イタリア料理のように韓国料理もグローバル化が可能だ.
(伊) アルベルト・モンディ

韓国料理は欧州で和食・中華料理に比べて認知度が低いが、2015年
ミラノ国際博覧会を契機に少しずつ広報効果が出ている。

イタリア人が接続する韓国関連ウェブサイトの韓国料理情報を見ると、
変化が見られる。かつてはビビンパ・プルコギのような食べ物を
集中的に広報した。最近は、食べ物よりは韓国式食堂や料理人、韓国料理の
材料を栽培する農家を紹介する。方向の転換のおかげで韓国料理の
裏面にある文化・環境と韓国自体をより有効的に知らせることができる。

韓国料理はポジショニングが必要だ。今回のワールド韓国料理フェスティバルの
「韓国料理は健康食だ」というテーマは効果満点だった。韓国は肥満率が
低い方であり、1人当たり野菜の消費量が世界2位だ。味噌・コチュジャン・
醤油・塩辛・キムチのような健康に良い醗酵食品もトレンドと合致する。
グローバル社会ではベジタリアン数が増え、食療法に対する関心が高い。
韓国料理も地中海料理のように健康食として注目される日が遠くない。

中央日報 (2017年11月17日)
http://japanese.joins.com/article/569/235569.html?servcode=100&;sectcode=120&cloc=jp|main|breakingnews