記事入力 : 2022/02/19 10:39

 一時は「大盗」と呼ばれたものの、年老いても窃盗行脚をやめず「コソ泥」へと転落した趙世衡(チョ・セヒョン)氏(84)が、またしても盗みをはたらいて警察に捕まった。趙容疑者は出所から1カ月もたたないうちに、刑務所仲間と一緒に再び犯行に及んだことが分かった。

 京畿竜仁東部警察署は18日、特定犯罪加重処罰法に定める窃盗の疑いで趙容疑者に対する拘束令状を申請した。チョ容疑者は、共犯のA容疑者(63)と共に先月から竜仁市処仁区陽智面の高級田園住宅団地を物色し、3回にわたって計3300万ウォン(現在のレートで約318万円。以下同じ)相当の金品を盗んだ疑いが持たれている。
警察は被害住民の通報を受けて防犯カメラの分析など追跡に乗り出し、まずA容疑者を摘発して今月14日に身柄を拘束した。また、A容疑者から「趙容疑者が共犯だった」という供述を得て、17日に趙容疑者を摘発した。しかし趙容疑者は自分の犯行を否定しているという。

 趙容疑者は2019年3月から6月にかけて、6回にわたりソウル市広津区と城東区一帯の住宅から計1200万ウォン(約116万円)相当の金品を盗み、同年6月に身柄を拘束された。趙容疑者は懲役2年6カ月を言い渡されて服役した後、昨年12月中旬に出所した。
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