4/10(火) 12:44配信
読売新聞

 9日午後9時35分頃、大阪府の関西空港で、韓国・済州発関西空港行きの大韓航空733便(ボーイング737―900型機)が着陸をやり直そうとした際、滑走路に尻もちをつくトラブルがあった。

 乗員乗客計99人にけがはなかったが、機体の損傷が大きく、国土交通省は10日、航空事故と認定。運輸安全委員会は同日、事故調査官3人を同空港に派遣することを決めた。

 国交省によると、同機は9日午後8時25分に済州を出発。関西空港で着陸をやり直そうとした際、機体後部の下面を滑走路に接触させた。同機はそのまま上昇し、約15分後に同空港に無事着陸した。

 着陸後に機体を確認したところ、後部の下側の数か所に大きな傷が確認された。同空港の滑走路上にもこすった跡が見つかったという。

 気象庁によると、同空港付近では当時、雨は降っておらず、風速も2メートルほどだった。大韓航空によると、同機の男性機長は「着陸の時にバウンドしたので、着陸をやり直した」との趣旨の説明をしているという。

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