1998年の日韓共同宣言以来、日本の大衆文化開放を進めてきた韓国。日本のドラマや映画、音楽など多様なコンテンツはすでに100%開放されているかと思いきや、実態は違っていた。

韓国KBSの元キャスターでタレントのカン・ハンナさんは、7月9日に放送されたテレビ愛知「激論コロシアム」中で、日本のドラマについて「韓国の地上波では原則、日韓の共同作品しか認められていない」と実態を明かした。100%開放されているのはケーブルテレビや動画配信で、地上波には一部規制が残っているのだという。

同番組にMCの1人として出演する人気アイドルグループBOYS AND MEN(ボイメン)の本田剛文さんが「日本の音楽にも規制があるのか」と尋ねると、「音楽はオープンになっている。ボイメンも韓国の地上波番組で歌うことができる」と答え、安心させた。

「日本に関するニュースを報じる時は笑顔を作らず真剣な表情で」

国民感情に配慮した規制が少なからず残る韓国。過去に日本のコンテンツについて自主規制するよう指示された体験があるかと問われたカンさんは、「局から指示を受けたことはない。ただ先輩から日本に関するニュースを報じる時は笑顔を作らず真剣な表情で」と指導されていたことを明かした。

テレビ愛知
https://news.yahoo.co.jp/articles/f452b66488050cf0deb2a941effa4443ed5760f0