長さは周波数、広がりが音量。

この説明をすると、それは逆だ、と言ってくるやつがいる。
BHの計算式で、広がり率でカットオフ周波数を計算する式も存在する。
それを根拠に、広がりが周波数だと言ってくるわけだ。
しかしその計算式は、開口面積を無限大(に近く大きく)に仮定すると、広がり率でカットオフが決まるという式であって、
その前提なら広がり率が低いほうが十分な大きさに達するまで長さが必要になるから結果的にカットオフが低くなってるだけ。

開口を常識的なサイズに留める前提なら、広がり率ではカットオフは決まらない。

だいたい考えてもみろ。
長さで音量が決まるなら、細いパイプのような音道で、延々と長くしたら重低音が出ることになってしまう。
そんなわけがないことは直感的に理解できるだろう。