マクミランの新刊、地元図書館入ったので借りて読んでます
まだ読み始めですが個人的にはアタリ
従来のWW1関連本のような戦史部分はオマケみたいにして
19Cからの前段階を焦点にしてる点がとても新鮮

30年ほど前に「八月の砲声」でおなじみ
故バーバラ・タックマン女史は「誇り高き塔」で
19Cの主要人物通じてWW1前の空気感を伝えましたが
マクミランの新刊も主要人物をところどころ織り交ぜながら
19C末から1914年までのWW1前史の全体像をうまく出してる?と思います
時々現代の出来事や視点を混ぜてるとこもイイ
(20C初頭は新聞通信が発達したくだりで現代もインターネットやSNSを活用云々とか)

値段が値段なんで手が出にくい人は図書館で
内容もボリュームあるし、時々載る多めの図版も◎