ハンJ読書部
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
アホなネトウヨにならないためにも読書して知性を磨きましょう。 >>733
西洋以外の文明において高度な「技術」はあれど「科学」に発展することはなかったんだよなぁ
オルテガも指摘しとる 韓国語を誰でも簡単に上達できる方法は、「ムサビ元春の韓国語誰でもマスターブログ」というブログで見られるらしいよ。ネットとか調べてもいいかもね。
CCBFY >>741
仕込みもだいたい分かるわけかね
やっぱりジジババや本当に底辺なのが引っかかるんやろか 20世紀の西洋については今度ニーアル・ファーガソンと
ホブズボームの本読んでみる予定やで
「20世紀の歴史」何回もチャレンジしては中途挫折してるンゴ >>743
> >>733
> 西洋以外の文明において高度な「技術」はあれど「科学」に発展することはなかったんだよなぁ
> オルテガも指摘しとる
このあたり、最初に取り組んだのはマックス・ヴェーバーやないか?
近代を考察するときに『世界宗教の経済倫理』は必須や。 >>748
五キロ本やと「西洋美術館」「日本美術館」
もおもろいやで解説も中身は当時の最先端や 最近ネトウヨの酷いの見過ぎで、カルトとか洗脳について勉強したくなったんですが
苫米地 英人ってどうなんでしょうか? 1番最初に出した『洗脳言論』ぐらいかな苫米地が学術「的」な本を書いたのは
後は先行の自己啓発的な本の内容をまとめた本を売ったり高額なDVDを販売したりして稼いでるイメージ
洗脳関連の本は多分軍事気密扱いだからまともな本が出てない気もする。
当時のオウム真理教についてまとめた本とか「社会心理学」とか「プロパガンダ」などの隣接するジャンルの本を読むのがよかったりするのかな
プロパガンダならちょっと前に流行った『ショック・ドクトリン』とかがいいんじゃないか 本題から逸れるが洗脳って割と身近なものなんだと思った。ネトウヨもそうだし、NHKが新型うつは甘えと報道したら2chの連中はまんまと扇動されて病人叩き始めた。 もともと人間のなかに○○叩きをしたいという動機があって
それにお墨付きを与えてられるのを待っている状態だからな キクマコ関連のあれこれもあってと学会系は評判悪いが
山本弘はヘイトとか南京虐殺否定論にもわりと勇猛に向かってたな
あくまで敵を笑い物にしてヘイトを叩くやり方は
なんだかんだハンJの一つのルーツな気がする いわゆる選書(全書)の起源は1933年に出た岩波全書やけど
佐藤卓巳の『『図書』のメディア史―「教養主義」の広報戦略』いわく
1955年の第一次新書ブームの時代に清水幾太郎が「いずれ全書戦争が来る」って予言したそうや
そして佐藤いわくその予言は当たったと・・・
朝日選書
岩波現代全書
NHKブックス
角川選書
角川叢書
講談社選書メチエ
新潮選書
筑摩選書
筑摩叢書
中公選書
中公叢書
平凡社選書
有斐閣選書
今全書レーベルこんなにあるもんなあ
岩波現代全書すこだけど四六判の本並の値段だから買うの悩むンゴ 『中核vs革マル』(上・下)立花隆
これを読めば君も共産趣味者になれる 立花隆の大著路線はすこ
日本共産党の研究 東大と天皇 中核と革マル どれも外れなしやで
大著路線以外はたまに外れもあるが ワイも立花隆すこ
ただ田中健五編集長時代の文藝春秋が内閣調査室と繋がってて反共キャンペーンやってたので
『日本共産党の研究』はその中で書かれたってのが玉に瑕
『特高史観と歴史の偽造―立花隆「日本共産党の研究」批判』っていう共産党による反論本も併せて読むとおもろい しかし立花の『宇宙からの帰還』だっけか、宇宙飛行士が宇宙から帰ってきてから続々と宗教家になったり神秘主義に走ったりとか言う話は今はどうなんだろう?
スペースシャトルから帰ってきて宗教家になったって話は聞かないよな お金がないって言われた時に、じゃあ公共図書館があるじゃない! 本を読む集中力がかなり失われてきとるんやけどどうしたらええんやろ
昔はよく読んどったんやけど >>759
> 立花隆の大著路線はすこ
> 日本共産党の研究 東大と天皇 中核と革マル どれも外れなしやで
> 大著路線以外はたまに外れもあるが
それはとても的確な指摘
立花隆が凄いときって、大手出版社の元で取材チームを組んだときなんだよね
「田中角栄研究」「日本共産党の研究」「中核vs革マル」とか
ところが、立花が個人としての責任において発言するとき、ちょっと信じられないくらいダメ発言しちゃってる
オウム事件のときの発言とか
立花の本領はジャーナリスティックな現場のコーディネーターじゃないか、という印象(「論駁」という論争技法の教科書になりうる名著なんかもあるけど) バークとかの政治思想研究は別にして電波系になっちゃったとしか思えない
近代史は陰謀史観論者になってて近衛文麿を諸悪の根源みたいにしてるし
『福田和也と“魔の思想” 日本呪詛のテロル文藝』って福田和也批判本に対して
福田和也は坪内祐三との対談で爆笑してたよ
そら福田の本質がポストモダニストだなんて誰もが知ってる事実であって・・・ >>767
『正統の哲学・異端の思想』『保守主義の哲学』は保守思想の概説書として今でも最高峰やと思ってるわ
何であんなことになってしまったんやろなぁ… へーかつてはそうだったんだ
上野千鶴子にオルグされたフェミニスト、その名は安倍晋三!
なんて電波飛ばしてるイメージしかなかったわ 中川氏の本ってどれもこれも絶版になってしまって入手困難やけど全集とか出ないんやろか >>768
正直その二冊もおかしいところはところどころ……
なので個人的には西部とか宇野とかの本の方がええかな >>772
はっきり言おう、全然駄目
単に60年代頃に知的ヒーロー(笑)として持ち上げられていただけ
まあ、一種の商品だったんだろう
基本的に左派の逆張り、それだけ
精神医学の知識もなく精神科臨床もしたこともない吉本が、トンデモ心理カウンセラー(吉本信者)が持ってきた切実な精神疾患のケースに対して、「〜までしないと治らないんじゃないかな」とか思いつきをポンポンと喋り、
信者カウンセラーが有り難くそのお言葉を頂戴するという対談本を読んだ時の「ああ、この人たちはあっちの世界に住んでるんだ」という脱力感は忘れられない >>771
西部は反米思想強すぎて好きじゃない
親英米路線を取る保守を一絡げにネトウヨ呼ばわりする奴が増えて保守の分断招いた張本人やろ >>761
「宇宙から帰ってきたら神の言葉を伝えるようになった」
んじゃなくてもともと敬虔なクリスチャンが宇宙に行っただけ
その人は宇宙行く前からずっと神のことを語ってたんだけど
「宇宙飛行士」が神を語るからメディアに取り上げらるようになっただけ >>772
歴史的意義以上のものはない気がするな
戦時中に「愛国少年」だったという絶対安全圏から年長の左派文学者たち(花田清輝とか)の過去の行動を「戦争協力」として裁くスタンスで論壇に出てきたような人だし
『共同幻想論』も『言語にとって美とはなにか』も着想の大がかりさは面白いかも知れないけど、しっかりした人文系・社会系の学問的訓練を積まないまま書かれた大著だから欠陥が多すぎる
典型的な「文系の学問なんか自分には余裕でできる」と思っちゃってる理系タイプじゃないかなと思う
左翼から右翼に急旋回した歌人の岡井隆とかもそうだけど、戦時中に「理系」として優遇された(同世代の文系学生と違って徴兵猶予の特権があった)人たちほど変な使命感に駆られて社会的発言を繰り返してきたイメージ
それが彼らのオウムとか原発とかでの駄目っぷりにつながってる >>773
>>777
サンキューガッツ
左巻き界隈だと結構出てくる名前だから抑えとこうと思ったんですが、そんな感じなんやな
超資本論読んだら西部に切り替えていく >>764
視力と目の回りの筋力低下
に心当たりのない年代なら
単にネットやらなんやら見てることでで
1日に処理できる文字量をオーバーしてる
ってことじゃね >>779
後者には心当たりあるわ
そういうもんかな
試しに朝起きてすぐ本読んでみるわ スレに影響されて久々に本買ったで
齋藤 孝の読書力なんやが、なかなか面白くて読み進めてるわ。読書を通じて自己形成に努めるで! >>781
卑近なこと言って申し訳ないんやが、それって脱力タイムズに出てくる人?
漢字の成り立ちとか結構うんちくとして勉強になるから好きだわ〜
ワイも読んでみようかな >>782
その番組に出ているか知らんが、声に出して読みたい日本語の著者やで
新書の中では読みやすい書き方やからオススメやで! >>783
サンガツ!
普段は古い翻訳されたものしか読まなくて頭悩ませてたから、読みやすいやつはありがたいわ
今日帰りに書店立ち寄ってみるわ〜 >>772
吉本隆明はあくまでも文学者(詩人・評論家)としての「芸」の切れ味その凄みで評価するべき人だと思う
逆に言うと、文学者吉本に、「社会的諸問題への実践的な指針、思想的指南」を求めてもあまり意味ない。
戦後進歩的知識人批判の異様な切れ味、罵詈雑言に溢れかえるサービス精神とえぐいまでの闘争精神は、三島由紀夫が「思わず性的興奮を覚えた」と絶賛したほど面白い。
お勧めは「文学の戦後(対談)」や「反核異論」所収の鮎川信夫との対談、後は「情況への発言全集成」(特に80年代末90年代のは、良い意味でも悪い意味でも興味深かった)
また、「共同幻想論」なんかは、これも三島の言葉だったと思うが、特に後半の展開は、超一級品の「文芸評論作品」として読みうる 吉本隆明は確かに歴史的意義以上のものはない気がするやね
吉本のフォロワーは異常に多いから一冊くらい読んでおいても損はない気がするんやけど
吉本は論争だと無敵を誇ってきたけど今見なおすと本当に吉本が勝ってたのか謎や
たまたま当時の聴衆とジャッジが時代に阿った吉本贔屓だけだったんちゃうか
VS日本共産党:「非転向」こそ大衆を捉えたとかいう大雑把な議論
VS花田清輝:一方的に花田を「転校ファシスト」と罵倒して勝利宣言
VS丸山眞男:丸山の実像を捉えていないありきたりな近代エリート批判
VS埴谷雄高:コムデギャルソンの服をめぐる死ぬほどくだらない口喧嘩
VS「文学者の反核声明」:旧左翼の党派性を批判しただけ
でも80年代のサブカルチャーに注目しはじめた頃の吉本の著作だけはちょっとすこ
少女漫画やテレビCMについて論じた『マス・イメージ論』とか 最近ちょっと話題になっとる伊藤亜紗という美学者のインタビューがあったから紹介するやで
博士論文はフランスの詩人ヴァレリーやけど、むしろ「身体」をとっかかりにいろんな障害のある人たちが世界をどう感じ、どう表現しとるのかについて書いた本が話題やな
https://www.pola.co.jp/we/digital/ito-asa01/
https://www.pola.co.jp/we/digital/ito-asa02/
https://www.pola.co.jp/we/digital/ito-asa03/
伊藤亜紗:1979年東京都生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学、現代アート。
2010年に東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美学芸術学専門分野博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)。
主な著作に『どもる体』(医学書院)『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版)、『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社)など。 >>787
> 吉本隆明は確かに歴史的意義以上のものはない気がするやね
そんなこと言い出したら、日本共産党も花田も丸山も埴谷も「歴史的意義以上のものはない」よw
吉本の数多の論争も、文学者表現者の「芸」として評価しないと評価にならない
「非転向の転向」とか、チェスタートンばりの「逆説」的言辞だよ。
そもそも「非転向」が「転向」なんておかしいんだけど、あえて、その言辞を駆使することで、
転向非転向を巡る共産党の陰惨で滑稽な悲喜劇その真実を、一挙に露出させた手際はたいしたものだよ >>789
ほーおもしろそう
ワイの中で美学って中井正一とか谷川渥で止まってるから手を出してみようかな
学生時代に「美学入門」って一般教養の講義でカントの『判断力批判』読まされたンゴねえ・・・ >>789
なんたる偶然
ちょうど『目の見えない人は世界をどう見ているのか』を読もうと思っていたところ
まだ買ってないが 心の日帝に気を付けるハンJ的には
まともな保守派に山本七平も入れてあげたいが
公害とかイザヤベンダサンとかちょいちょい
七平はガイジ案件あるんが微妙やな
なぜか若手保守派が語るときはそこガン無視するけどおかしいやろ >>794
> 公害とかイザヤベンダサンとかちょいちょい
> 七平はガイジ案件あるんが微妙やな
「私の中の日本軍」「一下級将校の見た帝国陸軍」は名著
イザヤベンダサン批判の浅見 定雄「偽日本人とユダヤ人」は批判としての有効性はさほど高くない(山本に対して致命傷を与えたいのなら、山本の「日本人論」をちゃんと俎上に載せるべき)が、
山本の英語力が高校英語レベルもない、ことを暴露したのは、翻訳家で山本書店店主としては痛打だったろう
「公害発言」とかは、財界御用保守PHP文化人としての振る舞いで、まあ、そんなもんだろう >>794
「公害」問題に関して追加
> なぜか若手保守派が語るときはそこガン無視するけどおかしいやろ
そもそも「保守」思想ってのは「強者富者の思想」で、特に日本の財界御用達PHP文化人的保守の場合、「護民」的な意識が薄い
「水俣病の被害者は厚生省の指示を無視して魚食ったから被害は自己責任」みたいなことを言った自民党議員いたが、そういう冷酷体質強いよ日本の保守って。
山本とか曾野綾子とか。
【公害で多少犠牲者が出ても、企業が頑張って国を富ますこと最優先、国が富めば国民も潤う】みたいな露骨な本音を
心の奥底に秘めている。若手保守派としては、そういう「保守派の露骨な本音」には触れたくないんだろうね >>795
それに付け加えるなら「ある異常体験者の偏見」「現人神の創造者たち」とかもか
山本七平は当たり外れが激しいイメージあるわ
盟友の小室直樹と同じで当たり外れ激しいわりに変な信者も多いのが共通点 山本七平論は高澤秀次『戦後日本の論点―山本七平の見た日本』とか稲垣武『怒りを抑えし者―「評伝」山本七平』があるやね
『現人神の創造者たち』『日本的革命の哲学』『洪思翊中将の処刑』あたりは面白く読んだわ
ワイも>>795で出てるように旧約学者の浅見定雄にボコられたの知ってるからあんまりいい印象はないわ・・・ 高澤はともかく稲垣は「悪魔祓いの戦後史」は戦後左派検証の労作なんやが
その後すっかり凡百の右派論客になったんがもったいなかった
保守論壇って人を育てるのが地味にどへたくそやねん 優れた朝鮮思想史研究者だった古田博司もすっかりダメな嫌韓言論人になってもうたしなあ
保守論壇の劣化については稲垣と同じく朝日新聞出身で論座編集長だった
上丸洋一『『諸君!』『正論』の研究―保守言論はどう変容してきたか』が興味深かったわ
冷戦終結後の90年代から右派論壇誌が敵を喪って一気に劣化していく 黒田寛一が作ったこぶし書房のこぶし文庫にはお世話になったゾ
近代日本思想史で重要な思想家の著作が沢山入ってる このスレ読書家ニキ多いんで、ワイ初歩的過ぎて笑われそうやけど是非お薦めして欲しいンゴ
・廃仏毀釈
・国家神道
・元々の神道
・廃仏毀釈からの復興
この4つについて勉強出来る本教えてクレメンス
先祖代々氏子だった神社さんが神社本庁に所属していたと知ってショックなんや
郷土資料もあたるつもりやがこれは!って奴お願いします >>802
はえーあの出版社ってクロカンが作ったんすねー(無知)
京都学派オタクだから務台理作著作集とか九鬼周造エッセンスとか、最近は戸坂潤の全集未収録論文集でお世話になってるゾ >>803
◆廃仏毀釈関係
安丸良夫『神々の明治維新―神仏分離と廃仏毀釈』岩波新書
圭室文雄『神仏分離』教育社歴史新書
辻善之助・村上専精・鷲尾順敬編『新編 明治維新神仏分離史料』名著出版
◆国家神道関係
村上重良『国家神道』岩波新書
阪本是丸『国家神道形成過程の研究』岩波書店
島薗進『国家神道と日本人』岩波新書
◆神道の歴史
岡田荘司『日本神道史』吉川弘文館
新谷尚紀『神々の原像 祭祀の小宇宙』吉川弘文館
高取正男『神道の成立』平凡社ライブラリー
◆近代日本仏教関係
末木文美士『思想としての近代仏教』中公選書
柏原祐泉『日本仏教史 近代』吉川弘文館
碧海寿広『入門 近代仏教思想』ちくま新書
手に入りやすくて読みやすそうな本からチョイス
新書あたりから読み始めたらええと思う >>804
黒寛のあの晦渋な思想と無茶苦茶な運動論理に京都学派の影響があったと思うと不思議な感じやねえ・・・
こぶし文庫のラインナップはクロカンの愛読書中心に編まれたそうで こぶし書房Twitterやってるやん…
>>807
他党派と正当性を競争するんじゃなくて、まず他党派を潰せやからね >>800
古田博司の超絶劣化はほんまに衝撃やったわ
文春新書の「東アジア反日トライアングル」までは
タイトルはあれでも中身はそこそこいけたんやが
最近は完璧にただの粗製乱造嫌韓おじさん >>806
概ね異論はないけど
新田均の「現人神という幻想」
って宗教史ガチ勢からはどういう評価なん?
阪本是丸とかの議論を大衆化させただけなんかな >>811
自分は昔日本思想史学会の会員やってんけどあの界隈では新田均の評価は低いやね
同じ保守派研究者でも阪本是丸とはかなりレベルの差がある
國學院の阪本是丸門下はみんな優秀なんで最近は保守派の神道研究も進んできとるし
日本会議関係の人間なんで色眼鏡で見られがちやけど神道研究で優秀なのは大原康男もおるね
『忠魂碑の研究』『神道指令の研究』あたりは先駆的著作やし ここの人明らかに暇な学生とか読書家のレベル越えてるよね
どう考えても研究者 >>813
何だかんだ読んでる人は読んでるって結論やと思うで >>813
文系の院生(卒)は間違いなくおるやろな >>796
保守とは違うけど戦前の右なら三宅雪嶺や陸羯南は足尾鉱毒や高島炭鉱に批判的だったよな
政府が西欧化というある種の革新を掲げていたから
国粋保存主義や国民主義が官に対するカウンターになったという部分もあるのかもしれんが 三宅雪嶺といえば、
彼の『真善美日本人』/『偽醜悪日本人』(初版1891年)のセットは、是非このスレで紹介しておきたい。
講談社学術文庫では絶版になって入手困難だけど大学図書館にはあるし、日本の名著27にも収録されてる。エッセイなんだけど日本人性についていい分析をしてる。 宇沢弘文先生が経済学への社会的共通資本の概念の導入に取り組み始めたのも水俣公害がきっかけだったと思う
それまではフランク・ナイトの弟子でオーソドックスな新古典派経済学者だった 経済学は素人やけど宇沢の『自動車の社会的費用』『「成田」とは何か』は名著やと思うなあ
戦後に陸羯南の再評価の契機を作ったのは丸山眞男やったな
それを大衆向けに焼き直して歴史小説で明治ナショナリズムを称揚したのが司馬遼太郎
どっちも90年代にカルスタの批判の対象になってもうたが・・・ >>809
あまり関わらない方がいいヤバイとこではある
自分の知り合いが興味本位でよせばいいのにそこに電話したら、
半年くらいつきまとわれたとさ(「○○の催し是非お越し下さいませ」と女性からの誘い) 京都学派関係の著作を沢山復刊してる燈影舎って出版社も
西田天香の一燈園っていう宗教コミューン系列やし
京都学派は一部のセクトにもウケがいいみたいやね >>821
あそこ一灯園系列やったんか
京都哲学選書はお世話になったわ 早稲田大学の渡部直己、陳謝。学生に「おれの女になれ」と言うなど「過度な求愛」をし、退学に追い込んでいた
http://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1529492596/
渡部直己やらかしたみたいやな
『不敬文学論序説』は面白く読んだが >>823
左派の批評家として筋は悪くなかったが、蓮實おじいちゃんの威光をカサにきて暴言吐きまくっとるし、基本的に昔から問題児やったからな
お友達のスガ秀実もストーカーまがいのことしてセクハラ擁護みたいな文章をWB(早稲田文学のフリーペーパー)に書いとったし
その種のセクハラ擁護に使われがちな、ハラスメントやポリコレへの萎縮で何もできなくなる系のDD論(たぶんジジェクあたりが元祖)が今後また出てくるんかなと思うとウンザリや
浅田彰は次の「憂国放談」あたりでこの件に触れて、田中康夫相手にこの手のDD論かましてくるかもしれんな セクハラと言えば大澤真幸もなんか噂がなかったか?
小谷野敦は無実の濡れ衣とか言うとったが
なにぶん小谷野あっくんの言うことやから信用してええのか >>823
渡部っていま早大に勤務しとったんか
00年代初頭に浅田彰とか奥泉光とかスガ秀実と一緒に近畿大に就職したのまでは覚えとるが
『日本近代文学と「差別」』は読んだンゴ >>825
大澤は自ら京大辞めとったね
社会学だと内田隆三も醜聞あったみたいやけど定年まで乗り切っとったな
小谷野のあっくんはこの手のゴシップにすぐ食いつくからおもろい >>826
近大は浅田やなくて柄谷やな
あそこは世耕家が経営しとるんやが、今の経産相の叔父か誰かが日本浪曼派の詩人だったのをきっかけに後藤明生とか歌人の塚本邦雄とかを呼んで文芸学部を立ち上げたんや
ただ世耕家の代替わりやなんかで教員の入れ替わりがあって柄谷も渡部もやめたみたいやな
浅田は京大経済で万年助教授やったのが渡邉守章のコネで京都造形芸大の大学院長かなんかに引っ張られたんや >>828
サンガツはぇ〜すっごい面白い
近代文芸学部に世耕家〜日本浪漫派〜後藤明生・塚本邦雄〜『批評空間』って流れがあったとは 『時間と自己』木村敏
あとは中井久夫や河合隼雄の諸々の著書
河合隼雄はユング派ということでオカルト扱いされてる面もあるが、河合の日本人論や日本文化論は一読の価値があるで 中井久夫 木村敏 河合隼雄
わいもこの三人は精神分析系3トップのイメージやな
若手やと春日武彦と斎藤環辺りが売れ筋か?
河合隼雄ってエラノス会議にも出たことあるし相当な教養あるやろ >>831
あの歳で亡くなったのはホンマ残念やで
なお兄の雅雄は100歳過ぎてるらしいで 精神病理学で今イケイケなのは松本卓也やな
今度出る本に木村敏も推薦文書いとる >>833
『享楽社会論』とか『天使の食べ物』とか良かったな
ラカン派やと医者やないけど立木康介の書くものもワイはわりと好きや >>830
木村敏すこ😃すこ😄
ハイデガーとの組み合わせすこ😍
その後薬理の進歩で時代遅れになったとこはあるが😫自他の間の話は古びてない🙆
あとハイデガーの存在と時間🤔については
古典の扉〈第1集〉 (中公クラシックス) の木田元センセの構成概要解説が楽しくてすこ🤗
存在と時間はぶっちゃけ全構想のハシリの部分でコケた失敗作😆だけど価値がある🤣
それを予め抑えておくだけで読みやすいよって随筆なんだ🤗 ちょうど精神分析の流れだしジジェクの名前も出てるけどジジェクってどうなんけ?🤔
ワアはフランス語読めないし『エクリ』の邦訳にも挫折したから『ラカンはこう読め』はありがたかったんだ😊
あとジジェクの映画論すこなんだ🤗 なんか青空文庫の掲載むかしより減ってるよね
スチュアート・ミルとか昔タダで読んだ気がするんだけど、なくなってる
哲学が話題になってるから思い出した >>833
序文見てみた😆
http://www.jimbunshoin.co.jp/files/matsumoto%20intro.pdf
DSM言及ええな😮と思ったが🤓
>現代とは、いわば存在しない父への信頼を前提とした包摂のシステムをご破産にし、全員を日常的な排除のシステムのなかに位置づける時代にほかならない
あーラカンやなー🤤道具立て古いままなんやなー感🤥
誰かこの予想払拭してくれ😘 >>836
カント〜ヘーゲルのドイツ観念論の流れをラカン派の概念を使いながら整理してくのがメインの仕事って感じなんかな
「ラカン派の言葉で映画について論じること自体がラカン派の解説になってる」映画論と同じで、思想的な仕事も基本は「ラカン派の言葉で哲学を論じること自体がラカン派の解説にもなってる」ように読んどったわ
最近はマルクス・ガブリエルなんかとも共著出しとるし、ドイツ思想の中でもシェリングに注目しとるイメージやな
社会的・政治的発言はちょいちょい冷笑系逆張りおじさんみたいなとこあるんやが(だから浅田彰なんかと相性いいのかもしれん)まあそのへんは好みやな 生物スゴい→人間スゴい→俺スゴい
進化論や生物学の本は最高の自己啓発書 最近出版された朝日ぎらい凄く面白そうだけど読んだ人居ますか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています