東條英機に決めたのは当時参謀次長の沢田茂という
この時、もう1人の候補は梅津美治郎だったと言われているが梅津は関東軍司令官になったばかりで動かしにくいという事で東條に決まったという
東條陸相時代、支那事変処理が陸軍最大のテーマだったが、これがろくに進まない 焦点は駐兵問題で中国側は講和後全域から撤兵を主張、陸軍は北支は永久駐兵、上海南京杭州三角地帯も長期駐兵を譲らないからまとまるものもまとまらない
東條は、日中戦争開戦時の当事者であるから、戦果なしで撤兵することがメンツの上から許せなかった このような人物を陸相にしたのが大きな間違いで、陸相は日中戦争開戦時に無関係だったか不拡大派から選ぶべきだった
つまりは梅津、或いは多田駿、小畑敏四郎あたりである 小畑は皇道派で226のせいで予備役になっていたが226がなければ小畑が陸相は充分あり得た 近衛は皇道派と近く小畑とは旧知で統制派の東條より余程近衛にあっている また日中戦争初期に参謀次長で不拡大を唱えた多田であれば日中戦争の早期収拾に動いたであろう
残念ながら小畑と多田は昭和天皇に嫌われており、一方東條はホウレンソウの小役人的姿勢が天皇受けしており、東條のメンツのため日中戦争は、アメリカの介入まで呼び込み帝国はいつの間にか茹でガエルになって、自殺行為の対米戦に打って出るハメになったのである
残念な事に 御前会議 (NHKスペシャル)
https://www.youtube.com/watch?v=Fsf3NZM2pTM
30年前の番組だが、当時の政策決定プロセスが理解できる。当時の国策を立案して日米開戦に国を引っ張ったのは陸軍省軍務局を中心とする中堅幕僚であることがいきいきと描かれている。
東條は生粋の強硬論者だったからアレだが、仮に慎重派の陸相だったとしてもこういう省内の大勢を覆すことが出来たかどうか疑問である。
また番組では日米交渉の最終盤で米国は日本側乙案に乗りかけたが蒋介石の猛烈な反対工作と日本軍の南方移送の察知によって、
ハルノート提出に至ったとしている。古い番組なので今の研究成果とは異なるかもしれんが、いっぺん見てちょ。 >>572
アホの日本人はいつの時代も壁にぶち当たって後悔するまで世襲で事業なり政治なりを進めるからなw >>578
その東條に総理を任せたのはアホの近衛だろw 近衛は東條を首相に推してなどいないだろう
近衛は東久邇宮大将を後継首相で推しており、東條を首相にする重臣会議からは逃げた
どう見ても泥舟だからね この辺の逃げ足はさすが公家なだけはある 近衛はよくやり玉に上がるが
木戸の罪も中々重いと思うんだが,
こんなのでも
当時の華族界だと革新派と持て囃されてたという事実 木戸は最初から陸軍に責任を負わせるため(この頃は日米戦はほぼ確実)、皇族に責任が及ばないように
東條にした。東京裁判での振る舞いといい戦後のインタビューの当事者意識の無さといいこいつが一番の屑 ▽ナショナリズムを滾らせろ。
無限の命を操る死霊術士、
戦場に立つ。
「雑談→ホンモノのRUSTその1」
▽Steam(PC)/PS4,5/XBOX 1,シリーズS/X
架空戦争略奪サバイバルゲーム
ゾンビレイドRUST(ラスト)Season.11 第1話
「裸の王様/帰ってきたネクロマンサー」
ttps://iplogger.info/2Tk4H7.com 近衛のアホが根負けしてやけくそ辞職するからそうなったんだアホw 「RUST~世界征服編~day2」
▽Steam(PC)/PS4,5/XBOX 1,シリーズS/X
架空戦争サバイバルゲーム
RUST(ラスト)ゾンビレイド#38
Season.11 第2話
「ネクロマンサー vs
世界最強軍鯖ラストリア.USMain★1」
ttps://iplogger.info/2TU4H7.tv 昭和初期なんて世界恐慌も大飢饉もあり日本の人間なんて満州の土地に希望を抱いたんだろw
香港みたいに返還条約結べていたらWINWINだったかもしれんのになアホw
アホにはそういうところは感じないみたいだなw >>591
そもそも満州はイギリスが香港を租借地にしたような植民地ではなくて
独立国という建前だったのに
99年の租借地なんて言い出したら、独立国よりももっと中華民国を刺激すると理解できないお前のほうがアホでは? アメリカのマニフェストディスティニーは神聖不可侵、宗教的使命感、狂信的ですらある
日本の満蒙に対する執着もマニフェストディスティニー的なもののミニ版に見える
醒めて見ればなんで満蒙なんかにあれほど固執したのかと思うのだが、熱狂の最中はそれを手放すなんてとんでもない、としか考えられないのだ 今でも、尖閣とか北方領土とか竹島に対してやっているな。
俺も一歩も引いて欲しくはないが…。かといって、その防衛を徴集兵として任されても困るというかなんというか 口だけ達者でいざ実戦やらせてみると何も出来なかったりする。
井上成美とかその典型。
現代社会にも居るだろ?管理職とかに多い。 日本海軍で艦隊戦闘が上手い軍人はどれだけいたか
木村昌福、森下信衛、田中頼三などの名が上がるだろうか
山本五十六は、到底上手いとはいえん 近藤、南雲、西村、志摩、小沢も果たしてどうだろうか 五十六は中央勤務向け。
東郷みたいなのは現場向き。
持ち上げられているけどどっちもダメだったのは山梨勝之進。 >>597
いちいちテロをする軍人のせいで山本は艦上に逃げざる得なくなったんだよな
あの当時の日本って今でいえば国内でしょっちゅうクーデター騒ぎが起きているアフリカの小国みたいなものだよなあ 山本権兵衛の娘婿の山路一善中将が戦後
山本五十六みたいな海戦経験の浅いひよっこ(日露の頃は少尉候補?)を大将にしたから負けたみたいな事を言ってたらしいが
年齢的に仕方ないが
日露将官佐官クラスで経験したベテランは退役かほとんど亡くなってるんだよな >>599
流石にそれは言い掛かりだなあ
日本海海戦から35年も経ってるんだから実践経験不足なんて山本五十六に限らず現役将官全員そうだろう
最先任の永野修身ですら日露戦争時にようやく大尉なんだから
岡田啓介とか鈴木貫太郎でも引っ張り出せとでもいうのだろうか 永野修身という尉官時代は超有能だったハゲ
陸軍の方だと
太平洋戦争末期
柴五郎や当時在命だった陸軍大将を呼んで戦局について意見を聞いたが
若手参謀たちが明治大正の老大将は
近代戦のやり方を全く理解してない。と馬鹿にし
てた話はあるな 陸軍なら山縣がある程度押さえてたから良かったけど
山本権兵衛に実戦経験があればまた違ったと思う。
つまり日清戦争に現場に従軍していたらね。
山本や斎藤実が突き上げ喰らった原因は艦隊勤務が少なかったから。 だから、大局観とか国家運営のありかたの方が日本軍には問題ありありだったのに、どうしてより些末な実戦経験とかにこだわるw
わけがわからん!
そもそも実践経験なら、アメリカの方がねーだろ。 山本権兵衛のような不世出の軍政家を現場に出すなんて勿体無い。 軍政は軍人じゃなきゃできないわけじゃないしな
アメリカは、ウィルソン大統領の時、フランクリン・ルーズベルトが海軍時間を務め、ダニエルズ建艦計画の、ダニエルズが海軍長官を務めた
2人とも政治家であって海軍軍人じゃないが、アメリカの海軍政策は彼らが決めた
同時期のイギリスの海軍大臣もチャーチルで、海軍軍政なんてむしろ政治家がやった方がいいまである 一方の大日本帝国
軍部大臣現役武官制なんてものをやったのでアホしかいなくても選ばざる… 東郷は日清後に希望通り中央に行ってたらどうなってたか。
斎藤実に関しては山本が連合艦隊司令官にしようとしていたぐらい操縦も巧かったみたいだが 原内閣でも海軍大臣の代行やってたからな
文官軍政に賛成だった
加藤友三郎の死去が悔やまれる そもそも軍人が政治を引き回し、軍が独断専行で無統制なんて状態なのは日本くらい
自由主義の英米仏も、ファシズムも独伊も、共産主義のソ連も、どこも軍隊は政治家ががっちりと統制している 文民統制は、イデオロギー以前に国家として当然で、当時の日本は政治的に近代国家の程を成していなかった >>610
日本は武士が政権獲った歴史のせいで軍人が政権を担うのが当たり前の風潮が出来上がってしまったんだと思う
つまり日本の敗戦は平清盛や源頼朝のせいと言っても過言ではない 明治の時は武人は政治に口を出さないと個人的教養が割とあった
昭和になるとそういう教養も制度的歯止めも無くなった そもそも、現場的なことと、組織全体のことは全く違うってことを徹底的に陸大、海大で教えないのは間違っている。 桂太郎、児玉源太郎、寺内正毅、この辺りまでは陸軍元帥だ大将だとは言っても明治政府創業の世代で軍制を自分たちで作って来た政治家でもある
昭和の頃の今でいう中学生の年齢から幼年学校で陸軍軍人として教育されてきた世代とは、もの見方の幅が違いすぎる
ちょうどその世代交代時期に大正デモクラシーが進んで原敬の政友会から政党政治が始まった時に、シビリアンコントロールに移行できれば良かったんだろうが
ドイツのワイマール共和国と日本の大正デモクラシーの誕生と死はほとんど同時期だったのも歴史の妙 山本権兵衛どうのこうのより西郷従道あってこそだろうに。 >>613
正確には「明治期の現役軍人は政治に口を出さない」かな(山県とか)。 軍人勅諭もあったからな。
昭和に入ってそれを回避する理屈が蔓延した。
唱えた北一輝もうかつだったが、軍人の側でも民間人が唱えてくれるのを待っていたんじゃないかな。
最高権力者が御輿でしかなく、その下で実力者が動かすと言う日本の権力構造の伝統だからなあ。
恐ろしいのは、実力者がさらに飾りになってその下が実権を握るとかのパターンが多い事。
鎌倉幕府なんか、天皇−将軍−執権−御内人と実権がどんどん下に移っていった。
江戸幕府も将軍が飾りで実権は老中らが握ってる事が多かった。
だから、佐官尉官と言った下級将校でも天下が取れるとか思って5.15や2.26を起こした。
この構造は流血少なく権力移譲が出来ると言う利点もあるが、閥がはびこり結果に無責任になると言う弊害も大きい。
それが満州事変以降、日本が武力による拡大を止められず、日中戦争、太平洋戦争へとエスカレートしていく事になった。
結局、敗北必至の太平洋戦争に突入していったのは、個人の問題ではなく、日本の政治風土、国民の政治的民度の問題だろう。
それは今でも続いている。派閥解消しますと口だけ言えばやり過ごせたのも同じ構造によるものだから。 フランク王国のメロヴィング朝の権威低下で、宮宰のピピンが、名前だけの王と王権を行使するもののどちらが王たるべきかと教皇に言いクーデターを起こす
大陸では大体実力者は、自ら王に成り替わる方が普通なんだろうな 中国も王莽や安禄山も皇帝名乗ったし
日本は戦国の下剋上と言いつつ、形骸化した守護職や管領がそのままだったりするんだよね 満州事変に際して、石原の同志は大勢いたが、当時石原が関東軍参謀の職になかった場合、板垣征四郎他のメンツであそこまで大胆な作戦ができたか まして満洲国建国まで持って行けたかは疑問である 石原って比較的重責なポジションに就いたことがないから好き勝手やれた言えた部分があるんだよ。
これは井上成美もそう。
で、そういう奴らっていざ重要な地位に就くとできませんとか駄々こねてすぐ辞めたりする(特に井上ね。)
石原は戦後すぐに亡くなったから仕方ないけど井上なんて新名とつるんでああでもないこうでもないと
ペラペラ喋って海軍関係者から嫌われたと聞く。
こんなのを大将にしたんだから日本は負けたとさえ思うね。 日蓮主義の跋扈
あの鎌倉僧侶は今でもそうだがヤバい人を惹き付ける謎のパワーがある イスラエル首相らに逮逮捕状準備か
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9f3c096aef5dc2f2f5db93814d88e9af518eddf
国際刑事裁判所がガザでの戦闘に絡み、イスラエル政府当局者に逮捕状を
発行する準備を進めている可能性があり、イスラエル政府内で懸念が強まっている。
ネタニヤフ首相らは、戦争犯罪や人道に対する罪などに問われる可能性がある。
ハマスの指導者に対する逮捕状の発行も検討されているという。
イスラエルのカッツ外相は、逮捕状報道について、そのような状況にならないことを期待するし、
われわれが頭を下げることはない。戦い続けると言明した。 >>624
そいつらは批判できるだけむしろ有能
怪しいのは東條とか軍トップだな
軍人だが戦の事を何も知らなかった疑いすらある 戦を知らなかったと言えば、高級参謀で必要もないのにいつも最前線に行き、戦を知っているはずの辻政信が
これがまた無謀な作戦をたてているんだよな。
陸軍の価値観からすれば、そういう一見勇ましい作戦を立てることこそが必然だったのかも。
辻の限界かも知れないが。 >>624
井上は世界に先駆けて海軍の空軍化を理論化し実戦に用いた軍人。
陸のマンシュタイン、海の井上と世界的に評価されている
井上を慎重すぎて戦下手という御仁もいるが、
勇敢な将軍が航空部隊の使い方を知らずにミッドウェーで大敗している 孫子の兵法は戦争は慎重に慎重を期せと書いている。
日本軍は名前は使うが孫氏の兵法を実は軽視し、戦争論をより重視した。 >>631
日本軍は両方とも知らん可能性があるね
幕末の志士とかは孫子とか割と知ってたが 帝国軍人たるもの孫子もマハンもクラウゼヴィッツも読んでいる
だが読んで知っている事とそれを実践することには大きな断裂があり、多くは都合のいい時に都合のいい言葉を使ってるだけで真に実践などしていないのである
我らが政治家を見よ 彼らは演説だので孔子の論語だのを引き合いに出すが、論語読みの論語知らずの典型であり季下に冠を正さないどころか、冠に季を詰め込んでいる有り様である
アメリカのキリスト教を信ずる政治家たちは、聖書を引き合いにだしさも敬虔なクリスチャンの体をとっているが、十戒を始めとする聖書の教えを守っているものなどまずいない
ほとんどは最後の審判時に地獄行きだろう >>629
辻は上のご機嫌を取ったり弱みを握ったりするのが上手かったらしい。
ほんでもって、派手で見栄え聞こえのいい作戦を立てて、成功は自分の手柄、失敗は他人の責任にしてきたらしい。
こんなのがまかり通って出世できたりする構造が日本の敗因。
現代でも田母神が空幕長になりおおせたりしてるところを見ると余り進歩できてない。 井上の一等大将に米内はどうかと思うが加藤友三郎と山本権兵衛は当然だろ。
軍政家の方を評価すべき。
いくら操縦が巧くても末次が一等大将になれるかよ。 >>633
政治家は論語なんてまともに読んだこと無いだろう
有名な一節などを使うだけで
聖書はキリスト教のアメリカ人なら一度は読んでるだろうが 日本海軍は連合艦隊司令長官が最高到達点
日本海海戦で国民にそう刷り込まれた
陸軍は参謀総長がトップだが、軍令部が連合艦隊の下手に出るから軍令部総長も影が薄いし実際連合艦隊に引き摺られるばかり
陸軍は統制が取れていなかったのは確かだが、海軍も人のことは言えん 内閣と大元帥陛下を騙して勝手に皇軍を動かして満州国をでっち上げて阿片専売公社を作って(略)
ついには核攻撃やソ連介入で皇国を滅亡させた石原閣下
そしてこいつは天皇カルトではなく日蓮主義者と言った方がいい
戦前の日蓮主義者はもっと注目されるべき >戦前の日蓮主義者はもっと注目されるべき
北一輝も日蓮宗だったしな。 日蓮宗は決定論的終末思想的なとこがあるな
現代にも影響しているんじゃ?最初から日米衝突は不可避だったとかね 井上日召 血盟団の一人一殺主義
暗殺という手段を日本社会に蔓延させる
血盟団は井上の思想に強く感化されたカルト集団だと言える。また、井上の思想の底流にあるのは、ある種の仏教的神秘主義である。田中智学が創始した日蓮主義を基本として、仏教的神秘主義と、皇国思想・国家改造に対する熱望が合わさって、井上日召が独自に思想形成したものであると言える。
井上の思想には、田中智学からの影響が明白である。実際、井上の思想形成の初期段階で大きな影響を与えたのが、田中による『日蓮上人乃教義』であり、この書物は井上だけでなく古内栄司にも大きな影響を与えた。 血盟団事件は昭和初期から始まった超国家主義者によるテロ事件の嚆矢として知られ、政治学の分野などでもしばしばその基点として扱われる。典型的には丸山真男による超国家主義の研究があり、日本のファシズムに関する古典的研究である丸山による『日本ファシズムの思想と運動』では全体で3期に分けられた日本のファシズム運動期間のうちの第2期 (急進ファシズムの全盛期) の起点として血盟団事件がとらえられている。 日蓮系神秘主義者
血盟団・井上日召烈士の義挙の数々
五・一五事件
ごいちごじけん
1932年(昭和7)に起きた海軍青年将校を中心としたクーデター事件で、
血盟団事件の第二陣として計画されたもの。
1931年の十月事件失敗後、海軍青年将校は
井上日召(にっしょう)らと結んでクーデター計画を進めてきた。
32年の血盟団事件で団員が検挙されると、海軍側は上海(シャンハイ)事変で戦死した藤井斉(ひとし)にかわって、海軍中尉古賀清志(こがきよし)、三上卓(みかみたかし)らが中心となって計画を進めた。 ちなみに日蓮宗の分派が創価学会であり、創価学会の政治団体として誕生したのが公明党である。
どうにも国政に関与したがる傾向があるらしい。 日蓮正宗と日蓮宗は全く別物。
創価学会の池田大作は日蓮正宗から破門されている。 キリスト教はユダヤ教より出る
宗教は分派、異端、破門の歴史
藍より青し、というより骨肉の争いだな >>646
日蓮を開祖とし法華経を至上のものとしてる点で変わりはないさ。 原敬暗殺以降のテロリストたちは驚くほど長生きしている
原敬を暗殺した中岡艮一 無期懲役1980年没
濱口雄幸を暗殺した佐郷屋留雄 死刑1972年没
戦後井上日召と組んで右翼団体結成
井上準之助を暗殺した小沼正 無期懲役1978年没 戦後右翼活動
團琢磨を暗殺した菱沼五郎 無期懲役1990年没 戦後茨城県会議長に
犬養毅を暗殺した三上卓 禁錮15年1972年没
戦後右翼政活動家
牧野伸晃の暗殺未遂の四元義隆 懲役15年2004年没 近衛から細川護煕まで歴代首相のブレーン 笹川良一、児玉誉士夫と並んで昭和の日本人が思い浮かべるフィクサーの典型
とこのように彼らは懲役15年だろうと無期だろうと死刑だろうと恩赦恩赦で数年で出てきてしまいやりたい放題
近衛なんて、暗殺を恐れるあまり、井上日召や三上卓を側に置いて盾にする有り様
驚くのは吉田茂が、義父の牧野を暗殺しようとした四元を使った事で、吉田は懐が深いのか四元が余程能力があったのか
とにかく戦前の日本は白色テロリストに極めて甘かった 226事件でも無期組は御社であっさり出獄している 維新志士ってつまりはテロリストだったからねえ。
彼らによって成立した明治政府は、国を憂えてのテロ行為を美化正当化してきた。
そう言う建前を出されると、国民は酔って支持するし、国も追及し切れない。
やはり、大日本帝国は根幹レベルで破滅する構造を抱えていたと言えよう。 戦前日本は赤色テロや左派思想犯にはめっちゃ厳しい 世間の風当たりも段違いで南極のブリザードと春の微風くらいの差がある
何せ左派は転向しないと恩赦どころか、満期まで勤めても予防だなんだで出てこられない 恩赦の大安売りの右派と全然違う
1930年に濱口を撃ち、死刑判決ながら1940年には出所した佐郷屋留雄
1928年に治安維持法違反で逮捕、懲役10年の刑を受けるも戦争が終わるまでずっと放り込まれていた徳田球一
あからさまもいいところである だが刑期の差だけならまだしもで右派テロリストは獄中で先生扱い、左派思想犯は獄中死のオンパレード
首相を殺してもこれなんだから、右派テロリストがやりたい放題になるのも当然である 世界でも昔の反体制派はどこもテロリストだらけだろう
現代の様に選挙で政権を決めますなんてなかったんだから
徳川幕府を開いた家康だってイスラム国みたいなもん 踏む踏む。大正末期から昭和初期も政治を、政党政治の発展と衰退・軍部の台頭とだけ捉えがちだが、
こうやってみると左右対立が激化した時代でもあるんだねえ。ワイマル共和国と同じ。
資本家・寄生地主と労働者・小作人の階級対立が鮮明化した時代だ。
結局、政党(政友会も民政党も)はこの分断社会を克服できず、国民は満州事変やら支那事変に捌け口を求める軍部に傾倒していった。
この階級対立を最終的に降伏したのは自民党だったりする。 戦前の財閥は極右にも極左にも攻撃対象だった
極右と極左はイデオロギーは異なっていても方法論は驚くほど同じ
統制経済、警察国家、軍事力崇拝
スターリンとヒトラーのやってた事はほとんど同じ そしてどちらも自由主義や資本主義を毛嫌いしている 652訂正
最終的に降伏したのは 誤
最終的に克服したのは 正
誰も気にしとらんやろうけどw