【平壌3月11日発朝鮮中央通信】報道によると、南朝鮮の「挺身隊問題対策協議会」の共同代表が8日、ソウルで行われた日本軍性奴隷問題解決のためのアジア連帯会議に参加して過去の性奴隷犯罪の責任を回避する日本を糾弾した。

共同代表は会議で行った演説で、日本軍性奴隷犯罪被害者たちが吐露した証言の声が朝鮮半島を超えてアジアをはじめ全世界へ拡大されていると強調した。

また、生存者たちと女性運動の連帯の力で戦時性暴力被害者に法的賠償を受ける権利があるということを確認し、被害者たちの人権活動に希望を抱かせたと明らかにした。

そして、しかし、加害者の犯罪否定と責任回避によって被害者たちが謝罪と賠償を受けられずにいると述べ、その代表的実例がまさに2015年に南朝鮮と日本間に日本軍性奴隷問題の「合意」が成されたことであると非難した。

さらに、日本軍に性奴隷として連行されて虐殺された女性たちの遺骸発掘と送還、日本軍性奴隷犯罪関連文書の公開、これまでの数十年間の人権回復活動に関する資料の記録と保存などいろいろな措置が必要であると言明した。

会議に参加した各国・地域の日本軍性奴隷犯罪被害者たちも、野獣のような日帝に強制的に連行されて性奴隷生活を強要されたことについて証言し、日本政府が過去の犯罪に対して認め、謝罪、賠償することを求めた。−−−

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