ビザンツ帝国には、それなりの輸出産業があった。
コンスタンティノープルは絹織物や工芸品、バルカン半島のトラキアは農産品、
マケドニアは鉄・刺繍・ベーコン・チーズ、ギリシアはラコニアの大理石、
小アジア西部はワイン・油・米・紫衣・スペルト小麦(家畜の飼料)、
その他の小アジア沿岸部は農産品、内陸部は織物や動物の皮を生産していた。