立憲民主党の辻元国対委員長は、失言を繰り返す桜田オリンピック担当大臣や沖縄県辺野古沿岸部への土砂投入を行った責任者である岩屋防衛大臣の不信任決議案提出を検討していることを明らかにしました。

 「いつ、不信任を出すかというタイミングをみなさんと一緒にはからなきゃいけないんではないかと。復興五輪と言われていますけれども、まったく任に値しないと」(立憲民主党 辻元清美 国対委員長)

 桜田大臣は24日、地元・千葉県柏市での会合で、「東日本大震災では東北自動車道などが健全に動いた」などと事実誤認の発言をし、25日に謝罪、撤回しました。桜田大臣をめぐっては、大臣就任以降、失言などが続いていて、辻元氏は「今回は被災地の気持ちや現状を全く踏まえないような認識の失言だ」として、不信任決議案を提出する考えを示しました。

 また、政府がアメリカ軍普天間基地の移設先である名護市辺野古沿岸部へ25日に新たな土砂の投入を始めたことに関し、辻元氏は「現場の声を聞こうともしない極めつきの暴挙だ」として、その責任者である岩屋防衛大臣の不信任決議案の提出にも言及しました。立憲民主党の幹部は、岩屋大臣の不信任決議案の提出は「沖縄への連帯を示すメッセージになる」とし、提出の時期について今後、野党間で協議するとしています。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3631646.html
TBS NEWS 26日18時56分