>>505
完全に独立した客観と言うのは成立しない(少なくとも我々には認知できない)と考えられそう。
例えば色は単色なら何色なのかがハッキリ分かるが集合しグラデーションになると総体としては何色でも無くなる(何色でもある)これは色の客観と言えよう。
このような特徴、特性は素粒子から意識、宇宙、世界まで適用出来そうだ。(個の集合体である世界を認識するには世界を切り分けなければならないが、切り取ると総体としての意味は失われ、切り取らないと総体としては意味を持たないというジレンマに陥る)
そう考えると素粒子から宇宙(+世界)に至るまで、それらはある種の主観を持つと同時に客観(あるいはその一部)であるとも言える。
>>506
視覚は例えば触覚より後の可能性が高い、そしておそらく生物で考えるなら他者との境界、膜を手に入れた時に主観を獲得したのではないだろうか?
>>507
私的には深層意識などと言う仰々しいイメージや呼び方ではなく、意識未満の集合とでも呼ぶべきだと考えています。
意識も色とグラデーションの関係のように、体の様々の部分の小さな意識の集合なのだと、そしてそれが集合すると集合体として新たな意味を持つ。

なぜ相互作用するのか?(相互作用のメカニズムではなく、なぜそのような特性が備わっているのか)については現時点で(いや例え何百年何千年経とうとも)不可知であると私は考えます。
完全に想像の領域ですが、量子の特性と言うのは保存則に反しない形での世界のリセットに関係しているかもしれません。(これは私の個人的な希望)
そう考えると意識(相互作用)というモノは何かを続けながらも始めたり終えたりするために必要なのかもしれない。