武漢に渡航歴がない患者が確認されたことを受け、同省は「人から人への感染の可能性が高い」としている。

同省などによると、この男性はバス運転手で、武漢に渡航歴はない。
今月8〜11日と、12〜16日の2回にわたり、武漢市からのツアー客を乗せて運転した。

14日にせきなどの症状が出て、17日に奈良県の医療機関を受診したが、肺炎と診断されなかった。
22日にせきの症状が悪化し、関節痛も出たため25日に再度受診。検査の結果、新型肺炎と判明した。

男性は入院中だが、症状は安定している。

長距離をバス車内という同じ空間でいたことから感染したと考えられるという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020012800927&;g=soc