男子フリーで演技する車俊煥=バンクーバー(共同)【拡大】

 韓国紙の中央日報電子版は10日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルの男子で自己ベストの合計263・49点を出して3位に入った初出場の車俊煥(17)について、「厳しい環境でも車俊煥は驚くほどよく成長した」と絶賛した。

 車は五輪連覇の羽生結弦(24)=ANA=と同じブライアン・オーサー・コーチに師事し、ショートプログラム(SP)では4位だったが、フリーでは冒頭の4回転トーループで転倒して回転不足を取られた以外は手堅くまとめ、表彰台に食い込んだ。

 同紙によると、GPファイナルの男子で韓国勢初のメダルを手にした車について、オーサー氏は「韓国はキム・ヨナという特別なダイヤモンドを一度作った。ジュン(車俊煥)が2番目のダイヤモンドになるだろう」と語ったという。オーサー氏はかつて、バンクーバー五輪女子金メダルのキム・ヨナさん(28)を指導していた。

 2022年北京五輪に向け、同紙は「4年後には21歳だ。男子フィギュア選手としては最高の技量を誇ることができる歳だ」と期待を寄せた。 

https://www.sanspo.com/sports/news/20181210/fgr18121016250017-n1.html