2023年4月10日、中国メディアの環球網は、ロシアのウクライナ侵攻による飼料価格の高騰や鳥インフルエンザの感染拡大による出荷数の減少などの影響で、日本では「物価の優等生」と呼ばれる卵の価格が大きく値上がりしたことについて、「卵焼き、ラーメンの煮卵に温泉卵、卵かけご飯などなど、日本人にとって卵とは毎日の生活に欠かせない物である。そんな日本人からすれば、今回の値上げは耐えられないことだろう」として、日本人がどれほど卵を好むかについて、三つの角度から紹介する記事を公開した。

一つ目は「日本料理にとっての生卵の重要性」で、記事は「丼、卵かけご飯、すき焼きなどには欠かせないことから、生卵は日本料理にとって魂と同じという人もいる。生卵が無いだけで、せっかくの日本料理も画竜点睛を欠いてしまう」「特に卵かけご飯は、作り方もシンプルで美味しい家庭料理だが、『生卵は不衛生ではないか』という疑問を持つ外国人も少なくない。

そもそも生で卵を食べる習慣は、世界でも珍しい食文化の一つだが、日本で生食している卵は、食中毒の原因となるサルモネラ菌などによる汚染が、海外と比べて非常に低い。安全な卵を食卓に届けるため、卵を産む鶏がサルモネラ菌などの細菌に汚染されないよう、養鶏場への細菌の侵入やまん延防止の対策を徹底しているほか、生まれたばかりの卵の洗浄、品質検査、大小サイズや殻の色などの条件でふるいにかけるなど、品質管理も徹底している」と紹介した。

二つ目は「世界第2位の消費量」で、記事は「国際鶏卵委員会(IEC)の21年度の統計によると、日本人は1人当たり卵を337個消費しているという。またキューピー株式会社の発表した『たまご白書2020』の報告内容によると、タンパク質を摂るために食べている食材の回答結果で、肉(55.8%)に次いで卵(47.7%)が2位になった」「記録によると、江戸時代には卵を食べる習慣が日本には定着しており、江戸時代後期の料理本『素人庖丁』には今の卵かけご飯のような料理のレシピが掲載されているが、卵はまだまだ庶民の手の届かない特別な栄養食だった。

一般家庭にも普及し始めたのは昭和30年代以降だとされる」「日本で販売されている卵の価格帯は幅広い。スーパーで売っている4~6個入り1パックは約150円(22年1月時点)の卵は養鶏場のニワトリが生んだ物だが、1個1000円以上はする高級卵は、自然の環境下で伸び伸び育ったニワトリが生んだ物で、味も美味しい。海外でも好評で、価格は決して安くはないが、味と安全性の高さによる多くの客を惹きつけており、こだわりの卵をポルシェのような高級ブランドにしたいという社長もいる」と紹介した。

三つ目は「卵料理ランキングにアニメやことわざ、記念日も登場」で、記事は「日本では毎年『一番好きな卵料理ランキング』が発表され、3年連続で目玉焼きが一位だという。卵焼きはほかにも『よく食べる卵料理ランキング』『1年以内に作ったことがある卵料理ランキング』でも1位だったという」

以下全文はソース先で

Record China 2023年4月14日(金) 9時0分
https://www.recordchina.co.jp/b912241-s25-c30-d0197.html
https://d32xtqhs6m4dwf.cloudfront.net/newRc/m1200/20230411/009437f1d7be071c069e507ab09fbec1.jpg

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