群馬「正論」懇話会の第45回講演会が10日、前橋市の前橋商工会議所会館で開かれ、評論家で拓殖大教授の呉善花(オソンファ)氏が「危機招く朝鮮半島の真実」と題して講演した。

 呉氏は、北朝鮮の攻撃目標としても経済支援の金庫としても日本が狙われていると指摘した。

 韓国の文在寅(ムンジェイン)政権について呉氏は「北朝鮮化する」と予言。経済支援や平昌冬季五輪の共同開催などを打ち上げ、融和を図っているが「全く効いていない」と述べた。

 一方、北朝鮮がミサイルを最も撃ち込みやすい国として日本を挙げ「今の憲法では日本が反撃できないことを金正恩(キムジョンウン)はよく知っている」とした。

 また、「文大統領は慰安婦問題の日韓合意を棚上げした上で、未来志向という名で経済支援を引き出そうとしている」とし、「冷静に韓国と距離を置くべきだ」と警告した。

http://www.sankei.com/politics/news/170710/plt1707100067-n1.html

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群馬「正論」懇話会で講演する呉善花さん=10日、前橋市日吉町の前橋商工会議所会館(橋爪一彦撮影)