【香港ロイター時事】香港政府トップの林鄭月娥行政長官は19日、地元放送局の番組に出演し、反政府抗議活動での警察による実力行使を支持した。強硬な手法に批判の声が上がる中、長官は、警察はデモ隊の暴力に対応し、適切な力を行使してきたと強調した。
 香港では抗議活動が本格化した6月以降、2600人以上が拘束された。デモ隊側は、逃亡犯条例改正案への反対を含む「五大要求」を掲げている。
 林鄭長官は先に、これらの要求のうち普通選挙の実施について自らの権限外だと拒否。抗議活動で訴追されたデモ参加者への恩赦に関しても、違法になると主張している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101900347&;g=int
時事ドットコム 2019年10月19日15時04分