ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は11日、北朝鮮の核・ミサイル開発問題をめぐり米国と北朝鮮が激しい威嚇の応酬を続けている状況を受け、両国の軍事衝突の危険性は「極めて高い」と発言した。インタファクス通信が伝えた。

 ラブロフ氏は特に、ジム・マティス米国防長官と北朝鮮指導部の発言を「強く懸念している」とし、「(両国の衝突という)“もしも”の事態が起きないよう、あらゆる手を尽くす必要がある」と強調した。(モスクワ 黒川信雄)

http://www.sankei.com/world/news/170811/wor1708110061-n1.html