中国語を学習しようという気もないのに、偶々、図書館から中国語文法の参考書を借りてきて読んでいるが、流し読みしているだけでも、いろいろと気づかされることがあまりにも多くて、ページがまるで進まない。

例えば、日本語には「ひ」の声で取り入れられている中国語の「比」の発声の用法は、明白に英語の"to be"や"by"における発声の用法と共通している。

>比(Middle Chinese: pjijX; bjijH, pjijH)
to be next to; to be near to; to stand close together; to lie next to
(出典 en.wiktionary.org/wiki/比#Chinese)

>be (v.)
Old English beon, beom, bion "be, exist, come to be, become, happen," from Proto-Germanic *biju- "I am, I will be."
(出典 www.etymonline.com/search?q=be)

こういう事例を逐一列挙していったら、対応関係を見出せる事例があまりにも多く、中国語は、印欧語族の言語だったという結論が導き出されそうであるw
無論、比較言語学の基準では、このような対応関係は、言語の系統を示す証拠として認められてはいない。