(台北中央社)中国の習近平氏とミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が会談後に発表した共同声明で、台湾は中国の一部などとする「一つの中国」に言及されたのを受け、外交部(外務省)は19日、厳正な抗議を表明した。

発表された共同声明では、ミャンマーは「一つの中国政策を遵守し、執行することを改めて表明する。台湾、チベット、新疆ウイグル自治区は中華人民共和国の不可分な領土だと認める」などとされた。

外交部の欧江安報道官は、中華民国台湾の国家主権をおとしめるような事実と異なるこの記述をけん責すると言明。台湾は台湾であり、中国の一部ではないとした上で、民主主義によって選ばれた台湾政府だけが国際社会で台湾人を代表することができるとの見方を示した。

蘇貞昌行政院長(首相)も同日、メディアの取材に応じ、台湾人は選挙によって中国が掲げる「一国二制度」を受け入れないと世界に再び示したと述べた。

(顧セン、葉臻/編集:楊千慧)

http://japan.cna.com.tw/news/apol/202001190002.aspx
中央社フォーカス台湾 2020/01/19 15:28

https://i.imgur.com/CHRVRJl.jpg
外交部の欧江安報道官

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