【ソウル聯合ニュース】韓国の疾病管理庁を中心に政府の各官庁で構成する「新型コロナウイルス予防接種対応推進団」は8日、ワクチン接種後に死亡した11人のうち、1回目の検討が終わった8人については、ワクチン接種との因果関係はみられなかったとする暫定的な分析結果を発表した。

 残りの3人については、まだ検討が終わっていないという。

 推進団は「調査対象の8件は接種後、急激に死亡に至る可能性のある『アナフィラキシー』に該当しなかった」とし、「接種後の副反応と死亡との因果関係が認めがたいケースと暫定的に判断した」と説明した。

 ただ推進団は、正確な死因を明らかにするため、8件のうち4件については解剖検査を行う方針で、この結果を基に専門家らによる予防接種被害調査班が因果関係などについてあらためて判断を示す計画だ。

 また8件のほか、新たに報告のあった死亡事例など重い副反応の事例についても疫学調査を進めている。 

 推進団は今後、定期的に被害調査班による分析結果を公表する計画だ。

聯合ニュース 2021.03.08 15:26
https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20210308003100882

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