【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が25日発表した「人口動向」によると、8月の出生数は1万8984人で前年同月比12.8%減少した。減少率は2020年11月(15.5%減)以来、2年9カ月ぶりの大きさとなった。8月の出生数が2万人を下回るのは、1981年の統計開始以来、初めて。

 出生数は2015年12月以降、前年同月比で減少し続けた後、昨年9月にわずかながらプラスに転じた。だが翌10月は再び減り、11カ月連続でマイナスとなっている。

 8月の死亡数は3万540人で、前年同月比1.7%増加した。5月から増加が続いている。

 人口は1万1556人の自然減となった。死亡数が出生数を上回る人口の自然減は46カ月連続。

 8月の婚姻件数は1万4610件で、7.0%減少した。離婚件数は2.1%減の8057件だった。

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