水上「外に強力な逃げ、先行がいる今年の枠並びでは、
必要以上に後ろに下げないとならなくなる。
出遅れてはならじと騎手の意識が手綱を通して馬に強く伝わると、
ミスへつながる恐れが無いわけではない。
また上手くスタートを切れたにしても、
外からの切れ込みを嫌って必要以上に出してしまうと、最後の伸びに関わる恐れもある。

1枠1番を引いた時の横山武騎手の成績を見ると、馬質を無視した表面上の数字では
四大場で【0−1−0−21】、東京では【0−1−0―7】。
対して札幌、函館、福島、小倉では【6−2−0−13】となっている。
さらにエフフォーリアも、どちらかというと跳びが大きいタイプ。
窮屈な競馬になった場合のデメリットは普通より大きいかもしれない。