2020年8月、韓国仁川にある教会から、新型コロナ患者が29人出た。つまりクラスターということ。
そもそも70代の信者の一人が、ソウルで行われた8・15保守系大規模集会に参加して罹患した。

 しかし、罹患が発覚しても、検査当局に嘘の電話番号を伝え、行動経路についても明確にはしなかった。統括する防疫当局に混乱を生じさせていた。

 その人物が、教会の礼拝に出て信徒にうつした。家族にも当然うつした。26人もの患者が出た。この教会の罹患者はこれ以前の3名を加えて29人と言うわけだ。

 23日に罹患が判明したということだから、集会直後の16日に教会に行って、活きのいいコロナウイルスを運んでしまったのだ。

 彼が参加した集会は、反文政権のもの。言い逃れたのも、言論統制に等しい韓国警察の追っ手から逃れるため。

 ひとえには、文在寅の批判をしたから、罹患したのだという声も上がっている。大統領を敵に回したから、罰があったと。

 これは、もちろん、文大統領のイエスマンが流布させたデマだが、もし本当のことならば、文在寅大統領は、全知全能の神であり、人の運命をも変えてしまう恐ろしい力を持ったはじめての大統領なのかもしれない。

 教会に通って信心しても、本当の神は守ってくれなかった。29人は、回復後宗旨替えをするのだろうか。

【編集:fa】

Global News Asia 配信日時:2020年8月31日 10時00分
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