Record China配信日時:2020年6月23日(火) 0時20分



中国甘粛省隴南市西和県でこのほど法鏡寺の石窟の仏像の修復作業が行われたものの、その顔があまりにおかしいと大きな話題になっている。(1/3枚)
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問題の石の仏像は目が大きく垂れ、口も歪み、なんともユーモラスな表情をしている。現地の文化站(文化事業を担当する機関)の担当者によると、南北朝時代の北魏の太和時代(477〜499年)に制作されたもので大小合わせて十数体ある。1998年に、像の頭部が破損していたことから付近の村民が金を出し合い、職人に修復を依頼したという。
担当者は「笑っているのが特徴の笑い仏です」とし、「前もこんな感じでした。ただ、修復した時に色を乗せただけ。基本的には大きな変化はありません。元の表情を基に修復したので。顔の変化は少しだけで、大きく変わっているわけではありません」と説明した。
中国のネットユーザーからは「何かがおかしい(笑)」「思わず口角が上がった!」「笑い死にしそう」「ちょっと怖いけど笑える」「仏像が笑っているかは分からないけど、私は笑った」「夜中に出てきたら怖そう(笑)」「いくら笑っているとはいってもこれはちょっと…」「修復した人、美術を勉強したことないでしょ」「元がこんなだったなんて信じられない」といった声が上がった。
また、「『大きくは変わっていない』ということはつまり変わったってことでしょ?文化財を駄目にした罪は重いぞ」「地方が勝手に文化財に手を出さないよう法律を作るべきだ」といった声も寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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