スピノザ [転載禁止]©2ch.net
浅田彰 ライプニッツはものすごい天才だと思いますが、哲学に関するかぎり、 スピノザはもっとすごい天才かもしれないですね。いまだにぼくはスピノザと いうのがよくわからないんです。 >>794 まあそうなんだけど、スピノザは或るところで 「哲学的には不死」と言うんだよ。 訂正。Curleyがさる論文で以下のように言っているだけだった。 Had Spinoza worked out, in 1658, the views he later tried to articulate in the Ethics, then he might have said this to Fr. Solano: the soul is immortal, but only philosophically. >>794 物理としては他の物理状態に生成変化するだけで生滅しないようです エチカの最後のところのsed、独訳もaberで問題ないが、 だから「しかし」でよいとはならないわけです。 吉田先生の新書読んだよ どちらかというと背景にフォーカスしてて、それももちろん大切だし有益だったけど、 肝腎のスピノザの思想の紹介は正直物足りないと感じた 本体1200円の新書としてもお買い得だと思うけど、どうせならもう100ページ書き足して1000円高い選書あたりがちょうどよかった気がする >>748 ライプニッツが自爆したなんてないだろ モナドロジーは使えるし、神の予定調和も健在だ >>758 DNAとか量子論とか気象学って文系でも学んでおくべき理系分野って気もするけどね ガチガチの理系は天文とか物性やっている、他には地球の内部とかそんなの 理系も文系も扱うけど切り口が全然違うのが料理と小売業だな 働かないと言うから誤解されるんだな 働いてはいけないと言えば良いのか 時間は有限なんだ、その事が分かってない それと私は君みたいな凡庸な存在とは違うので働いては駄目なんだ すると現実を拒絶して怒り出している 残念だけど、これが差なんだよ 君のような平凡な存在は働くことが奉公だが 私のような存在は 職業:私 だから自分らしくあれば良いのだ 働くと言う事は他人に従属する行為だからやってはいけないと 教わりました、これ本当 神様の完全なるコピーは神様なのか?と言う問いだろう 正道ではテーマにならないけど、同人や批評界隈だと良くテーマになる そこそこ人気のだ、批評も二次創作みたいなものだからね この完全なるコピーってのが良く分からないんだよね 天国でも地獄でもない奇妙な空間って古典でも設定されている キリスト教では煉獄、日本では黄泉、ギリシャ神話では奈落、仏教では天魔 単純に割り切れないものがあるんでしょうな 根源的には全と部分の扱い方になるんだろう >>807 それがスピノザとどう関係するのか説明してもらえる? 全集刊行を見届けるまでは落ちてもらいたくないので保守しておきますね 保守します 六月もおしまいですが、全集に関する続報はとくに届いていないようですな…… どんな装幀になるか楽しみですね 岩波だから奇抜なのにはならないだろうが従来の箱入りクロス装幀がいいな 八月お盆ど真ん中 いまだ全集一切音沙汰なし 本当に出るんかね 来月刊行予定のスピノザ 全集は新刊案内を読む限り、 「初訳作品を収録」とか書かれているから、いずれも新訳ではないのかな? 講談社現代新書で読んだスピノザ 入門の著者の名前が全集の編者として出ていたから期待したんだけど。 エチカ単体を豪華ハードカバーで手に入れたいから、 他の作品と抱き合わせで収録してほしくないなぁ。 エチカは読むのに根気が要る書物 かなりの根性がないと無理 スピノザ全集、なんか途中で訳者の人が亡くなったりして 大変だったらしい >>813 全部新訳と聞いてます 文庫は文庫で残すのかな? 本当に今月中にスピノザ全集は刊行されるのだろうか。 本気で出すつもりはあると確認できただけで収穫なのである 今年中に一冊でも出たらよくやったと歓ぶくらいの気構えでちょうどよいのではないか ……といま一応ググってみたら、その岩波から国分氏がまた関連書を出すようだな 岩波のHP上では、今月の新刊案内に全集のことが一切書かれていない…。 全集の発売は来月以降、下手したら来年に延期なのか? 岩波もこれから発売予定のスピノザ関連書籍の情報を載せるくらいなら、 全集の刊行について現在どの様な状況にあるのか教えて欲しいものだ。 神有!!! 神即自然!! 神持無限様態 神是唯一実体而二個以上実体不可有!! >>822 全集の刊行予定日について新しい情報が出たのですかな? >>824 おお! ありがと! 初回配本からエチカ? 上野先生自らの翻訳!? しかも俺の想定よりはリーズナブルな価格設定 ここまでは減点ゼロだわ >>824 この情報をずっと待っていました! ありがとうございます!! エチカは絶対買うぞ。 第一回目配本&単体収録で良かった〜。 全集出るんですね ところで編者の上野先生は専門家として 二人目の鈴木先生はデカルトとフランス現代思想の専門家ではなかったでしょうか? しばらく業界の動きをウォッチしていなかったのでわかりません 知っている方いたらご教示願います 新訳エチカ読んだ人は感想書いてくれたまえ もちろん個人の見解でいっこうに構いません >>829 一番初めに知ったときは朝日新聞で市民運動モドキみたいなニュースに載せられていたが 後日名前だけ覚えていたら徐々にそれっぽい仕事しているんだなってのは分かった>哲学者 >>832 畠中訳でも鬼頭・斎藤訳でも「動物精気」だが、より適切な訳語があるというなら御教示ねがいます 一応、念の為 >>835 だが、俺は >>832 ではない 「動物精気 訳語」でぐぐったら2位に出る文献 これくらい読もうや スピノザはデカルトのいわゆる「動物精気」、そんなものは虚構であると言っているので誤訳もなにもないのではないかな 全集、あんまり話題にならないみたいですね。 『エティカ』の新旧訳の具体的な比較を、どなたか示してくださいませんかね。 それ次第では購入するかも。 「動物精気」と呼ぶか、別の名称で呼ぶかにかかわらず、そのような名称で呼ばれる「存在者」を優先的に想定してしまうことが罠なのですよ。 知性改善論 (講談社学術文庫) バールーフ・デ・スピノザ、 秋保 亘 | 2023/12/11 文庫 ¥792 自由意志の否定と倫理学—『エチカ』第4部読解— 小田 裕二朗(大阪大学) スピノザが『エチカ』において人間の自由意志を否定したことはよく知られている。精神の中には絶対的な意志、すなわち自由な意志は存しない」(『エチカ』第2部定理48)、「精神の自由な決意で話をしたり、黙っていたりその他いろいろなことを為すと信じる者は、目をあけながら夢を見ているのである」(『エチカ』第3部定理2備考)など、スピノザによる自由意志の否定は、『エチカ』の至るところに見受けられる。ところがその一方で、『幾何学的秩序によって論証された倫理学』というタイトルに示される通り、『エチカ』は倫理学についての著作である。しかし、前述の通り自由意志を否定したうえでの倫理学はいかにして可能なのだろうか。スピノザの生前においても、この問題はチルンハウスによって「我々が外的事物によって強制されるとしたら、誰が徳の習性を獲得しうるでしょう」(書簡57)と批判されている。自由意志を否定したうえでスピノザはいかにして倫理学を構築するのか、そしていかなる倫理学を構築するのか、これらがまず提起される問題である。 『エチカ』が倫理学の領域に入るのは第4部からである。その第4部の序言では、完全性、そして倫理学の基礎的概念となる善悪について述べられているが、スピノザは完全性及び善悪を事物の実在的な性質ではなく、我々が事物を相互比較することによって形成される概念にすぎないとする。しかしスピノザは同じ序文で、これらの言葉を保存しておくのは有意義であると述べる。「なぜなら、我々は、眺めるべき人間本性の型(naturae humanae exemplar, quod intueamur)として、人間の観念を形成することを欲している」(『エチカ』第4部序言)のであるから。そして、この「人間本性の型」という概念を用いてスピノザは完全性と善悪を以下のように定義しなおす。 善:「人間本性の型」に近づく手段となると我々が確知するもの。 悪:「人間本性の型」と一致するようになるのを妨げると我々が確知するもの。 完全性:「人間本性の型」により多くあるいはより少なく近づく限りにおいて、より完全、あるいはより不完全と言われる。 スピノザはこの概念の導入によって倫理学の用語を復活させ、倫理学を構築しはじめる。従って、スピノザは『エチカ』においてこの「人間本性の型」という概念を導入することによって自由意志を否定したうえでの倫理学を構築していると言える。 本発表ではこの「人間本性の型」という概念の分析を通して、スピノザの倫理学をその構築から考察し、いかなる倫理学を構築したのかを検討していく。そこではスピノザの倫理学にはなぜ「~~すべし(ought to)」という命法が用いられないのかということについても明らかにされるであろう。 絶賛進行中だろ 予告の通りには進まないが全集というのはだいたい後れるものだから想定内 read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる