ハンJ読書部
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アホなネトウヨにならないためにも読書して知性を磨きましょう。 心の日帝に気を付けるハンJ的には
まともな保守派に山本七平も入れてあげたいが
公害とかイザヤベンダサンとかちょいちょい
七平はガイジ案件あるんが微妙やな
なぜか若手保守派が語るときはそこガン無視するけどおかしいやろ >>794
> 公害とかイザヤベンダサンとかちょいちょい
> 七平はガイジ案件あるんが微妙やな
「私の中の日本軍」「一下級将校の見た帝国陸軍」は名著
イザヤベンダサン批判の浅見 定雄「偽日本人とユダヤ人」は批判としての有効性はさほど高くない(山本に対して致命傷を与えたいのなら、山本の「日本人論」をちゃんと俎上に載せるべき)が、
山本の英語力が高校英語レベルもない、ことを暴露したのは、翻訳家で山本書店店主としては痛打だったろう
「公害発言」とかは、財界御用保守PHP文化人としての振る舞いで、まあ、そんなもんだろう >>794
「公害」問題に関して追加
> なぜか若手保守派が語るときはそこガン無視するけどおかしいやろ
そもそも「保守」思想ってのは「強者富者の思想」で、特に日本の財界御用達PHP文化人的保守の場合、「護民」的な意識が薄い
「水俣病の被害者は厚生省の指示を無視して魚食ったから被害は自己責任」みたいなことを言った自民党議員いたが、そういう冷酷体質強いよ日本の保守って。
山本とか曾野綾子とか。
【公害で多少犠牲者が出ても、企業が頑張って国を富ますこと最優先、国が富めば国民も潤う】みたいな露骨な本音を
心の奥底に秘めている。若手保守派としては、そういう「保守派の露骨な本音」には触れたくないんだろうね >>795
それに付け加えるなら「ある異常体験者の偏見」「現人神の創造者たち」とかもか
山本七平は当たり外れが激しいイメージあるわ
盟友の小室直樹と同じで当たり外れ激しいわりに変な信者も多いのが共通点 山本七平論は高澤秀次『戦後日本の論点―山本七平の見た日本』とか稲垣武『怒りを抑えし者―「評伝」山本七平』があるやね
『現人神の創造者たち』『日本的革命の哲学』『洪思翊中将の処刑』あたりは面白く読んだわ
ワイも>>795で出てるように旧約学者の浅見定雄にボコられたの知ってるからあんまりいい印象はないわ・・・ 高澤はともかく稲垣は「悪魔祓いの戦後史」は戦後左派検証の労作なんやが
その後すっかり凡百の右派論客になったんがもったいなかった
保守論壇って人を育てるのが地味にどへたくそやねん 優れた朝鮮思想史研究者だった古田博司もすっかりダメな嫌韓言論人になってもうたしなあ
保守論壇の劣化については稲垣と同じく朝日新聞出身で論座編集長だった
上丸洋一『『諸君!』『正論』の研究―保守言論はどう変容してきたか』が興味深かったわ
冷戦終結後の90年代から右派論壇誌が敵を喪って一気に劣化していく 黒田寛一が作ったこぶし書房のこぶし文庫にはお世話になったゾ
近代日本思想史で重要な思想家の著作が沢山入ってる このスレ読書家ニキ多いんで、ワイ初歩的過ぎて笑われそうやけど是非お薦めして欲しいンゴ
・廃仏毀釈
・国家神道
・元々の神道
・廃仏毀釈からの復興
この4つについて勉強出来る本教えてクレメンス
先祖代々氏子だった神社さんが神社本庁に所属していたと知ってショックなんや
郷土資料もあたるつもりやがこれは!って奴お願いします >>802
はえーあの出版社ってクロカンが作ったんすねー(無知)
京都学派オタクだから務台理作著作集とか九鬼周造エッセンスとか、最近は戸坂潤の全集未収録論文集でお世話になってるゾ >>803
◆廃仏毀釈関係
安丸良夫『神々の明治維新―神仏分離と廃仏毀釈』岩波新書
圭室文雄『神仏分離』教育社歴史新書
辻善之助・村上専精・鷲尾順敬編『新編 明治維新神仏分離史料』名著出版
◆国家神道関係
村上重良『国家神道』岩波新書
阪本是丸『国家神道形成過程の研究』岩波書店
島薗進『国家神道と日本人』岩波新書
◆神道の歴史
岡田荘司『日本神道史』吉川弘文館
新谷尚紀『神々の原像 祭祀の小宇宙』吉川弘文館
高取正男『神道の成立』平凡社ライブラリー
◆近代日本仏教関係
末木文美士『思想としての近代仏教』中公選書
柏原祐泉『日本仏教史 近代』吉川弘文館
碧海寿広『入門 近代仏教思想』ちくま新書
手に入りやすくて読みやすそうな本からチョイス
新書あたりから読み始めたらええと思う >>804
黒寛のあの晦渋な思想と無茶苦茶な運動論理に京都学派の影響があったと思うと不思議な感じやねえ・・・
こぶし文庫のラインナップはクロカンの愛読書中心に編まれたそうで こぶし書房Twitterやってるやん…
>>807
他党派と正当性を競争するんじゃなくて、まず他党派を潰せやからね >>800
古田博司の超絶劣化はほんまに衝撃やったわ
文春新書の「東アジア反日トライアングル」までは
タイトルはあれでも中身はそこそこいけたんやが
最近は完璧にただの粗製乱造嫌韓おじさん >>806
概ね異論はないけど
新田均の「現人神という幻想」
って宗教史ガチ勢からはどういう評価なん?
阪本是丸とかの議論を大衆化させただけなんかな >>811
自分は昔日本思想史学会の会員やってんけどあの界隈では新田均の評価は低いやね
同じ保守派研究者でも阪本是丸とはかなりレベルの差がある
國學院の阪本是丸門下はみんな優秀なんで最近は保守派の神道研究も進んできとるし
日本会議関係の人間なんで色眼鏡で見られがちやけど神道研究で優秀なのは大原康男もおるね
『忠魂碑の研究』『神道指令の研究』あたりは先駆的著作やし ここの人明らかに暇な学生とか読書家のレベル越えてるよね
どう考えても研究者 >>813
何だかんだ読んでる人は読んでるって結論やと思うで >>813
文系の院生(卒)は間違いなくおるやろな >>796
保守とは違うけど戦前の右なら三宅雪嶺や陸羯南は足尾鉱毒や高島炭鉱に批判的だったよな
政府が西欧化というある種の革新を掲げていたから
国粋保存主義や国民主義が官に対するカウンターになったという部分もあるのかもしれんが 三宅雪嶺といえば、
彼の『真善美日本人』/『偽醜悪日本人』(初版1891年)のセットは、是非このスレで紹介しておきたい。
講談社学術文庫では絶版になって入手困難だけど大学図書館にはあるし、日本の名著27にも収録されてる。エッセイなんだけど日本人性についていい分析をしてる。 宇沢弘文先生が経済学への社会的共通資本の概念の導入に取り組み始めたのも水俣公害がきっかけだったと思う
それまではフランク・ナイトの弟子でオーソドックスな新古典派経済学者だった 経済学は素人やけど宇沢の『自動車の社会的費用』『「成田」とは何か』は名著やと思うなあ
戦後に陸羯南の再評価の契機を作ったのは丸山眞男やったな
それを大衆向けに焼き直して歴史小説で明治ナショナリズムを称揚したのが司馬遼太郎
どっちも90年代にカルスタの批判の対象になってもうたが・・・ >>809
あまり関わらない方がいいヤバイとこではある
自分の知り合いが興味本位でよせばいいのにそこに電話したら、
半年くらいつきまとわれたとさ(「○○の催し是非お越し下さいませ」と女性からの誘い) 京都学派関係の著作を沢山復刊してる燈影舎って出版社も
西田天香の一燈園っていう宗教コミューン系列やし
京都学派は一部のセクトにもウケがいいみたいやね >>821
あそこ一灯園系列やったんか
京都哲学選書はお世話になったわ 早稲田大学の渡部直己、陳謝。学生に「おれの女になれ」と言うなど「過度な求愛」をし、退学に追い込んでいた
http://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1529492596/
渡部直己やらかしたみたいやな
『不敬文学論序説』は面白く読んだが >>823
左派の批評家として筋は悪くなかったが、蓮實おじいちゃんの威光をカサにきて暴言吐きまくっとるし、基本的に昔から問題児やったからな
お友達のスガ秀実もストーカーまがいのことしてセクハラ擁護みたいな文章をWB(早稲田文学のフリーペーパー)に書いとったし
その種のセクハラ擁護に使われがちな、ハラスメントやポリコレへの萎縮で何もできなくなる系のDD論(たぶんジジェクあたりが元祖)が今後また出てくるんかなと思うとウンザリや
浅田彰は次の「憂国放談」あたりでこの件に触れて、田中康夫相手にこの手のDD論かましてくるかもしれんな セクハラと言えば大澤真幸もなんか噂がなかったか?
小谷野敦は無実の濡れ衣とか言うとったが
なにぶん小谷野あっくんの言うことやから信用してええのか >>823
渡部っていま早大に勤務しとったんか
00年代初頭に浅田彰とか奥泉光とかスガ秀実と一緒に近畿大に就職したのまでは覚えとるが
『日本近代文学と「差別」』は読んだンゴ >>825
大澤は自ら京大辞めとったね
社会学だと内田隆三も醜聞あったみたいやけど定年まで乗り切っとったな
小谷野のあっくんはこの手のゴシップにすぐ食いつくからおもろい >>826
近大は浅田やなくて柄谷やな
あそこは世耕家が経営しとるんやが、今の経産相の叔父か誰かが日本浪曼派の詩人だったのをきっかけに後藤明生とか歌人の塚本邦雄とかを呼んで文芸学部を立ち上げたんや
ただ世耕家の代替わりやなんかで教員の入れ替わりがあって柄谷も渡部もやめたみたいやな
浅田は京大経済で万年助教授やったのが渡邉守章のコネで京都造形芸大の大学院長かなんかに引っ張られたんや >>828
サンガツはぇ〜すっごい面白い
近代文芸学部に世耕家〜日本浪漫派〜後藤明生・塚本邦雄〜『批評空間』って流れがあったとは 『時間と自己』木村敏
あとは中井久夫や河合隼雄の諸々の著書
河合隼雄はユング派ということでオカルト扱いされてる面もあるが、河合の日本人論や日本文化論は一読の価値があるで 中井久夫 木村敏 河合隼雄
わいもこの三人は精神分析系3トップのイメージやな
若手やと春日武彦と斎藤環辺りが売れ筋か?
河合隼雄ってエラノス会議にも出たことあるし相当な教養あるやろ >>831
あの歳で亡くなったのはホンマ残念やで
なお兄の雅雄は100歳過ぎてるらしいで 精神病理学で今イケイケなのは松本卓也やな
今度出る本に木村敏も推薦文書いとる >>833
『享楽社会論』とか『天使の食べ物』とか良かったな
ラカン派やと医者やないけど立木康介の書くものもワイはわりと好きや >>830
木村敏すこ😃すこ😄
ハイデガーとの組み合わせすこ😍
その後薬理の進歩で時代遅れになったとこはあるが😫自他の間の話は古びてない🙆
あとハイデガーの存在と時間🤔については
古典の扉〈第1集〉 (中公クラシックス) の木田元センセの構成概要解説が楽しくてすこ🤗
存在と時間はぶっちゃけ全構想のハシリの部分でコケた失敗作😆だけど価値がある🤣
それを予め抑えておくだけで読みやすいよって随筆なんだ🤗 ちょうど精神分析の流れだしジジェクの名前も出てるけどジジェクってどうなんけ?🤔
ワアはフランス語読めないし『エクリ』の邦訳にも挫折したから『ラカンはこう読め』はありがたかったんだ😊
あとジジェクの映画論すこなんだ🤗 なんか青空文庫の掲載むかしより減ってるよね
スチュアート・ミルとか昔タダで読んだ気がするんだけど、なくなってる
哲学が話題になってるから思い出した >>833
序文見てみた😆
http://www.jimbunshoin.co.jp/files/matsumoto%20intro.pdf
DSM言及ええな😮と思ったが🤓
>現代とは、いわば存在しない父への信頼を前提とした包摂のシステムをご破産にし、全員を日常的な排除のシステムのなかに位置づける時代にほかならない
あーラカンやなー🤤道具立て古いままなんやなー感🤥
誰かこの予想払拭してくれ😘 >>836
カント〜ヘーゲルのドイツ観念論の流れをラカン派の概念を使いながら整理してくのがメインの仕事って感じなんかな
「ラカン派の言葉で映画について論じること自体がラカン派の解説になってる」映画論と同じで、思想的な仕事も基本は「ラカン派の言葉で哲学を論じること自体がラカン派の解説にもなってる」ように読んどったわ
最近はマルクス・ガブリエルなんかとも共著出しとるし、ドイツ思想の中でもシェリングに注目しとるイメージやな
社会的・政治的発言はちょいちょい冷笑系逆張りおじさんみたいなとこあるんやが(だから浅田彰なんかと相性いいのかもしれん)まあそのへんは好みやな 生物スゴい→人間スゴい→俺スゴい
進化論や生物学の本は最高の自己啓発書 最近出版された朝日ぎらい凄く面白そうだけど読んだ人居ますか? ネトウヨにならないため?はだしのゲンと帰ってきたヒトラーで良いけ? 本スレに張られたとたん単発ネトウヨハゲが湧いてきて草 >>21
ファイヤーアーベントはプラトンの対話篇をパロった「知についての3つの対話」ってのが読みやすくて面白かったで
もう絶版やけど >>589
野矢さんの無限論の教室面白いで
集合論の入門書の入門書って感じ 光文社古典新訳文庫ってどうなん?
カントとかルソーとか岩波文庫より読みやすそうやしどうしようかなと思っとるんやが やっぱり信頼あるのは岩波なんかな
文学の方は作品によっては賛否両論あるみたいやね >>860
出版社より訳者に依るところが大きいやろな
カントなら熊野さんの翻訳が新しい上に割とフラット(慣習的なペダンチックな造語を使わない)かつ原文に忠実で読みやすいで
あと出版されたかは知らんがヘーゲルの翻訳も面白かったで
それと、竹田は絶対あかん >>842
多少スレチやけど進化論ほど心が躍る分野もなかなかないよな
自然淘汰と突然変異とその歴史は単純でありながら弱肉強食と言えるほど軽薄やない
環境の変化や運によって最強だった生物も淘汰されるしさっぱり淘汰されん生物もおる
残酷やけど進化論こそまさに世界の要石やと思うわ
ただ遺伝決定論や個体を無意味扱いする思想は申し訳ないがNG 竹田はあかんで草 長谷川さんのと合わせてヘーゲルの新書こないだ買ってもうたわカントの方は石川さんの新書やったけど
熊野さんカントの訳もしとるんやね 最近はマルクスの仕事してるイメージあったわ
見た感じちょっと高いから図書館で探してみるわ、サンガツ! こんなネトウヨ本って誰が読むんだろ?
ネトウヨ自体本読まないし
https://i.imgur.com/ewM6YcZ.jpg バタイユ訳した中条省平が「ボクの訳は生田耕作さんの訳より韻を意識してます」って言ってた記憶
進化論は明治大正の日本思想史で影響力のあったファッションやったな
丘浅次郎の『進化論講話』(1904)はベストセラーやったしダーヴィン・ラマルキ・スペンサーの影響は強かった
新マルサス主義の産児抑制運動なんかも進化論の副産物やしね 優生学や社会進化論や用不用説はバーナード・ショーなんかがそれについての論文書いてたはずやし20世紀初頭は科学の発展と重なったのもあって
世界全体の思想に大きな影響を与えたんやろうなぁ SFの話もしてええんか?
幼年期の終わりとか星を継ぐものとかの古典SFは読んだやつ多そうやけどイーガンとかチャンとかの現代SFもぜひ読んでほしいで
AIやらシンギュラリティやらが騒がれてる今だからこそや >>60
英語教育の論争なら有名だったね。訳読推進論者で英語を喋れない原因を、作った人や
英語能力な疑問は持たれてた人 wikipediaに書かれてる通り。
http://d.hatena.ne.jp/TerasawaT/touch/20111130/1322650169
いろんな人が英語で対戦ディベートしようとしてたけど逃げ回ってた記憶しかない。 SFといえばここの住人に「われら」をおすすめされたな
まだそこまで手が回ってないから早く読みたい そうした明治後期〜大正の進化論やらベルクソンブームの流れを日文研の鈴木貞美が「大正生命主義」って命名したんやけど
イマイチ定着しませんでしたね… SFよりの純文学として安部公房の「第四間氷期」も面白いで
100%正確に未来予知できる機械ができた世界を舞台に人間を戯画化
幻想的な次世代生物なんかも出てきて乾いた筆致で読みやすい 人はコンピューターを描くときどうにも人間の形状で書いてばかりいる云々の話が心に残っとるな
あれもある意味次世代の生物に我々旧人類が淘汰される話とも見れるんやろうか
未来予知の機械ならディックのSF小説やアフターマンだっけ?あの作品が思い出されるな
世界SF全集復刻してくれんかいな >>871
はえ〜大正生命主義って聞いたことあったけど、あれ鈴木貞美の命名なんやな
西田幾多郎みたいな思想家はもちろん、近代文学(斎藤茂吉の短歌写生説とか)を論じるうえでも重要な観点やと思うから、もっと普及してほしいな
鈴木貞美は『近代の超克』本が気になっとるけど分厚すぎてまだ手を出せんでおるわ >>869
岩波の重版再開ウレシイ...ウレシイ... 鈴木貞美の文学史本っておもろいけど今どういう評価なんや?
日本語の本が酷評多かったし吹かしが多いんかと疑っとるんやが >>860
光文社の翻訳問題は、富山大の藤井一行(岩波文庫「ロシア革命史」の翻訳
家)が、スタンダール、ドストエフスキー誤訳問題を取り上げ、光文社の出版
責任を厳しく批判してる
中でも、トロツキー翻訳の森田成也(光文社「永続革命論」「レーニン」岩波文庫「我が生涯」)の
誤訳どころか最低最悪の「盗訳」ぶり(もっというと、森田はそもそもロシア
語の翻訳能力がない疑惑)をあますところ無く暴露してて、ロシア語できない
自分でも、藤井の批判に圧倒的に理があることは納得できた
トロツキー翻訳には、英語からの重訳本がけっこうあり、森田は、「ロシア語
原典からの本邦初訳!」を売りにして華々しく登場した。ところが、森田が訳したトロ
ツキー著作論文は、すでに邦訳(重訳)のあるもの<だけ>しかない。どうや
ら森田は、先行する邦訳の日本語をちょこちょこ手直ししただけで「本邦
初のロシア語原点からの翻訳!」とうたっているらしい。その証拠に、森田の
誤訳を丹念に調べていくと、先行日本語訳の誤訳をそっくりそのまま踏襲して
る例が無数にある。藤井は周到緻密にその事実を積み上げて森田をぼこぼこに
叩いてる >>877
同社の『赤と黒』やら『カラマーゾフの兄弟』なんかも素人やなくて大学教員レベル、それも一人やなくて複数から批判が出とるって聞くと「えぇ…」ってなるやね
一方同社が出しとる他のロシア文学でも『アンナ・カレーニナ』の望月訳なんかは評判ええみたいやし結局は訳者次第ってことなんかね 素人目には読んでて読めん訳ではなかったんやけどな
それでも元々名訳も多いだけに問題点が多いのはほんまなんやろな >>879
クッソ売れとるし読みやすいこと自体は事実っぽいやね 文字も大きいし
原作改変されとるメディアミックスの如く、初見さんにはわからんが原典に当たっとる人間からすると「えぇ…」ってなる奴っぽいやねどうやら >>864
ネトウヨだってたまに本を買うけど中味を読めていないと感じる 図書館に行って気付いたんやが今月、石川文洋の「戦場カメラマン」が筑摩書房から復刊されたやで
文庫で2200円、992ページ
元朝日新聞写真部で、沖縄出身の石川さんがベトナム戦争に従軍取材した時のルポや
写真も沢山載っとるけど本当貴重
戦争報道に興味あるニキは読んでみて欲しいンゴ
この人の写真の題材はベトナム戦争が有名やが、琉球舞踊なんかもあるんや あのぶあっつい本か
噂にはきいとったが読んだことないわ 読んでみよ
ジャーナリズム論やと武田徹の本は結構好き 理系J民やけどブルーバックスの「宇宙になぜ我々が存在するのか」とか宇宙の入門にええで、最初わからなくても途中からくっそおもろくなる
あと「人類20万年遥かなる旅路」も科学的な考え方が誰にでも分かるように書かれた良書や
自分の専門の本をすすめる気にはならんな、自分で無読むの苦労しとるから >>881
ネトウヨって嫌韓本以外にどんな本読んでんの? >>878
ほんとに訳者次第
光文社文庫のダシールハメット「ガラスの鍵」は良かった >>866
バーナード・ショーが優生学や社会進化論にそこまで通じていたとは知らなかったンゴ
菊池寛は京都帝大時代にショーをかなり研究したみたいやけど
ベルクソンとか進化論ですぐ思いつくのはアナキストの大杉栄やなあ
丘浅次郎とベルクソンを読みこんだうえに少年愛から日陰茶屋事件までに至る性愛への傾倒
大杉のアナキズムもいわゆる「大正生命主義」の範疇なんやろか インテリJ民ばかりじゃないやろうし、ハードル上がってる感あるから大学入学前とか偏差値低めの大学1〜3年生くらいのレベルを対象にした本もちょいちょい紹介するで
まず近代史
「池上彰教授の東工大講義 学校では教えない『社会人のための現代史』」池上彰
賢くなくてもこういう簡単な本から専門書に行けばステップアップで読めるで、という本@や。キューバ危機、ポル・ポト、ベルリンの壁の解説などは流石に池上先生、クッソわかりやすいで。
現代史は諸説がまとまらんから高校まででは教えにくいんや、だからこそこういう本は役に立つで
あと哲学や、日本の教育ははこれを蔑ろにしすぎやからこれだけで差別が図れるで
「14歳からの哲学入門」飲茶
ニーチェからポスト構造主義まで、哲学史がアホでも読めるようになってるブロガー本やで。賢くなくても専門書につながる本Aや。
2ch用語も使って書かれてるから親しみやすいはずや。
同著者の本は割と大学入学前〜一年生くらいにはおすすめやで。専門書につながる本B〜Eや。
「史上最強の哲学入門」
「史上最強の哲学入門東洋の哲人たち」
「哲学的な何か、あと科学とか」
「哲学的な何か、あと数学とか」
ブロガー本やからクソわかりやすい
ちな、似たタイトルの「14歳からの哲学」池田晶子 は覚悟して読まな読めんから注意やで
あと(やらかした著者やけど)エンターテイメント枠で岡田斗司夫「オタクの息子に悩んでます」とか高3〜大学一年くらいならかなり楽しめる本やと思う。
あとはそやな、ワイは理系やから眺めてるだけでオモロイ本として高校化学の「フォトサイエンス化学図録」あたりを持っとくと楽しいこと間違いなしや、これはワイの押しやで 池上彰はなめられてるが確かにおもろいな
わいもよう知らん分野やとしょっちゅう頼っとるわ
最近はテレビも含め粗製乱造感あるけど
このレベルの著者のなかではかなり安定性あるしな ぶっちゃけ数人のオナニースレになった感あるなここ
まあそれがこのスレの全住民ならなんの問題もないけど 田中康二『本居宣長の大東亜戦争』って国学史の本読んでるけどおもろいわ
宣長のマイナス面では「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」ってヘタクソな敷島歌が悪名高いけど
宣長の解釈のメタヒストリーを見ると明治〜戦中〜戦後で宣長像がめちゃくちゃ変わってるんやなあ・・・
『うひ山ぶみ』読み直したくなったわ 彡(゚)(゚)野球好きのハンJ民のために野球関係本紹介するで〜
◆清水諭『甲子園野球のアルケオロジー-スポーツの「物語」・メディア・身体文化』新評論、1998
一大メディアイベントとしての高校野球の隆盛を一高野球部の時代から系譜学的に分析する
◆高井昌史『女子マネージャーの誕生とメディア-スポーツ文化におけるジェンダー形成』ミネルヴァ書房、2005
マネージャーも男子だった戦前学生野球が戦後になぜ女子マネージャーを受け容れていったかをスポーツメディアから探る
◆中務哲也『学生野球憲章とはなにか 自治から見る日本野球史』青弓社ライブラリー、2010
学生野球の核である「自治の精神」の歴史を戦前の野球統制令による弾圧や戦後の学生野球憲章そして現代のプロアマ問題まで読み解く
◆坂上康博『にっぽん野球の系譜学』青弓社ライブラリー、2001
明治の一高野球部を中心に日本独特の「野球」が成立していく過程を描く なんJ民が大好きな「星野くんの二塁打」についての分析もあり
◆江刺正吾・小椋博編『高校野球の社会学』世界思想ゼミナール、1994
文化装置としての甲子園球場・ジェンダー・マニュアル教育・郷土アイデンティティといった様々な切り口から高校野球を分析
◆内田隆三『ベースボールの夢―アメリカ人は何をはじめたのか』岩波新書、2007
ベースボールの歴史や起源神話を通してアメリカ社会のミドルクラスたちが夢見た肉体・男性性といった理想を読みといていく
◆横田順彌『嗚呼!明治の日本野球』平凡社ライブラリー、2006
ご存知ヨコジュンの明治本 明治の一高・早稲田・慶應野球部の大騒動を豊富な文献と写真を使って面白く描いている
◆井上章一『阪神タイガースの正体』ちくま文庫、2008
自身も阪神ファンである文化史の井上章一が「阪神ファンの歴史」をメディアから読み解く 関西メディアが育てた阪神ファンの文化
◆草野進・渡部直己『読売巨人軍再建のための建白書』角川文庫、1989
あの蓮實重彦が草野進の筆名で書いた巨人再建プランという名の言いたい放題…だがそこは流石の蓮實重彦とても面白い
彡(^)(^)『ベースボールの夢』『阪神タイガースの正体』の二冊は読みやすいのでオススメやで >>885
歴史、戦争、哲学、神道なんかの有名所を買いはするものの、読まずに他人のレビューだけで評価を決めとる
本やないけど最近やと「万引き家族」のタイトルだけでアレルギー起こしとるやろ
見てないのに文句言う資格ないやん言うと、中にはわざわざ叩く為に見に行くネトウヨもおるんや
内容より出て来る特定の単語に過敏に反応して反日!反日!鳴き出す
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