【北朝鮮】米ドル獲得に血道を上げる北朝鮮の「裏ビジネス」最新事情 象牙にサイの角、偽ドル札に覚醒剤、そしてマツタケも…[10/14]
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スイスに本部を置くNGO「The Global Initiative Against Transnational Organized Crime(国際組織犯罪対策会議)」が今年9月、北朝鮮の“犯罪行為”に関するレポートを発表した。日本でも反響を呼んだのは、アフリカに駐在する北朝鮮の外交官が、象牙やサイの角を違法に取引している実態が明らかになったからだ。
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象牙やサイの角の取引は、ワシントン条約などで原則禁止。しかし象牙は印鑑、サイの角は漢方薬などの需要が根強く、依然として密猟・密輸が横行している。では、どうして北朝鮮の外交官が、遠いアフリカの地で暗躍しているのか。その説明には少し歴史を遡る必要がある。
北朝鮮は1960〜70年代にかけて、積極的にアフリカ諸国と国交を樹立してきた。当時は冷戦期であり、同じ“東側陣営”であるはずの中国とソ連の対立が顕在化。当時の金日成主席が対策として「第三世界外交」を活発化させたのだ。
現在、アフリカの国連加盟国は54カ国。その中で北朝鮮との国交断絶が取沙汰されているのは、南アフリカに囲まれたレソト王国のみ。しかも専門家の間には断絶への異論も存在するようだ。たとえ断絶が事実だとしても、北朝鮮がアフリカに大きな“橋頭堡”を築いているのは間違いない。
こうして北朝鮮は外交官の外交特権を利用し、アフリカで象牙とサイの角の密輸で外貨を獲得してきた。NGOのレポートによれば1986年以来、サイの角や象牙の密売買事件29件のうち、少なくとも18件で北朝鮮の外交官が関与していたという。
例えば2016年にはエチオピアの国際空港で大量の象牙を持ち出そうとして外交官パスポートを持つ2人の男が拘束。15年には南アフリカ共和国に駐在する北朝鮮大使館員ら2人の男が、モザンビーク共和国で地元警察の捜査を受け、車からサイの角4.5キロと、現金10万ドルが発見されている。
核・ミサイル開発の資金源が偽ドル札の可能性
こうした「国家が運営する裏ビジネス」は、北朝鮮のお家芸だ。例えば90年代には、北朝鮮が国家的事業として偽ドル札を発行し、世界的な問題となった。専門家が「本物より精巧」と驚愕したことから、「スーパーノート」や「スーパーK」といった異名が付けられた。
ところが近年、日本における「スーパーノート」の報道は減少傾向。米CIAの自作自演という陰謀史観めいた憶測も飛び交っている。最新事情はどうなっているのか、北朝鮮事情に詳しい宮塚コリア研究所の宮塚利雄代表に訊いた。
「まず重要なのは、北朝鮮で自国のウォンは紙屑以下だということです。貿易や密輸を通じて円やユーロ、そしてルーブルも入っているようですが、少なくとも庶民には扱いにくい。彼らは日常生活レベルなら中国の元を使いますが、やはり本命は米ドルです。自国が崩壊しても、脱北に成功したとしても、米ドルなら世界各国、問答無用で使える。元も円もユーロも、当然ながらルーブルも、ドルほどの信頼はしていないようです」
宮塚代表は中国と北朝鮮の国境で行われる密貿易の様子を観察し、興味深いことに気付いたという。
「中国側も北朝鮮側も、取引の最初は相手のことを信頼していないので、元を使って決済するんです。ところが何度もビジネスを続けていき、『こいつとなら今後も商売ができる』と判断すると、米ドルを使うようになるんです」
こうして北朝鮮は国家も国民も米ドルを必要としている。それは偽ドル札の発行の背景になっていると、宮塚代表は指摘する。
「北朝鮮の国民にとって、かつては朝鮮労働党員として出世していくことが最高の夢でした。それが今では米ドルを扱える人間が憧れの対象となっています。労働党員より密輸バイヤーの方が羨ましがられるわけです。
国家と国民が一丸となって米ドル獲得に血道を上げているわけですが、大した輸出品があるわけではないので、必要な額を集められないことの方が多い。ならばいっそのことドルを刷ってしまえ、というのがスーパーノートの原点です。現在のように核・ミサイル開発で巨額の資金が必要な場合、偽ドル札のニーズは高まっています。北朝鮮がICBM開発に必要な資金をスーパーノートで用立てているとしても、全く不思議はないと思います」
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/10130615/?all=1
(>>2以降に続く) (>>1の続き)
覚醒剤の生産大国はメキシコ、中国、そして北朝鮮?
財務省は今年2月、昨年16年の全国税関における関税法違反事件の取締り状況を発表した。これによると、覚醒剤の摘発件数のうち、日本に対する“輸出国”のトップ5は、@中国(34件)、A台湾(16件)、B米国(12件)、Cタイ(6件)、Cメキシコ(6件)――となっているという。
メキシコは現在、世界最大の覚醒剤生産国とも言われる。地球の裏側からの “産地直送”というわけだ。中国も昔からの常連国家だが、疑問に浮かぶのは北朝鮮だ。少なくとも90年代後半から00年代初頭にかけて、中国と北朝鮮が“輸出元”のトップを争っていたはずなのだ。
中国は依然として1位を占めているにもかかわらず、北朝鮮は5位にも入っていない。覚醒剤の製造を中止したのなら当然だが、現在の北朝鮮は国内の覚醒剤汚染が深刻化しているという。やはり、中国に流されていると考えるのが自然ではないだろうか。國學院大学栃木短期大學で非常勤講師を務める宮塚寿美子氏が解説する。
「2001年に東シナ海で海上保安庁の巡視艇と交戦し、最後は自沈した北朝鮮の工作船は、98年に日本の暴力団に覚醒剤を売り渡した船だったことが明らかになっています。現在は監視体制の強化から減少傾向にあり、代わりに違法イカ釣り漁船が、かつての工作船と同じ役割を果たしていると考えられています。つまり北朝鮮の覚醒剤は中国経由で日本に密輸されている可能性があることになります。
例えば今年7月から8月にかけて、日本の排他的経済水域に北朝鮮のイカ釣り漁船が約800隻押しかけました。海上保安庁の巡視船は放水を行い、甲板で作られていた干しイカを台無しにすることで撃退したのですが、一部の漁船は艦底に覚醒剤や銃器を隠し持ち、イカと一緒に中国側へ売りさばいていたというのです。放水を嫌がったのは、イカより覚醒剤や武器が濡れるのを恐れたためかもしれません」
北朝鮮はマツタケ天国!?
かつて北朝鮮産のマツタケは、普通にスーパーで売られていた。だが日本政府は06年、核実験の制裁措置として、輸入の全面禁止に踏み切っている。15年には北朝鮮産のマツタケを中国産に偽装したとして、2人の逮捕者が出た。
宮塚コリア研究所の宮塚利雄代表は数年前、吉林省の国境地帯を調査したことがあるという。ここで北朝鮮産のマツタケが中国産に偽装されるのだ。
「現地の協力者が運転する車に乗っていると、人民解放軍の軍人が検問を行うんです。トランクを開けさせて、まず彼らがチェックするのは脱北者が隠れていないかということと、マツタケを持っていないかということだったんですね。ただ前者はともかく、後者は賄賂を要求するためだと思います。それから市場に行くと、マツタケが山のように積まれていて、確かに吉林省もマツタケの一大産地なんです。
では、なぜ中国側は北朝鮮のマツタケを密輸するかというと、非常に安く仕入れることができるので、自分たちが採取するより利幅が大きいんですね。しかも香りも味も全く変わらない」
その後、宮塚代表はマツタケを中国に密輸する北朝鮮のバイヤーと話をする機会があったという。マツタケについて話をしていると、日本人とは異なる評価を下していた。
「私が北朝鮮側の人間に『日本では香りマツタケ、味シメジって言うんですよ』と教えたんですが、相手は首をひねっているんです。理由を聞いてみると、『どうして日本人が、あんな味のしないものに高い金を払うのか不思議で仕方がない』と言うんです。どうやら北朝鮮ではマツタケを食べる人は少ないらしく、だからこそ外貨獲得手段として利用されているようです」
外国産のマツタケは香りに乏しいとされるが、やはり現地で取れたばかりのものは香りも味も濃厚だったという。
「現地で試食してみましたが、少なくとも私にとっては、国産と変わらない香りと味わいに思えました。そして丸が三つぐらい違うわけですから、確かに吉林省はマツタケ天国だと思いましたね」
美味しいマツタケですら核・ミサイル開発の資金源に変えてしまうのだから、やはり恐ろしい国だ。かつてアメリカのブッシュ政権は公式文書でイラン、イラク、北朝鮮を「ならず者国家」と呼んだ。中東の2国はともかく、確かに北朝鮮は、そう言われても仕方ないだろう。
週刊新潮WEB取材班
(おわり) ルパンに無駄な仕事させるな ICPOが乗り込んで来んぞ。 この前(だいぶ前か?)日比谷公園でアフリカ各国が集まって
フェアー開いた時、日本人のような人達が大勢出入りしてた。
(ここ大事・日本人のような) 日本人は意外に少なかった。 >>1
インクの匂いのする100ドル札は気をつけろ 中国産と表示してある中に紛れ込んでいても不思議ではない 通販のマツタケの大半が北朝鮮産マツタケだからな
国内産と北朝鮮産の違いは、その香り
輸入物は、香りがほとんどしない、これなら、生椎茸の方がマシ 国が犯罪を率先してるなんて、改めて凄い国家やなと思う! 100億ドルくらい刷っても世界経済に影響なかったりとか? 〉象牙は印鑑、サイの角は漢方薬
密貿易相手は中国じゃん。
国連決議なんて意味が無い。 そういえば、支那は自分とこでも密輸入してるよなw
支那の民間人がそれを消費して犯罪を後押しする
これからやる予定の戦争で、支那民間人を無差別に攻撃する計画がある理由の一つになってるぞw>習チンピラ 海上保安庁の予算獲得を邪魔してきたのは中韓の手先なんだよなあ。
海上保安庁がまともに仕事したら、拉致事件はばれちゃうし、
覚醒剤や武器の密輸は摘発されちゃうし、尖閣に行きにくくなるしなあ…。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています