アメリカのバイデン大統領がアフガニスタン情勢にからみ、台湾についても防衛義務があると発言をしたことに対し、中国政府は「台湾は中国の領土の一部だ」などと反発しました。

 バイデン大統領は19日、アメリカABCテレビのインタビューで、アフガニスタンからの軍の撤退をめぐり、台湾や韓国などへの対応は「根本的に異なる」と主張。台湾についても防衛義務があるとする発言をしました。これは台湾有事について明言を避けてきたアメリカの従来の立場とは異なるもので、ロイター通信によりますと、その後、バイデン政権の高官が「アメリカの台湾政策に変更はない」と火消しに走っています。

中国外務省 華春瑩 報道官
 「台湾はアフガニスタンと根本的に違うのだ。アフガニスタンは主権国家だが、台湾は中国領土の分割できない一部だ」

 これに対し、中国外務省の華春瑩報道官は20日の記者会見で、「一つの中国の原則は、いかなる国も超えてはならないレッドラインだ」と反発し、「中国人民が国家の主権と領土を守る断固たる決心を見くびってはならない」と、アメリカを強くけん制しました。

TBS NEWS 20日 21時12分
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4341710.html

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