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あのこと-L’événement-
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0118名無シネマ@上映中
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2023/01/29(日) 19:59:16.12ID:Aiv/QwJu
「妊娠してる」
「嘘よ」
「気の毒だが」
「何とかして」
「無理な相談だ」
「不公平よ」

「私は世界一耳年増な処女よ」

「彼こっちを見てるー
「相手が最悪なら妊娠する」
「それだけは嫌
 一巻の終わり」
「品定めされてるだけよ」
「毎晩イクことを夢見てる
 だから愛想良くする」

「相手は誰?」
「男の人」

「来なければ良かった」
「アンヌ おいで キスして」
「嫌よ!」
「妊娠中ならリスクはない」

「いつか子供は欲しいけど
 人生と引き換えは嫌」

「注射?エストラジオール?
 大抵の医者は中絶に反対だ
 女性には選択肢がないと考えてる
 それは流産防止の薬だ
 お嬢さん、受け入れて」

「くじ引きと同じ
 紙に"流産"と書いてくれる医者か
 "中絶"と書く医者か
 後者なら刑務所行き」

「先生 講義録を貸してください」
「もう遅い」
「挽回します」
「なぜまたその気に?病気だった?」
「女性特有のもので
 主婦になる病気です」

「カルテには何と?」
「"流産"と」
0119名無シネマ@上映中
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2023/01/29(日) 23:08:33.05ID:RoIRZHsh
1960年代のフランス、大学生のアンヌは自身が妊娠していることを知る。当時のフランスでは中絶が違法だったため、妊娠した以上は出産しなければならないが、それは将来を諦めることを意味していた。アンヌは自身の人生のために、なんとか中絶しようと試みる。
 本作の主人公は予期せぬ妊娠が発覚する女子学生・アンヌ。現代であってもかなり苦しい状況だが、舞台となっている1960年代のフランスは中絶が違法であったため、おいそれとは人に相談できないというさらに困難な状況にアンヌは置かれることとなる。
自身の大学での勉強と将来のキャリアのために、彼女は産婦人科医やごく少数の友人に相談するも、なにせ違法であるため、ほとんどまともに取り合ってもらえない。さらには、女性が学問に励むということ自体にあまり理解が得られていない時代背景のため、なんとなく皆、諦めてシングルマザーになるよう勧めてくるのである。八方塞がりで誰も理解者がいない中で、アンヌが産婦人科医からこっそり処方してもらった薬剤を自分で注射したり、自室で金属棒を体内に差し込んだりするのだが、その様は痛々しくて目を背けたくなるほどだ。
作中で女子学生によっても若干言及されるが、本作に対して、そもそも夜遊びしてSEXするからこうなったのだから自業自得だという見方もあるだろうし、それはある程度正論であろうと思われる。ただ、これも作中でアンヌによって直接的に言及されるが、本作で訴えたいのは予期せぬ妊娠に対する男女の負担の非対称性であろうと思われる。アンヌを妊娠させた男子大学生は当事者にも関わらず、
0120名無シネマ@上映中
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2023/01/29(日) 23:08:41.30ID:RoIRZHsh
作品のかなり終盤になるまで画面に登場することもないし、本人も当事者意識が著しく薄く、かつ、アンヌも彼へ初っ端から全然期待していない。それ以外にも作中で出てくる他の男性も皆が皆、性行為への認識が軽く描かれていて、「男は気楽でいいですね」と言われているようで、男性としてはなかなか真っ当に居心地が悪い。
 本作はほぼアンヌ1人で物語が進むような構成になっており、これが妊娠を誰にも相談できない彼女の孤独感とマッチしており、彼女の焦燥感を追体験できるようになっている。各種演出もこの空気づくりを的確にサポートしている。例えば、本作ではBGMをほとんど使用せず、ほぼ自然音のみで作品が進むため、かなり乾いた空気感の作品となっているが、この演出がアンヌの焦りを良く反映していて、作品への没入感を高めてくれる。また、作中では彼女が妊娠何週目なのかがかなり細かくキャプションで表示されるのだが、
これもタイムリミットへのカウントダウンのようで息が詰まるような演出だ。また、アンヌはもとは非常に優秀な学生であったのが、妊娠発覚以降は学業が手につかず、頭の中が中絶のことでいっぱいで転がり落ちていくように成績を落としていく。本作では全体的にアンヌに寄ったカメラワークが多用されているが、これが徐々に周囲のことが見えなくなっていくアンヌの心情とリンクしており、孤立して頭が回らなくなっていくアンヌの胸のざわめきを良く表現している。
0121名無シネマ@上映中
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2023/01/30(月) 22:52:13.73ID:CnsQ4Sac
重い重い重い映画である。 主人公が妊娠に気づいてから中絶に至るまでの数週間を描く。当時、フランスでは中絶が違法であったため主人公は誰にも助けを求めることができず出口の見えない孤独な戦いを強いられる。女性の権利が、とか男女間の不平等といったこと以前に、中絶するための身体への負担、リスクへの恐怖が描かれていて凄まじい。一人の人間が限界を超えて身体的、心理的な負担を背負っていく話なのでその人にとってことの重大性は高くこのため原題はL'evenement。日本語としては事件としか訳しようがない。 邦題の「あのこと」には、夏のアヴァンチュール
であるとか、ちょっとHな女の子のおはなしとかいった軽さが纏わりつく。確かに主人公の友人たちの初体験談やセックスに向けての練習?といった部分も出てくるけどそれはむしろ主人公の深刻さを際立てるため。主人公の事件は「あのこと」と表現するのはふさわしくない。 映画をみないで邦題を付けることはしないだろうからやっぱり売るための作戦なんでしようかね。この映画にこの邦題をつけるセンスに絶望的なものを感じました。 作品自体は良いです。結末はやや無理筋かなとは思いましたが。
0122名無シネマ@上映中
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2023/01/31(火) 10:21:43.02ID:Qg5Cf7tp
1960年代、中絶が違法だったフランス。大学生のアンヌは予期せぬ妊娠をするが、学位と未来のために今は産めない。選択肢は1つ-。
たった一人で戦う12週間が描かれる。

フライヤーに〈観る〉のではなく、彼女(アンヌ)を〈体感する〉、と書いてありましたが、本当にそんな感じ。
アンヌの絶望、焦燥感などを体感する事ができました。

選択肢が1つしかないなんて辛すぎる。
その頃の中絶は重罪で、中絶した本人やそれに加担した医師も罰せられるので、自分でどうにかしなければいけない。

性行為は2人でするのに、妊娠したら女性だけが責任や問題を負わないといけないのはおかしい。
アンヌは、貧しい労働者階級に生まれたが、飛び抜けた知性と努力で大学に進学し、未来を約束する学位にも手が届こうとしていたのに、それが妊娠で失ってしまおうとしている。

その前に妊娠しないようにすればいいのだが、本作はそこが問題ではない。
中絶ができない時代、妊娠したらどうなるのか?
1人の未来ある若い女性を通して、アンヌ目線でその世界を見せられ体感させられる。
衝撃的なシーンもありつつ、アンヌを応援していた。
痛いシーンが何度も出てるが、それでもアンヌから目が離せない。
いろんな感情が沸き起こり、スリリングさもありました。

原作はアニー・エルノーが、自身の実話を基に書き上げた「事件」の映画化。

アンヌ役のアナマリア・ヴァルトロメイの身体を張った演技は素晴らしかったです。
本作でセザール賞を受賞。
0123名無シネマ@上映中
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2023/02/01(水) 18:41:09.77ID:Q8sg2gHx
1960年代という設定がちょっとわからなかった。 それを割り引いたとしても、女性たちがどんな社会を生きてきたのかがわかる。 宗教教義に従順であることと社会的なルールとは別問題にしなければならない。 妊娠中絶が犯罪だった時代。 宗教に従順であるあまりに法で縛ることをしてしまった社会が どれだけ生き辛いことか… キリスト教徒であれば堕胎は罪な事だったのかもしれない。 でも同じ国に生活する人の中にはその宗教を信奉していない人もいるわけで そんな彼女たちを一律に犯罪として縛り付けるのはハッキリおかしいと言える。
アイルランドでは未婚の女性がし妊娠出産した場合には 教会で隔離して母親の同意なしに養子縁組がなされたり あるいは劣悪な生育環境のせいで多くの赤ちゃんが亡くなるような出来事もあったとか…(映画『あなたを抱きしめる日まで』より) 確かに自ら望んで性行為をしたのかもしれない。 でもそこにワンクッション、避妊手段があるべきだろう。 ヒロインの友人が、1ヶ月ほどの間に出来る限り行為をしてと吐露するシーンは それに避妊がなされていればお互い愛し合う事の愛情を伝えあう手段として成立していると思うけれど、それがなかったのだから彼女もヒロインと同じ苦悩を味わう事になったかもしれない。
そんな危険を冒してまで行為をするという危機意識はなかったんじゃないだろうか? 避妊という手段と共に、性教育の未成熟がヒロインの体に襲い掛かってしまったのだろう。 妊娠がわかってからの焦燥感。 堕胎が犯罪であることと 自分の将来の夢との天秤が どれだけ大きく揺れ動いていたのか 彼女目線で描かれる作品はそのまま彼女の葛藤や恐怖を映し出していて 彼女の選択がどれほど追い詰められてのものなのかがわかる。 そして『17歳の瞳に映る世界』と違って 堕胎シーンのリアルさがあって これが当時苦しんだだろう女性たちの痛みとして伝わる。 一体どれだけの女性がヒロインと同じ苦悩を抱えたのだろうか? その時代を経て勝ち取られた女性の権利が 今どれだけ女性の安心を支えているか… その事に思いを馳せてみる作品だなと思います。
0124名無シネマ@上映中
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2023/02/02(木) 00:51:25.39ID:a+j96gqy
今年の映画館初めはかなり重い映画だった。中絶すれば犯罪者になる、誰にも言えないアンナの苦しみ。

いつ自分の身に起こってもおかしくないこと。見てるのが辛かった。吐きそうだった。自分だったらどんな決断をしたのだろうか。

50年以上前を舞台にしてるけど、いまもあんま変わってないよな〜
0125名無シネマ@上映中
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2023/02/02(木) 12:15:57.47ID:ppEsPmEM
まず、この映画ですが、映倫のサイトを確認しましたが「R15」で正しいです(および、鑑賞したシアタス心斎橋でもR15扱いされている)。このサイトの表記漏れと思います。

さて、こちらの映画です。
一個人の行政書士合格者レベルの考え方と道徳観での見方です。

映画の内容そのものに関しては他の方が多く書かれている通りで他言を要さないし、それを同じこと書いても仕方がないのでそれはカットします。

確かに主人公のとった行動が許されないとかみっともないとか、そういう考え方はあろうかと思うし、その考え方も理解はできるし否定はしません。

 ただ個人的には、「そこまで非難される案件か」というとそのようには考えられないというのが個人の見方です。なぜなら、「単純堕胎罪」(この映画で描かれているもの。便宜上、日本の名称。以下断らない限り同じ)は、その性質上、「望まない妊娠」で起きることはもちろんの通り、その性質上、「若者の軽はずみな行動で起きて、起してしまう」罪になるからです。また、女性「のみ」が客体(罪に問われる対象のこと)となるため、あまり厳密に罰すると男女同権の考え方では問題になってしまうこと、また、その性格上「道徳上おかれている類型」であるにすぎません(ほか、日本では同じような「道徳上おかれている罪」としては、礼拝所不敬罪など数個あげられます)。また、時代の背景上、国(ここでは、フランス)の宗教との考え方がどうしても干渉していたという考え方も可能です。

 さらに進めると、「望まない妊娠か、若者の軽はずみな行動で起きた妊娠」に対して刑法(に相当するもの。以下同じ)で威嚇するのみで、国(行政)の保護(援助)制度がないか、少ないか(この映画の当時の時代のフランスなので、今ほどではないのでしょう)という中では、逆に「刑法で威嚇して、出産した直後にあやめてしまう」パターン、つまり、保護責任者遺棄致死等との比較考慮も論点になってきます。結局「母体にいる胎児」か、「生まれてきた(望んでいないない)子」をあやめるかという論点で、そこは日本でも「基本的には」よほどの事情がない限り後者のほうが非難程度は高い問題です。
0126名無シネマ@上映中
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2023/02/02(木) 12:16:20.11ID:ppEsPmEM
しかも日本をはじめとして現在/当時のフランスその他でも、「刑法にも存在したし罪にも問われる」が、基本的には「道徳を乱す類型」として刑そのものが軽かった事情として、フランスでは「宗教の力が強かった」上に、さらに、「望まないか、若者の軽はずみな行動で起きた事情である」こと、さらに、このように「妊娠にいたった理由がよくわからない」事情で起きる出産はその性質上、「何らかの肉体的な問題を持った子」(表現をぼかしています)が起きる確率が高いことは明確に言うことができ、結局、「単純堕胎罪を厳格に適用して威嚇すること」と、「(そうした罪を明確に問わないことで結果的に起きる)福祉行政の充実のさせ方」(もちろん、当時のフランスなので十分ではなかったのは推知可能)との比較論になるため、いかんともしがたい論点もあります。

 結局のところ長文になってしまうものの、上記のような論点があるため、「当時のフランスの福祉行政その他の水準で、明確な「被害者」がいるものでもない単純堕胎をどこまで問うのか」という複雑な議論(道徳や宗教論が入ってくる)になり、映画はその一つの考え方を示したに過ぎない、というのが個人の見方です。

 …とはいえ、この映画、このような論点があることは明確なものの、実は変な減点材料もあったりします。ただ「フランス映画あるある」な「フランス映画でよくある、趣旨がよくわからない突如登場するマニアック過ぎるセリフ」の類で、すべて減点対象は下記の通りでそれほど大きくありません(補足は入れてます)。

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 (減点0.3/一部のセリフが理解しがたい)

 ・ 「動詞の直説法現在の活用は言える?」→それぞれの動詞の活用を暗唱している部分
  → この映画でこれが出てくる(主人公は文学部の大学生の子)というのがとにかくわかりにくいです。「直説法」というのが日本の中高の英語では意識されないからです。要は平たくいえば「仮定表現(英語では、仮定法)など、特殊な表現以外の一般的な表現」、もっとわかりやすく言えば「中学2年までのすべての英語の表現」といった方がわかりやすいです。

 
0127名無シネマ@上映中
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2023/02/02(木) 12:16:36.79ID:ppEsPmEM
ただ、日本で一般的に外国語として習う英語では、「法の概念」(ここでは、直説法、仮定法、接続法…等)が薄く、したがって「動詞の活用」という考え方もほぼ存在しない(基本的に、三人称単数に-sをつけるといった簡単なルールしか存在しない)ため、「主語ごとの動詞の活用」(1人称~3人称に、その単数複数で、合計6パターン存在する)という考え方が「存在しない」ためです(フランス語、スペイン語その他では普通に存在します)。

 ・ 「与格や主格が…」という部分(大学のセミナーの部分)
  → 英語ではこのような表現をしないのでわかりにくいですが、与格や主格などがある言語もあります(映画では特定できないが、わかりやすいのはドイツ語。ほか、ロシア語、ラテン語など)。
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0128名無シネマ@上映中
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2023/02/02(木) 12:34:47.73ID:AF1vhdBi
くだらないことを言ってるな。あれは大学でラテン語のテストがあるから
ラテン語の動詞の活用を覚えているかどうか、暗唱して確認しているところだろ
そんなことは見ていれば分かる。文法用語だって、知っているやつには分かるし、
別に知らなくても雰囲気で分かるし、分からなくても映画の理解になんの障害もない。
分からなくて騒いでいるのはお前本人なんじゃないの
0129名無シネマ@上映中
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2023/02/03(金) 21:15:31.96ID:W8LqDOIF
見る前に調べてみたら、絶対に学校帰りで制服で見に行く映画じゃないなってことは分かったんだけど。今日はとことんトラウマなり傷つきたい気分だったので、この映画選びました。なんとかなるだろ精神で生きてる私にとって、この映画は良い教訓になるのかもしれない、近い年の人が見ることによってまた感想も変わるのかなぁと。

痛すぎるし怖すぎる。時代が違う、今は中絶が保護されている時代と言えど、結局変わらないんだろうな。私の場合、主人公を自分に置き換えてストーリーを追ってしまう癖があるので、自分自身も同じことをしてしまうと思った。怖い、怖すぎる。
私自身そういう恐怖に駆られたこともあるし、というか今思うと凄く重ねて見てたなー、、

実話からというのもあって、こんなことを言うのは不謹慎かもしれないけれど、この作品を知った後では、やはり性交に対して少し恐怖感を持った。まぁそのくらい持つくらいが、私にとったらちょうどいいのかもしれない
0130名無シネマ@上映中
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2023/02/04(土) 12:06:43.18ID:vxQunrze
法の不平等に追い詰められる一人の女学生の記憶。60年代フランス、望まぬ妊娠を告げられた主人公アンヌは、学業を続けるため当時違法であった中絶の手段を探る。イデオロギーを堅持するのみで結果女性を危険に追いやる制度の欺瞞を、彼女の孤独な苦悩から描く、誠実な映画でした。
0132名無シネマ@上映中
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2023/02/04(土) 18:55:24.85ID:B7mAHQC+
PanasonicもBlu-rayから撤退決めたしBlu-rayの需要がないってのが明確になってるんだからなぜかもくそもないだろアホか
0133名無シネマ@上映中
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2023/02/06(月) 11:27:11.03ID:QupJ/z+F
劇的な展開とかはなく淡々と進んでいくけどそれが有効に機能しててどんどん恐ろしさを観客も体験できる。
スリルを感じながら鑑賞できた。

個人的にはチタンの方が好きだったけど同じく色々な苦悩や痛みが骨の髄まで伝わってきました。

主人公の体験にフォーカスしているので他のキャラの魅力が皆無なのが個人的には少し気になった。
まぁ仕方ないけど。
0134名無シネマ@上映中
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2023/02/06(月) 11:27:34.36ID:QupJ/z+F
生理、妊娠、中絶、出産、子育て、なににおいても女性への心理的、身体的負担が大きすぎる。あまりにも不平等、不条理。なぜ世界はこう作られたのか。今の日本の制度や慣習のなかではほんとうに女性だけが「人生と引き換え」に子供を持つことになってしまう。全ての議論が前進しますように。
男ってくそ
0135名無シネマ@上映中
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2023/02/06(月) 20:12:04.76ID:lxnH5NFT
歪んだ価値観の社会で犠牲になる女性

主人公アンヌがとにかく美しく、そして描写が生々しい映画でした。 時代背景を映さないようにしたとはいえ、偏った倫理観の根強い社会で、タブーとされることを犯したらどうなるのか。 巻き込まれることを恐れ、自分の責任の結果だと友人たちからは見放され、自分の友人同士の関係や体裁ばかり気にする男たち、医者も犯罪の加担者になりたくないと彼女に手を貸さない。 親にも言えず、結局社会でひっそり暮らす中世の産婆的な存在であった女性に頼るしかなくなるという不条理。 時代は違えど、中世ヨーロッパにあった道を踏み外した弱者に熾烈な罰を与える社会の構図と全く変わらない現実があると私は感じました。 自分の学ぶことを諦めたくない、というアンヌの強靱な意思にひたすら圧倒され、同時に私には彼女と同じことが起きた時、果たしてそれができるだろうかと考えさせられました。 
一時の快楽の代償としてはあまりにも大きく苦しい現実。 リスクは半々だとしても、これほど女性だけが苦しむ結果になるのであれば、セックスは絶対に女性主導でなくてはならないし、産むかどうかを女性が自由に選べる充分な選択肢を与えられていなくてはならない。 一方的に男性優位な倫理観を押し付け、そこから外れた女性だけに責任を押し付けているようでは中世と何も変わらない。 アメリカでも中絶が違法になってしまった現実、それが誰に利益をもたらすものなのか、考えなくてはならない時期に来ていると感じる。
0136名無シネマ@上映中
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2023/02/07(火) 11:28:00.74ID:0GjFK3Tp
男女でこんなにも待っている未来が違うのか、彼女が言うようになんて理不尽なんだろう。目を背けてしまいたくなる痛々しい場面が多く、とても辛い。こんな悩みを抱え苦しんでいたのは彼女だけでなく多くの女性であったと思うとゾッとする。フランスでは1971年に343人のマニフェストと題し、中絶手術を受けたことを343の人が著名し、中絶の合法化を訴える運動が起きた。
0137名無シネマ@上映中
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2023/02/10(金) 06:53:05.69ID:TfqRkcf2
国内版の円盤はDVDのみだからアメリカ版のBlu-rayを注文した。やっぱりアナマリアの美しい裸体はBlu-ray画質で堪能したい。
0138名無シネマ@上映中
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2023/02/10(金) 22:16:37.62ID:YE9Dptdu
中絶の権利は無条件に認めるべきだと思うけど、単に体内に出来た異物を排除するだけの映画ってのはどうなのよ
0139138
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2023/02/19(日) 15:13:42.64ID:0NMYu3iP
3月到着予定がなんと今さっき届きました。これでもう劇場で4回目を観る必要は無くなった。

https://i.imgur.com/T7qYXxT.jpg
0140140
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2023/02/25(土) 13:02:56.27ID:umIS5S8a
こんな強風の日はアナマリアちゃんで癒やされよう
0143名無シネマ@上映中
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2023/03/25(土) 08:26:24.46ID:z3Sg4Z1I
全国で一番最後に上映されるのが深谷シネマですから如何に俺の影響力があるかってことですよね^^
0146名無シネマ@上映中
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2023/04/19(水) 07:56:45.94ID:XpBCiD27
アナマリアの次回作はもう完成してるみたいだけど日本で上映されるかな
0148名無シネマ@上映中
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2023/05/08(月) 17:11:26.07ID:hB3tuQ+I
自慢の手料理を17歳当時のアナマリアちゃんを観ながら食する。なんとも贅沢な一時(゚д゚)ウマー
0149名無シネマ@上映中
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2023/05/26(金) 19:50:50.05ID:GGEV0LVM
「4ヶ月、3週と2日」も中絶の映画だったな
0153名無シネマ@上映中
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2023/06/08(木) 19:16:32.18ID:1mTupp9u
アナマリア・ヴァルトロメイ、次回作は女優の故マリア・シュナイダーに扮して
映画「ラストタンゴ・イン・パリ」のスキャンダラスな撮影舞台裏を描く映画に出演するらしいな。
またまた美しいヌードを画面に晒してくれそう
0156名無シネマ@上映中
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2023/06/08(木) 21:55:57.70ID:KtjUB1iH
へぇーマットディロンとエ○チな共演しちゃうのか。マットディロン、クラッシュは良かったよな。
0157名無シネマ@上映中
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2023/06/09(金) 12:47:27.19ID:3w0w/Z/Z
マット・ディロンの代表作はいまだに最初期の「アウトサイダー」と「ランブルフィッシュ」だよな
その後何回かリバイバルはあったけど、いま一つパッとしなかったと思う
0159名無シネマ@上映中
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2023/06/11(日) 11:36:18.47ID:XTYIXp+3
マリア・シュナイダーの父親はフランスの名優ダニエル・ジェランなんだが、
不倫関係から生まれた婚外子なんだよね。母親はルーマニア系の血が入っているモデル。
アナマリアはルーマニア繋がりでマリア・シュナイダーを演じることになったのでは?
0160名無シネマ@上映中
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2023/06/14(水) 17:20:15.85ID:+OJJrtbn
マットディロンがアナマリアに首ったけにならないよう祈ろう
0168名無シネマ@上映中
垢版 |
2024/01/11(木) 05:56:31.03ID:Fxe2jl1s
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