>>172
>超越論的主観に対応する概念として、超越論的客観 なんてもってくると
新たな二元論を作り出しているのではないか、という批判は免れない。

>自己(主観)と外界(客観)とは、日常的な普段の生活において密接に関連している。そして、
超越論的主観(自己)と超越論的客観(外界)も、“方法的懐疑と現象学的還元”を通して密接に関わりあっている。

だから、超越論的主観(自己)と超越論的客観(外界)は、日所的な生活次元に関わっている主観(自己)と客観(外界)との
延長線上にある。

私は、超越論的主観(自己)と超越論的客観(外界)は、“一つのもの”であり、両概念を例えて言えば、コインの表と裏の連関にあると捉えている。