唐宋変革期 2
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「老子」には「永遠」「無限大」とあと無限小と思わしき概念は出てくる
しかしゼロはない そういえば、大学の時、経済学の教授が、諸子百家にはマルクスやケインズ、福祉国家、新自由主義といった現代の社会思想と同じ主張をしていた賢人がいたと言ってたのを思い出した。
これ本当ですか?
だとしたら、西欧の社会科学って何だったんですか? 中華に周回遅れってこと? ケインズ云々は多分農閑期に労役課して対価払う政策の拡大解釈だろうけど
マルクスと福祉国家わ思い付かんは、漢は65歳か70歳越えると年金は有ったけど >>934
それをいうなら、西洋哲学の思想のプロトタイプは、すべて古代ギリシャで出尽くしている。
中世・近世・近現代と、形を変えて繰り返し登場するだけで、人間の考えることには基本的に大差ない。 中国思想は、君主論や処世訓がメインで、哲学といえるような要素に乏しい。 宗教としての儒教は、「先祖供養」を中心教義としている。
古代中国の招魂シャーマニズムが、形を変えてそうなった。
日本の仏教系と称する新興宗教には、先祖供養をするところが多い。
それは儒教からの影響。
「供養」という表現は仏教っぽいけど、先祖を祀るという行為は儒教そのもので、
仏教にはもともとそういう発想がない。 >>921
たしかに中国にも高度な文化があったが、中東や欧州の文化を知った人は、
たいてい、そちらに傾倒して中国を軽視するようになる。
13世紀のモンゴル人や、19世紀の日本人がいい例。 墨家や老荘なんかは今でも通用するだろうけどどちらかと言うと世捨て的
儒家も当初はそうだね
古代ギリシャやローマ、インダス文明とかはオーパーツで後の歴史との連続性が薄い
再発見とかはあるけど しかし、陰陽五行ネタを煽りながら投下したら、見事なリトマス試験紙となって草生えるw
古代中華崇拝の認知バイアスで、レベルの低いクソ疑似科学に真正科学の萌芽の幻想を見る無能どもが、
釣れに釣れてどうにもならんわいw
疑似科学としたって、あんなもんはレベルが低い。ギリシャ哲学の対応物ほうがよほどマシだ。
魏志倭人伝を頭から信用して、東に何km南に宮殿だの言ってる馬鹿郷土史家だとか、
朱子学に科学的合理主義を見て、カルト化した儒者をホルホルする阿呆だとか、
みんな出処は同じなんだよね。未だに抜け切らない中華崇拝。 唐では、密教や道教が流行した。
国を挙げて加持祈祷に狂奔した、なんとも迷信深い時代だった。
それに対して、新儒教による啓蒙運動が始まるのは、宋代。
とくに、南宋で大きな潮流となった。
新儒教の宋学も、太極図とかが陰陽道っぽくて、現代人から見るとかなり怪しいのだが、それ以前の思想と比べれば、科学的合理主義の域に達している。
少なくとも、同じ時期の日本や欧州と比べれば、大幅に迷信からの脱却が進んだのは確か。 隋唐で24年間も学問してから日本に帰国した、僧旻はこういう人
>舒明天皇9年(637年)に流星が現れた時には天狗の吠え声と主張し、舒明天皇11年(639年=jに彗星が現れbス時には飢饉を覧\告するなど、緒ヒ瑞思想に詳しbゥった。
=я蜑サ6年(650粕N)に白戸国司bゥら白い雉が献緒繧ウれると、そbフ祥瑞を説明しbスことにより、粕定ウと改元されbス。
これが、唐の標準的な知識人だったと考えられる。 隋唐で24年間も学問してから日本に帰国した、僧旻はこういう人
>舒明天皇9年(637年)に流星が現れた時には天狗の吠え声と主張し、舒明天皇11年(639年)に彗星が現れた時には飢饉を予告するなど、祥瑞思想に詳しかった。
>白戸国司から白い雉が献上されると、その祥瑞を説明したことにより、白雉と改元された。
これが、唐の標準的な知識人だったと考えられる。 宋の時代、「天」をめぐる考え方に大きな変化が現れた。
それまでの天は人格的であり意志を持って人に賞罰を下すとされたが、
宋代以降、天は意志をもたない自然的なものであり、
天と人とを貫く法則にただ理があるとされた。
このような天観の変化により、『易経』を中心として新しい宇宙生成論が展開された。 人格神としての「天」から、意思を持たない自然的な存在としての「天」へ。
欧州でいえば17世紀オランダのスピノザ哲学を思わせる、大きな思想革命だ。
このように、宋代には、千年前の世の中とは思えないほどの啓蒙思想が台頭した。
同じ時期の欧州人が魔女狩りに狂奔してたことや、日本人が怨霊の祟りを恐れて
ガクブルだったことを考えれば、非常に先進的だった。 仏教僧に預言者や天候を操る能力があると考えていたのは
日本特有の思想だと山川の「詳説日本史研究」に書いてあるけどな
受験生レベルの知識 このスレももうすぐ終わりなので、まとめ
唐と宋で、何が変わった(と考えられている)か
1.門閥貴族の時代が終わり、科挙に合格すれば誰でも士大夫階級になれる時代になった。
2.貨幣経済が発達し、商売に成功すれば誰でも金持ちになれる時代になった。
3.加持祈祷に熱狂する密教ブームが終わり、合理的な新儒教の啓蒙思想が台頭した。
4.群雄割拠の武断支配が終わり、科挙官僚が全国に赴任する文官統治システムができた。
5.五代十国の分裂期に各地が独自の発展を遂げた。
とりあえず、「宋の驚くべき近代性」としてよく挙げられる要素は、おもに上の5つだろう。
ちょっと、宋に対する評価が高すぎる気もするのだが・・・。 儒教の近代ヨーロッパ思想やフランス革命への影響ってのは教科書的には避けて通れない課題だよね
厳密に言うと宋学と科挙だけど
http://www.gws.ne.jp/home/hideo/_thHRQ5V.html
大航海時代以降、アジアに関する詳しい情報がヨーロッパにもたらされると、特に18世紀フランスの知識人たちの間では、
東方の大国である中国に対する関心が高まった。
以下に示すように、中国の思想や社会制度に対する彼らの評価は、称賛もあり批判もあり、様々だった。彼らは中国を鏡として
自国の問題点を認識したのであり、中国評価は彼らの社会思想と深く結びついている。
儒教は実に称賛に価する。儒教には迷信もないし、愚劣な伝説もない。また道理や自然を侮辱する教理もない。(略)四千年来、
中国の識者は、最も単純な信仰を最善のものと考えてきた。(ヴォルテール)
ヨーロッパ諸国の政府においては一つの階級が存在していて、彼らこそが、生まれながらに、自身の道徳的資質とは無関係に優越した地位をもっているのだ。
(略)ヨーロッパでは、凡庸な宰相、無知な役人、無能な将軍がこのような制度のおかげで多く存在しているが、中国ではこのような制度は決して生まれなかった。
この国には世襲的貴族身分が全く存在しない。(レーナル)共和国においては徳が必要であり、君主国においては名誉が必要であるように、専制政体の国においては「恐怖」が必要である。(略)中国は専制国家であり、その原理は恐怖である。(モンテスキュー) >>949
貨幣に関しては単に商業がが盛んになったことだけでなく紙幣が登場したことが大きいと思う。
もっともこれも何の裏付けもない銅銭をありがたがる東アジアの伝統と無関係ではないはずで、
割り引いて考える必要はあると思うけどさ。
(おそらくビットコインが中国で流行しているのもこの伝統が背景にある) >>934
社会科学って官僚制の発達した領域国家にしか必要の無いものでしょ。
だから中国やイスラム圏で発展した。 >>932
無
>>936
ギリシャ人は記録魔なだけで数学などの科学的な物わ大半がエジプトで発展した
これわマケドニア諸王朝時代も変わら無い >>937
オマエの無知と現実は何時も違う、また病気が再発したか >>938
神道は先祖供養とアミニズムが全ての宗教
新興宗教に先祖供養を強調する物が多いならそれわ神道の影響
抑々日本の仏教は先祖供養の要素が伝来元の中国仏教より強い >>939
元朝でもイスラム圏由来の技術や科学はおまり無い
無知が願望で妄想を事実かの如く断言する何時もの発作 >>940
儒教は最初から権力志向
というより孔子も門弟も諸子百家中でバリバリの権力志向派
その程度の事すら知らず
また願望を史実かの如く脳内で置き換える病気が再発したか 郭守敬がイスラムの天文学学んで授時暦作ってますけど >>942
漢代の数学はギリシャのそれと同等
天文学や冶金学は同等以上、形而上学は大分進んだ物 >>957
儒教ってのは、孔子が始めたわけじゃないんだよ。
ギリシャ哲学を始めたのがソクラテスじゃないのと一緒。 治金技術は中国は大分、独特な発展をしていて
普通は鍛鉄から鋳鉄へと発展するのだが
青銅技術が発達した中国では最初に武器には不向きな鋳鉄が出来てしまい
戦国時代にはすでに鉄製農具が普及していたのに関わらず武器は漢代に入っても青銅製のものが使われていた >>946-947
南北朝を経て隋唐に入ると封禅を態々やらなく成り
唐も後期に成ると崇天が薄れて天何々みたいな雅称が少なく成って行った >>960
キリスト教はキリストの弟子が始めた様にか、まあそれ詭弁だけどな
儒教は孔子を神として祀る宗教じゃ無く
孔子の陳腐で詰まら無い教えを解釈する宗教だから >>958
抑々授時歴作る時に使った天文装置が中国式で
授時歴その物もイスラム圏の暦より正確なんですけど 誕生一世紀待たずして陳腐化した優生学、ウーマンリブ、ナチズム、ファシズム、共産主義
よりよっぽど高度な思想だと思うわ儒教
強制性のある教義が存在しないという点が古代にあっては先進的だと思う http://asait.world.coocan.jp/kuiper_belt/eclipse/chinese_astronomy.htm
>耶律楚材 は チンギス・カン に同行し、1210 年にペルシャに赴き、モンゴル帝国で使用するために
>イスラム世界の暦を学んだ。 クビライ はイラン人を北京まで連れて来て、 天文学の研究のために天文台と研究所を作らせた。
>イスラム天文学には当時の中国には存在していなかった惑星緯度の理論や 食の正確な予測があり、この理由から中国で評判が良かった。
>この後まもなくして有名な中国の天文学者である 郭守敬 により建造された天文装置の幾つかは、 マラーゲの装置に形が似ていた。 特に Gaochen 天文台 (登封観星台) における簡略渾天儀と大きな日時計 がイスラムの影
>響の痕跡を示している。 1281 年の 授時暦の作成において、 郭守敬の 球面三角法 の本はイスラム数学に部分的に影響されている可能性がある。 イスラム数学は クビライ の宮廷では大部分が認められていたからである。
>影響したと思われるものには、 赤道座標と黄道座標の変換に使用する疑似幾何学的方法、 (基礎となる変数における) 小数点の系統的な使用、 惑星運行の不規則性の計算に三次補間を適用したことがある。 「詳説世界史」山川出版社 2004年版 p 100
「アラビアの天文学をとりいれて郭守敬がつくった授時暦は、のち日本にもとりいれられた」 >>966
球面三角法は当時のイスラム圏で使われて無いし
運天儀に用いられた赤道座標系も大分後まで欧州やオスマン帝国で使われて無い
ペルシャで用いられてたなら以っと早くに使用されてる筈 球面三角法はイスラム数学者のバッターニーの発明ですが 使われてますが>>967
そんなに不満なら文部科学省に教科書の記述改訂するように抗議したら? 三角法なら唐代の開元占経にも出てくるよね
まぁインドのブラーマ・スプタ・シッダーンタの漢訳なんだけど お前ら性格曲がっていくと知識も曲がるぞ
訓詁学みたいなもんだ 瞿曇悉達
くどんしった
生没年不詳。中国、唐(とう)代のインド人天文学者。その名はGautama Siddhantaの音訳。
712年、太史監(国立天文台長)となり、『九執暦(きゅうしつれき)』を翻訳して、プトレマイオス以前の古代西方の天文学の影響を受けたインドの日月運行、
日月食の計算法を中国に紹介し、正弦表やインド数学を伝えた。
さらに『開元占経(かいげんせんきょう)』を編集したほか、渾天儀(こんてんぎ)の修理も行った。
瞿曇Gautama氏は迦葉Ksyapa氏、拘摩羅Kumra氏とともにインドから中国に来住して天竺(てんじく)暦法をつかさどった3家の一つで、唐代の天文学者として、
悉達のほか、羅(ら)、(せん)、晏(あん)、謙が知られている。(せん)の墓誌銘によれば、羅は悉達の父、は悉達の第4子で、瞿曇氏は悉達の祖父、逸のときに長安に来住したという。
『藪内清著『隋唐暦法史の研究』増訂版(1989・臨川書店)』 >>971
何の反論にも成って無いんですが
イスラム圏の天文機器に球面三角法が使われて無い事の >>963
いや違う、逆だ。
儒教は、孔子よりもずっと前からあった。 数学がインドとイスラムで以上に発達したのは文化的側面なのか、言語的ね影響なのか
数学者が人文に興味ないから、この手の研究薄い気がする 普通に使われますが
使われてないならどうやって恒星表を作ったんですか?
宇宙にでも行って調べて来たんですか? >>962
まあ、そうだろうな。
唐宋変革のかなりの部分は、唐の後期から始まっている。 >>116
中華人民共和国が建国してからは、
ずっと中国は2つの国家に分裂した状態のままだぞ >>977
知ら無いから教えて欲しい
>>979
球面三角法使わ無くても天体観測は出来るし恒星表は漢代に作られてる >>559 >>879
民主主義指数ランキング
20位 日本 8.08 (完全な民主主義国)
23位 フランス 8.04 (完全な民主主義国)
144位 中華人民共和国 3.00 (独裁政治体制) >>985
支那の統計はインチキだって、
李克強がうっかり口を滑らしてんだよね アベ政府の経済統計わインチキだろって
今現在、経済学者達に批判されてるからな >>985
>>987
中国政府発表の国内総生産(GDP)などの統計に、かなりの水増しがあるのではないか、という疑念が以前から根強くある。
それを裏付けるかのように最近、一部の地方政府が発表した自分たちのGDPや財政収入などの数字に、水増しが確かにあることを「自白」し始めた。 改竄止めろと通達する中央政府と自白する地方政府
改竄を首謀し捏造為隠蔽する中央政府 エジプトで数学が発達したのは、ナイル川の氾濫のおかげ。
土地の境界区分もなにも、まったく分からなくなるから、そのたびに測量しなおす必要があった。 >>987
ムキになるなよ。やめとけって。
日本の経済統計がインチキなら、中国なんかどうなるんだよ(笑) >>990
改竄した李克強が中央政府の首相になった >>965
それは、儒教の戒律の厳しさを、お前が知らないだけ 今年に入って、内蒙古自治区と天津市が、相次いで経済統計の水増しを認めた。
遼寧省は経済成長率がマイナス20%だったが、これも水増し統計の下方修正と言われている。
なぜ、ここにきて地方政府が水増しを認め始めたのか。
それは、去年の数値が高すぎるおかげで、今年マイナス成長になってしまうことを恐れたからと言われている。 >>953
おまえ大バカヤロ−だな
「無」は数字じゃねえだろがw
「2050」は「二千五十」「二⭕五⭕」とは書くけど、
「二無五無」とは書かねえんだよw
つまり支那ではゼロを数字にすることが出来なかったのさ
インド文化が伝わる前はな >>559>>879
共産主義体制により殺害されたという市民の数の国・地域別の一覧
ソ連 2000万人
中国 6500万人
ベトナム 100万人
北朝鮮 200万人
カンボジア 200万人
東欧 100万人
ラテンアメリカ 15万人
アフリカ 170万人
アフガニスタン 150万人
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