立憲民主党の福山哲郎幹事長は14日夜、政府が観光需要喚起策「Go To トラベル」の全国一斉の一時停止を決めた時期が遅かったと批判した。国会内で記者団に「なぜもっと早く決断しなかったのか」と語った。

「菅義偉首相が(トラベルに)こだわったため、全国に感染が広がったことは明白で人災だ。責任は極めて大きい」と主張した。「方針が二転三転し、観光業の現場が振り回された」と話し、事業者への政府の補償措置を求めた。

年内に予備費を使った医療機関の支援を実施するよう訴えた。

福山氏は首相が方針転換した理由を国会で説明すべきだと指摘した。予算委員会の開催が必要だとの認識を示した。

日本経済新聞 2020年12月14日 21:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE148QE0U0A211C2000000

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参院予算委で質問する福山氏