防衛省は中国の空母「山東（さんとう）」が沖縄県波照間島（はてるま・じま）の南の海域を航行したと発表しました。

この空母が太平洋を航行するのを確認したのは初めてだということです。防衛省によりますと中国の空母「山東（さんとう）」は他の2隻の艦船とともに、きのう午後6時ごろ波照間島の南およそ300キロの海域を東に向かって航行したということです。

台湾国防部もきのう、「山東」が台湾とフィリピンの間のバシー海峡を通過し、台湾南東の沖合に展開していると発表していました。「山東」は、台湾の南側を通過し沖縄の南を抜けて太平洋側に入ったものとみられ、防衛省は「警戒監視・情報収集を行った」としています。「山東」は中国にとって2隻目の空母となります。

4/6(木) 11:49 テレビ朝日系（ANN）
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