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韓国にはアメリカ人が約14万人、そのうち米軍関係者が約2万8500人在住し、旅行者も含めると20万人にいる
軍事行動に先駆けて行われるNEO（非戦闘員退避活動）はアメリカ国防総省の規定する戦争への準備態勢5段階の
3段階目にあたる
これは、①北朝鮮のミサイル攻撃から韓国を防御するＴＨＡＡＤの配備、②原子力空母など海軍戦力の増派
③北朝鮮の軍事動向を偵察する監視偵察機の増派の次の段階④戦闘予想地域からの先行避難である
米軍の非戦闘員避難活動（NEO）は国外退避までには（1）退避情報が入る（2）身支度・準備（3）登録手続き（4）南へ移動
（5）韓国国外へ退避、という５つのステップがあり、韓国南部への輸送は民間業者によって行われアメリカ軍はその警備を担当する
そして米軍が準備した航空機でグアム・沖縄へ脱出させる
米軍は平時から陸上輸送の民間業者や25機前後の民間旅客機をおさえており、準備は開戦の１カ月前からスタートし
退避は10日から２週間ほどで完了させる
戦争への準備態勢は段階を踏んでレベルを上げ準備していくことで、相手国への威嚇にもなり戦闘を回避できる可能性が増える
また、国際的国内的コンセンサスが形成され戦闘の正当性を主張したい勝手に起こした戦争ではなく、「明白なる天意」があると
それらを飛ばして、緊急性も無いのに軍事行動に先駆けて行われるNEO（非戦闘員退避活動）を行えば慌てる
一般家庭でも、父親がなんの前触れ無く「明日引っ越す」と言えば混乱が起きるのと同じ