【ソウル聯合ニュース】朝鮮半島南部に残る古代国家・伽耶の遺跡7カ所で構成する「伽耶古墳群」が、
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録される見通しだ。
韓国の文化財庁は11日、ユネスコ諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)が伽耶古墳群を世界文化遺産に登録するよう勧告したと伝えた。

 イコモスは各国が推薦した世界遺産の登録候補を調査し、登録の可否などを勧告する。
イコモスが登録を勧告すれば、世界遺産委員会でほぼ問題なく登録が決定する。

 韓国が登録を目指す伽耶古墳群は、9月にサウジアラビアのリヤドで開かれる世界遺産委員会で登録されるかどうかが正式に決まる。 

 伽耶古墳群は慶尚北道の高霊池山洞古墳群、慶尚南道の金海大成洞古墳群、咸安末伊山古墳群、昌寧校洞と松ヒョン洞古墳群、
固城松鶴洞古墳群、陜川玉田古墳群、全羅北道の南原酉谷里と斗洛里古墳群で構成。いずれも国の文化財史跡に指定されている。

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記事一覧 2023.05.11 09:04
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