冷え込む日本と中国の関係を巡り、共産党の志位委員長は岸田総理大臣と会談し、外交努力により平和と友好を確立するよう求めました。共産党が総理大臣に直接提言を行うのは異例です。

 共産・志位委員長:「(日中両国間に)様々な紛争や緊張や対立があるということを私たちとしても深く憂慮し、どうやって打開するかと、ぜひ外交努力によって前向きな打開をお願いしたいと」

 これに対し、岸田総理は「日中関係が建設的で安定的な関係に向かうように、外交を強めていきたい」と応じたということです。

 また、日本の大手製薬会社の中国法人の幹部が拘束されている問題について、志位委員長が速やかな解決を求めたのに対し、岸田総理は中国側に「早期の解放を求めている」などと説明したということです。

 共産党が総理大臣と直接会談して独自に提言を行うのは2018年以来です。

3/31(金) 6:27 テレビ朝日系(ANN)
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