>>952 旧1さん
平和スレお邪魔しだしてこの12月でちょうど一年になります。
チラ裏みたいにして申し訳ないですが、
この場を借りて、この一年平和スレで練習重ねてわかったこと書かせて下さい。

まずは結論から、「歌唱の主体は裏声」!

地声張り上げ系だった私は、やっと「裏声を下ろしてくる感覚」にたどり着いた気がします。
張り上げずに、mid域〜 hi域で音色を大きく変えずに繋がっていく発声は裏声でなければ不可能だと。
聞こえがどうかは別で、>>951の二曲は完全に裏声感覚ですね。
喉に力を入れて引っ掛かりを作って発声する地声ではmid域〜 hi域は繋がらない結論です。
感覚の話なので「裏声」の定義の問題で議論が平行線になる方もいらっしゃるとは思いますが、
「鼻歌」、「ハミング」が「裏声」なら私の>>951は「裏声」です。

「ハミング」のまま横隔膜をグゥッと引き下げていくと声帯の伸展が促されます。
そこへハミング→歌唱に適量になるよう息の量を上げていくだけで、
上にも下にも広がりのあるように聞こえる響きが発生するようです。
あとは軟口蓋の上下前後で「鼻腔へ通す息の量を調整する感覚」のコントロールで声の厚みに変化が出るようです。
上記「鼻腔〜」をカッコ書きにしたのは、これは手段であって、
「鼻腔に通す息の量で音色が変わる、わけではない」ことに注意が必要だからです。
本質は、その感覚で軟口蓋付近をコントロールすることで、声帯の上側の引きが連動しているから音色が変わるんですよね。
小指を曲げると連動して薬指まで勝手に曲がってしまうのと同じ感じでしょうか。

歌は、「伸展の効いた裏声」が主体であり、
それは、「横隔膜を引き下げたハミング」の声量を上げたもの、
と表現するのが一番伝わると考察した次第であります。
あくまで主体の話なので、裏声か地声かの1か0かの択一的な話ではないです。
>>951の軌跡の果ての後半なんかは実に解りやすく、
疲れてきて伸展ができなくなり、顕著に伸展の響きがなくなって声帯周辺の硬い鳴りしか出ていません。

以上、長文失礼しました。