総体に対する対比は切り分け行為に過ぎないから客観を認めるとも取れそう。

意味の階層は有限の範囲であるだろうと予想。
そして下位の階層においても、そのスケールにおいて上位の階層と相互性を持つだろう。
と言うか下位の階層無しには上位階層は成立しないハズなので、上位が消失しても下位から上位を再構築出来るが、下位が失われれば上位は意味を成さなくなるのではないだろうか?
そう考えるとゲシュタルト崩壊という現象は、下位の階層が上位に負けないほど強い力を持っているとも言える。
例えばリンゴという認識を支えるリンゴ未満の情報はすべて下位の階層の情報と言える。
これらが失われれば上位のリンゴという認識は無意味な単語に帰してしまうだろう。

自己と言うのは自己未満の集合体と言えるかもしれません。
自己のスケールにおいては確かに存在すると言えるのですが、別のスケールにおいては存在しない幻想と言う事も出来るかも。