グスタフ・マーラー 交響曲第9番ニ長調
タイトルは忘れたけど、昔見たアメリカの古い映画で、同棲してた男女が分かれる時、
出て行く女が「マーラーの『9番』のレコードは私が貰っていくわ」・・・ってシーンが
印象に残ってって忘れられない >>325
古いと言っても、せいぜい70年代か80年代の現代っぽい映画だったかと・・・
深夜枠で流れてたような気がする・・・
二人とも音楽と無縁っぽいのに、何の脈絡もなく出てきたセリフだったので
「お? お互い良いセンスしてたんだな」と思った 年齢を重ねるにつれ、
なぜか、ますますクレンペラー(EMI)に
惹かれるようになったよ 1989年1月7日の早朝、目覚めた自分はいつものようにFMをつけた
すると普段は軽快なポップスが聞こえて来る筈なのに 荘重なクラシックが
(ん?‥‥いやこの曲、聞いたことあるけど何だったかな‥‥)と考えて
なんの曲だったか思い出した時、眠気がいっぺんに吹っ飛んだ
それはマーラーの9番第4楽章だったから
(自分が寝てたあいだに、昭和が終わったんだ‥‥!) >>325
その映画は「セント・エルモス・ファイヤー」かな >>329
明仁が死ぬときも大騒ぎするんだろうか
勘弁してほしいな >>333
デミ・ムーアも出演してるけど
ここでLPを持ってるのはアリー・シーディ
ジャケットがよく見えないから誰の演奏かはわからないな マーラーの9番は
バーンスタイン指揮イスラエル・フィル(フェスティバルホール)
ノイマン指揮チェコ・フィル(シンフォニーホール)
の2回生演奏で聴いた事があります。
1985年9月3日のバーンスタインの時は特に思い出に残っています。
私は1型糖尿病を患っていたのですが、バーンスタインの演奏中、インスリン
の効力が切れて、急激な血糖値の上昇で意識が遠のき、猛烈
尿意とも戦いながらなんとか最後まで聴き通しました。最後はリアル
にersterbendでした。
翌日、担当医から「このままでは死ぬよ?」と言われて速攻で入院、
退院したのは11月23日。あのときほど、「死に絶えるように」という
マーラーの指示を身近に感じたことはありませんでした。 >>339
まだ生きてるから笑い話に出来るけど、今思うと
途中で退席してインスリンの注射をうてば良かった
と後悔している。20代の若僧が大枚はたいて購入
した演奏会だったので、最後まで聴きたいという気持ち
が勝ってしまったのだよなぁ・・
還暦過ぎた今なら、絶対途中で鑑賞するのをやめて
命を優先してる(苦笑)。 なにしろ長い曲なので、最後の方は尿意との戦いになりがちなのはわかる。
開演1時間前から飲み物は控えることにしている。 最後となる交響曲には肉声を入れなかった
もとの形に戻ったわけだ ???
「最後となる交響曲」とは9番のこと?
それとも10番のこと? >>338
おまえかマイナー交響曲スレに誤爆してたのは 糖尿病は、
高血糖性昏睡=急激に血糖値が上昇意識混濁に陥る
低血糖性昏睡=インスリン注射や経口血糖降下剤により
血糖値が急降下して意識不明になる
どちらかと言うと命に関わるのは低血糖性昏睡の方(インスリン
を大量に注入する殺害方法がある)。一方の高血で面倒なのは
頻尿の症状が出て、意識混濁状態の人は垂れ流しになってしまう
事なのだなぁ。
まあ、どっちにしても、インスリン注射で血糖値をコントロールしている
人にとっては、マーラーの9番は鬼門だな・・
2番とか3番とか8番みたいに1楽章終了後にトイレにいける時間があればw これまでに3番は3回ナマで聴いたが、全部休憩なしだったぞ。2番もそう。
ホールの飲食店は休憩時間の売り上げがなくなって打撃だろうなw。 >>348
そんなの?
ノイマンは1楽章終了後に、一旦ステージから
引っ込んでたけどな?今は続けるのが主流なのか。 >>349
いや、たった3回じゃ主流かどうかまではわからんけど。
ただ、最近働き方改革の影響で、ホールの営業終了時刻をあまり引き延ばすのは望ましくないのかなと
想像したりする。 >>348
最近の主流がどうというより、ビュッフェほとんど営業してなくね?地方で感染者の少ないとこは別かもしれんが経営は厳しいだろうな
2番も3番もここ二年ほどは曲目変更されたり演奏会自体が中止になったり
大編成+演奏時間長い+声楽もしくは合唱つき+バンダとベルアップ大好き・・・パンデミック激弱作曲家選手権あったら1位とれそう>マーラー
>>347
次に聴く機会があったら、事前にスタッフに伝えておいて楽章の間にでも中座させてもらうべき
この先指揮者と観客の高齢化が進んだら案外「休憩時間つき」の演奏が復活するかもしれん(親父ギャグじゃないぞ >パンデミック激弱作曲家選手権
ワロタ
コロナ禍になってからマーラーはやりづらいだろうなと多くのクラファンは共有していただろうがこういう単語になると不意打ちで爆笑してしまった
そういえばマーラーはスペイン風邪知らないんだよなあ コロナ禍でやりづらくなったのはオペラやコーラスなど声楽曲のほうが深刻なのでわ。 >>354
誤)深刻なのでわ
正)深刻なのでは
テニヲハを乱したのは2ch以来の悪習だわ。 >>353
第一次世界大戦もな……
長生きしてたら「9番の先の境地」が見れたかもしれん
より死生観の強い交響曲書いてたかもしれんし
ヘリコプターならぬ「軍艦四重奏曲」とか、奏者がガチで死に絶えそうな交響曲とかw
そして世の中で何が起きてようが楽譜の上では好き放題指示をするw
>>354
まあなんだかんだ1、4、5番は演奏されてるしな
2、3、8は元々イベント的な感じで演奏されるから機会自体が少ないし
そろそろ来期プロで9番やる所出てこないかな 一次大戦のあと資金不足人員不足のせいで室内楽編成版演奏すんの流行ったじゃん
あんな感じでマラ3とかやってくんないかな 9番を神聖視する人にとってやっぱり10番は余計な存在なの?
最後の交響曲で死を達観したという幻想が崩れちゃうから ナウシカの後何が来るかwktkしてたら高畑勲がトトロ作ってきた・・・みたいなもん? >>358
いやいや、9番があるからこその10番だと思うよ
9番は死の間際まで迫る曲で、10番はさらにその先の死後の世界に片足突っ込んだ曲、といったイメージでしょうか 死を謳い上げた作品としては既に「大地の歌」を完成させており、そのうえ更に9番を書いた。
そのまた更にもうひとつ先があっても不思議ではない。
9番に心酔してるけど、別に10番を邪魔だとか思ったことはないな。アダージョだけでも鳥肌ものの音楽だし。
もう少しマーラー自身に作曲を進めてほしかった恨みはあるけど。 マーラーの交響曲で死のイメージがどうのってもう否定された説やろ? 横からですが日本語で簡単に読めるものだと前島氏とか
マーラーにとって死は終生のテーマでもあったから死を連想させる楽句や音楽用語が出てくるのは
大地の歌や第9番や第10番にだけみられるようなものではないのは確か
上記3作品は相当充実していることや指揮者としての精力的な活動ぶりから考えると
本人はウィーンに戻る頃まで自分自身の死についてはあまりイメージしていなかったんじゃないかな >>362
>>363は「マーラーの交響曲」と全体をくくってるから後期作品がどうのとは違う
作品の大半で生だの死だのを入れ込んでるのはご存じの通り アンカーが間違ってたすまん
>>364
>>362
で でもクック版等の補筆作品はなんか違うと思う。異論は認める。 >>368
クック版よりカーペンター版がマーラーっぽい
と思うなぁ・・ >>371
ウィン・モリスはは、交響詩「巨人」と交響曲第10番
(クック版第3稿)をニューフィルハーモニアで録音してん
のに、第2番(復活)は、シンフォニカ・オブ・ロンドンみたいな
実体がはっきりしない(主に映画のサントラ盤を演奏する団体)
オーケストラで出してしまって、評価を落とした感じがする。 ブーレーズの全集買って、カッチリしてて録音も優秀で良いんだが無機的で気に入らない演目もあった。
でさいきんMTトーマスがサンフランシスコ響振ったのに凝っててそれなりに満足してたんだけど、今更ながらブーレーズの明晰な演奏を見直すことに。
コテコテのマーラーファンに受けないとは思うが共に録音は抜群だけら良い音好きならオススメ。 >>373
MTトーマスの全集は8番がSACDサラウンド
で、しかもバンダがリアで録音されてる、という
意味では価値があるよ。
マーラーに限らないけど、SACDやDVDなどの
サラウンドメディアなのに、バンダがきちんとマルチチャンネル
再生を意識して録音されてないケースが多いからね。 >>374
> マーラーに限らないけど、SACDやDVDなどの
> サラウンドメディアなのに、バンダがきちんとマルチチャンネル
> 再生を意識して録音されてないケースが多いからね。
だなあ。プロなのにどうしてそうなるのかなあ? マーラーで録音が良いのはほんと助かる。
聴こえ辛い楽器もしっかり解ると理解が深まるからな。 >>376
インバル〜フランクフルトのCDを聞いたときに
「これはすごい」
と思ったね。
デジタル録音はやっぱり違うと感じた。 デジタル録音でも結構差があるぜ。
小澤の全集買ったけど残響の割に奥行きが感じられない。
ブーレーズのはマルチマイク的にキッチリ音を拾ってるんだがやや人工的だし。 初めてCDプレイヤーを購入したのはマランツCDー34。CDの初購入の中、1枚はカ
ラヤンのマーラー交響曲9番。
初めてコンサートで聞いたのはレナード・バーンスタイン指揮イスラエルフィル。NHK
ホール。
基本的にはカラヤン、ベルリンフィルが良いな。初めて聞いたのもこれのFM放送での
エアーチェックだったし。 インバル&フランクフルトのマラ全、日本コロムビアはインバルをタダで使っていたなんて…。 >>372
その「シンフォニカ・オブ・ロンドン」は、単なる「覆面オケ」でしょ?
そのレコーディング時のメンバーは、ほぼニューフィルハーモニア管じゃないかな? バーンスタイン伝説の来日公演
マーラー 交響曲第9番 イスラエル・フィル
1985年 9月8日(木)NHKホール
【動画】※貴重な全曲映像
https://youtu.be/Zk6ITfWVLRc
【録音】※上記より音質は良好
https://youtu.be/ucXGFCEqxcU
知らない間に、動画も録音もユーチューブに
アップロードされてるのね
知らんかった すれ違いだけど10番の5楽章補筆演奏版はどの版もメロディー等は同じようですがこれは一応ピアノ演奏はできるくらい元の楽譜は完成されていてたとえばムソルグスキーの展覧会の絵みたいに皆基本はオ―ケストラの編曲の違いということ? ブル9の第4楽章の補筆演奏版みたいに版によりまるで違う(メロディーまで)ということはあまりないので >>383
クック版以外は元のマーラーの自筆譜の研究とか一切やってなくてクック版に勝手に自分なりのアレンジを加えただけだからそりゃメロディー等は同じようになるわさ >>384
カーペンター版第1稿やフィーラー版第1稿の方がクック版第1稿より先に完成してたのでは
1911年 マーラー死去 交響曲第10番は4段譜表による全曲の略式総譜がすでに完成されており、第1楽章と第2楽章および第3楽章の最初の30小節はオーケストレーションを施したスケッチもあり
1946年 カーペンターが補筆に着手
1949年 カーペンター版第1稿完成
1953年 フィーラーが補筆に着手
1955年 フィーラー版第1稿完成
1959年 フィーラー版第3稿完成
1959年 BBCが翌年のマーラー生誕100周年記念行事での完成版演奏放送を企画してクックに補筆を依頼
1960年 クック版第1稿完成、初演放送
1965年 フィーラー版第3稿初演
1966年 フィーラー版第4稿完成
1966年 カーペンター版改定稿完成 極私的愛聴盤2つ
1.ペシェク指揮ロイヤル・リヴァプール
2.ジョナサンノット指揮バンベルク響
サブスクで聴いて、非常に気に入りました
スーパーオケでもキラキラのスター指揮者でもない
でも、良い演奏なんですよこれ ジョナサン・ノットはそれなりに評価高いだろ
おれ様が発見した無名の指揮者みたいに思ってたら恥ずかしいぞww 最近、日本人の演奏をよく聴いてる
と言っても、以下の3種類なんだけどな
1.若杉/都響(Fontec)
2.小澤/サイトウキネン(Sony)
3.朝比奈/大阪フィル(King)
いずれも、おそらく一発録りによるライブで、
日本人も、なかなかだと思うよ 日本人指揮のマラ9だと
井上道義&新日本フィル
小林研一郎&日本フィル
も好きだなぁ。 >>390
3は上野文化?
ならオレ聞いたわ
開演前に上野駅日本食堂でメシ食ってたら、チェロのトップ、ボーマン氏がいて、朝比奈さんの指揮はどうですかと聞いたら「トテモキビシイデスネ」と 日本人ということなら
山田一雄/新日フィルも忘れずに https://www4.nhk.or.jp/nhkconcert/x/2022-10-15/07/75811/4613554/
10月15日土曜
NHKFM 午後6時00分~ 午後8時15分
N響演奏会 N響第1965回定期公演
【出演】指揮…ヘルベルト・ブロムシュテット,管弦楽…NHK交響楽団
【解説】音楽学者…山本まり子,【司会】金子奈緒
~NHKホールから中継~
楽曲
「交響曲第9番 ニ長調」
マーラー:作曲
(管弦楽)NHK交響楽団、(指揮)ヘルベルト・ブロムシュテット 実演だと
バンスタ/イスラエル
ベルティーニ/ケルン(1988)
だな 最近来日オケでやっていない気がする。
たいてい年に1回くらいは見かけるんだが。
俺が最後に聴いたのはコロナ禍直前のサロネン/フィルハーモニア菅だった。
来年に期待。 バンスタ/イスラエル???
ベルンシュテインのことか? >>403
確かにリリースされる前は
語り草だったけど
発売されてからはなんだかさっぱりだね 伝説の名演てのは伝説のままにしておいたほうがいいのかもね。 DG盤はしれっとミスが編集されてるしな
編集無しの裏青のPandrabox盤は入手困難だろうけど ワルターVPO.38年
バルビローリBPO
レバイン、フィラデルフィアo
バンスタ、イスラエルpo日本公演
ぼくが好きな演奏 ワルター/コロンビアが一番かなあ。
凄みはないけど、とても自然でゆったりしていて安定感がある。 俺もワルター/コロンビア響だな
のんびりした自然体の演奏
次がマズア/ニューヨークフィル
何もやろうとしないのがいい
カラヤン、バーンスタイン、アバド等は自分の色を出しすぎたり明るすぎたり LPが5枚 CDが69枚 SACDが9枚
CD-Rが28枚 コンサートで聴いたのが11回
マラ9は やっぱりいいねぇ >>420
それだけ聴いてきた中で好きだった演奏は何よ? 演奏ではテンシュテット/LPOが一番好きなのだが、ありゃ音がこもってて細かいところが聞き取りにくい
バーンスタインのACO盤もいまいち低音が響かず軽く感じる
彼の演奏なら旧盤のNYPの方がいい
ハイティンクがBPOと録音しててくれればきっといい演奏になったと思うのだが、未録音で残念きわまりない