11日午後6時42分ごろ、仁川市中区の仁川国際空港ラウンジで火災が発生し、空港利用客や職員など160人以上が避難した。空港警備員7人が煙を吸って病院で治療を受けている。

 仁川永宗消防署によると、火元は空港第2旅客ターミナル東側のKAL(大韓航空)ラウンジにある厨房(ちゅうぼう)のガスフライヤー近くだった。消防署は火災の通報を受けてから18分後の午後7時ごろに火を消し止めた。

【写真】火で黒く焦げ付いた仁川空港KALラウンジ厨房のガスフライヤー
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 この火災で空港警備員7人が煙を吸って病院に担ぎ込まれた。乗客の被害はなかったが、当時ラウンジにいた150人以上の利用客と10人以上の従業員が避難するなど、空港周辺が大騒ぎとなった。

 ラウンジを運営する大韓航空と仁川国際空港公社は消防署など関係機関と共に正確な火災原因を調べている。

キム・ミョンジン記者

朝鮮日報 2023/06/12 07:23
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