2018年6月28日、新浪体育の微博アカウントは、サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会のグループリーグ第3戦で、韓国がドイツに2−0で勝利したことを報じ、「東アジアの栄誉」と称賛した。

互いに決勝トーナメント進出を懸け、負ければ敗退となった試合。ドイツは韓国の守りになかなか決定機をつくれない。スコアレスドローかと思われた後半アディショナルタイム3分、韓国DF金英権(キム・ヨングォン)のシュートが相手ゴールを揺らした。副審はオフサイド判定を示すも、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によって得点が認められ、韓国が土壇場で先制。後がなくなったドイツはGKも加わって11人で攻撃を仕掛けるが、逆に韓国に2点目を奪われ万事休す。直後にホイッスルが鳴り、韓国が2−0で勝った。

記事は「多くの人は、ドイツが何点入れて勝つかを予想していたが、韓国が堅い守りと鋭いカウンターで前回王者を敗退へと導いた。今夜の韓国は、あらゆる人からリスペクトされるに値する活躍だった」と評している。
中国のネットユーザーは「前の2試合はひどかったが、今夜は良かった。ドイツは本当に実力で負けた感じ」「この試合は本当にいい戦いができていた」といったコメントを寄せた。

しかし、それ以上に見られるのは、韓国に対する手厳しい評価だ。「誰も韓国をリスペクトなどしていない」「これで今までの汚いサッカーが帳消しになると思っているのか」「東アジアの栄誉だって?ドイツがひどかっただけ」「栄誉どころかアジアの恥だ」など、ドイツの不調による勝利では、これまでの韓国サッカーのラフプレー連発のイメージを払拭できないとの見方が大半を占めた。

また、中には「これが韓国ではなく日本だったら、きっとこんなにたくさんの批判は出なかっただろうなあ」とするユーザーもいた。
Record china
2018年6月28日(木) 14時0分
https://www.recordchina.co.jp/b619858-s0-c50-d0135.html