柄谷行人スレ【交換様式=D】
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学界デビューは文芸評論だったものの、
元はと言えば宇野弘蔵が君臨する東京大学経済学部を出ておられる柄谷行人氏。
経済学板で2000年代以降の世界史的巨視的作品群を語るのもいいのではないかと思って
立てた次第。是非柄谷行人を批判し、讃えましょうぞ。 台湾と日本は「再婚」すべきだな。
藤圭子と宇多田照實のように。 >>145
台湾は中国の子供だから、結婚すると中国と親族関係を結ぶことになる。 図表 3 柄谷行人『交換様式X』[+α]
見返り 見返りなし
___________
|B再分配 |A互酬 |
知り合い |(略奪と | (贈与と|
| 再分配)| 返礼)|
|_____|_____|
|C商品交換|D |
見知らぬ人| (貨幣と| X |
| 商品)| |
|_____|_____|
出典:柄谷行人著『世界史の構造』(岩波書店)
柄谷さんの交換モデルに関する基本的な考え方というのは、次のようなものです。 「交換」と
いうことを考えるとき、二つの方向性があります。一つは知り合いと交換するか、見知らぬ人と
交換するかという方向性であり、もう一つは交換の中で見返りの関係になるかどうかという方向性です。
見返りの関係とは、相手から何かもらうことで自分も相手に与えるような等価交換の関係です。
見返りの関係にならない交換には、無償で交換するとか、自由に分け合うというパターンがあります。
すると、次のように二つの方向性で四種類の交換モデルが生まれることになります。
Ⓐ知り合いと見返りの関係になって交換するパターン
Ⓑ知り合いと見返りの関係にならずに交換するパターン
Ⓒ見知らぬ人と見返りの関係になって交換するパターン
Ⓓ見知らぬ人と見返りの関係にならずに交換するパターン A.知り合いと見返りの関係にならずに交換するパターン
B.知り合いと見返りの関係になって交換するパターン
C.見知らぬ人と見返りの関係になって交換するパターン
D.見知らぬ人と見返りの関係にならずに交換するパターン >>148
見返りがなければ交換ではなく贈与だよ。 >>133
浸透してるから無自覚に批判しなくていいというこいつは馬鹿だろ >>150
浸透しているということは、それが国民の多数派だということ。
民主主義を標榜するなら、多数派に従うしかない。
批判はもちろん自由だが、それは本家争いにすらならず、少数派からの批判ということになる。
トランプさんの立場が、表の政権(Formal government)から闇の政権(Deep state)になってしまったようなものかもw >>151
だから多数派だから無自覚に従えとか馬鹿か >>146
中国は竜にたとえられる。
日本の国土は北海道を頭部に見立てたタツノオトシゴ(竜の落とし子)の形。
つうか、文明としては中国圏なのは否定できまい。
柄谷だって日本は中国の亜周辺と言ってるし 青は藍より出でて藍よりも青し。
台湾からはオードリー・タンのITリテラシー、
日本からはユニクロ、ニトリ、JINSのリテール(小売業)能力、まさにリテーラシー!?www、
この二つが融合して、ドラゴンを凌駕する つうか、別に中国と喧嘩しなくても良いわけで。
柄谷交換様式論の完成を心待ちにする中国知識人と
その期待に応えて『Dの研究』完結版を中国で先行出版しようとする柄谷。
コロナはアジアでは被害小さいし、
「アソシエーショニストの立場から唱える大東亜共栄圏」が成立するかもよ? >>152
テロを推奨するなら従う必要はないね。
テロリストや犯罪者以外は、なんであれ強制的に従わされてるんだよ。 >>156
お前が最初に言ったのは浸透してるなら文句を言うな、と言ったんだよ
馬鹿かよ
せこせこ変えんなカスが >>157
文句を言うなら、自民党に言えばいいんだよw
中国に文句言ってどうするんだよw 結局、交換様式Dっていうのはトランスクリティークのことなんだよな 私のすっからかんの頭でそう解釈しているだけですけどね。世界共和国のことだな、と 交換様式Dが世界共和国だというのは
ほぼ正しいが、トランスクリティーク=交換様式Dというのは
よく分からんな。 >>165
共和国っていうのはトランスクリティーク的じゃないかな
交換様式Dが批評のことならあまり説明されない理由も分かるし
まあ、適当だけどね。ザーっと読んでそう思っただけで 批評イコール交換様式Dってのは、
A(互酬=ネーション)、B(再分配=国家)、C(商品交換=資本)を
批評=批判する視点に立つと、その地点がDだっていう意味かな?
だったら分かる。 >>167
馬鹿なんで適当っすよ。一冊薄めなのを読んだだけだし、内容も忘れました
D(トランスクリティーク=世界共和国)、なのかなと思っただけ、それだけです
高次での回復っていうのも、言語を連想させますし つまり世界共和国の交換様式とは具体的に何か、という話ですね。トランスクリティークなんじゃないか、と うーん、分からん。視差によって考えるのがトラクリ。
自由主義(経済右派)の延長に分権組織社会があるというのがドラッカー、トフラーなどの
米国フューチャリストの考えで、インターネット普及を準備した(90年代の話)。その十年後あたりから柄谷交換様式論が出てきた。これは経済左派から分権組織社会のヴィジョンを捉え直したと言える。 つまり右眼と左眼の視差で分権組織社会を見る。これがトラクリ。だから交換様式D=トラクリってことか? >>171
そういう複数の視点から翻訳するように共通性を見出すのがトランスクリティークだと思うけど、国1と国2の視点から共和を実現するのはその意味でトランスクリティークだと思うな俺は 25日過ぎてるってことはもう出てるんだよな
NA宣言 もはや柄谷は経済学者だな
自分では絶対に名のらないけど ID:0(176/177)
0177 考える名無しさん 2021/01/27 13:52:26
>NAMの開始以降の私の著作はすべて、この運動と深い関わりがある。
その意味で、私はこの20年間、NAMについて考え続けてきた、ともいえる。
https://www.hanmoto....d/isbn/9784861828355 柄谷行人が
資本主義経済と言っても良いところを
資本制経済というのはやはり長谷部文雄訳の資本論に慣れ親しんだからなんだろうな。 キャピタリズムのイズムは、主義と訳さないほうがいいからでしょ。
アル中をアルコーリズム(アルコール主義ではない)
膣痙攣をヴァギニズム(膣中毒ではないw)
資本中毒と訳したら、価値判断が入り過ぎ(悪いものと決め付けている) 膣主義と言うべきだったか、いや、言わぬべきなんだが 資本制だと制度(意図的に設計できるもの)というニュアンスを帯びるから
これも、無意識とか構造としてキャピタリズムを考える柄谷には
不十分な訳語。
性の字のほうがいいかな。資本性。しほんしょう、とも読める NA宣言、届いた。
ワルラスについての言及もあったね。 純哲ばっかりだと疲れるし、経済学ばっかりだと飽きる。 トラクリはマルクス中心の第二部は
良い塩梅。
カントの部の方は、純哲に偏りすぎ 新刊書、どこかで読んだことあるような話が多くて2600円はちょっと高いな。
柄谷が避けてきた数理経済学系の人、宇沢とかワルラスとかの名前が出てくるのが興味深いが、もうちょっと突っ込んだ話が聞きたかった。 あと、マイケル・リントンがLETSは小さい範囲のものがいいと言ったことにt あと、マイケル・リントンがLETSは小さい範囲のものがいいと言ったことに対して、俺も賛成だったのにNAM会員のバカどもが広範化しやがって、みたいに言ってるのは、いかがなものかと。インタヴューズ下巻の第一章では、リントンは身近が大事だと言ってるが我々はグローバルをこそ目指すとか、紙よりネットだみたいに、柄谷自身が言ってた記憶があるけどな あと、次の覇権国は、日本でもヨーロッパでもなくて、インドか中国と言ってるのも、疑問。まず、資本主義は文明=帝国の亜周辺に芽生えると言ってた。中国インドはまさに帝国じゃないか。 あと、中国インドは確かにITは発展してるようだが、それは20世紀における
建設業みたいなインフラストラクチャーの話。インフラ=下部構造の逆はスープラ=上部構造(マルクス的な、経済が下部構造で政治文化が上部構造というのとは関係なくて、もっと即物的)ZARAユニクロGAPみたいな、
あるいはニトリJINSワークマンみたいなリテール(製造小売業=SPA)がスープラ。
インド中国に目ぼしいリテールは無さそう あと、中国インドは確かにITは発展してるようだが、それは20世紀における
建設業みたいなインフラストラクチャーの話。インフラ=下部構造の逆はスープラ=上部構造(マルクス的な、経済が下部構造で政治文化が上部構造というのとは関係なくて、もっと即物的)。
ZARAユニクロGAPみたいな、あるいはニトリJINSワークマンみたいなリテール(製造小売業=SPA)がスープラ。
インド中国に目ぼしいリテールは無さそう >>195,>>197
の二つが今世紀の覇権国がインド中国になりそうもない理由。日本は実は可能性ある。 上にも書いたが、日本が台湾と「再婚」すれば最高なんだ。台湾も
中国にとって韓国が周辺だとすれば、亜周辺だと思う。日本より自覚的な。 散々90年代には言われたもんだが今世紀はBRICSに掻き消されてしまった。 とにかく、BRICSに掻き消されてしまったが、90年代には欧米日のトライアド=三極構造と言われてたわけで、
実際、服のZARAユニクロGAP、家具のIKEAニトリ(アメリカは家具の有力なリテールって知らんけど)など、リテールの力ってBRICSの追随を赦してないだろう。 もし、1990〜2050年が、覇権が争われる帝国主義的段階だとするなら
2050年以降の覇権国はトライアドから出てくると思う。アメリカに中興の祖が現れるかもだし、IKEAの北欧かZARAの南欧か、日本と台湾の合併国(台日本帝国?www) アメリカは東部エスタブリッシュメントのアメリカから
西部主導のアメリカになるかも。Amazonもマイクロソフトもシアトルに本社、つまり西海岸 副島も中国が次の覇権国だと言ってるけど
軍事のことを言ってるわけで、上にも経済的覇権が覇権国だと誰か言ってたが
中国はその意味でどうか かくして世界商品は言わば「情報」に移行している。(中略)これまで流通において中間搾取してきたギルド的な商業資本(取次、問屋、配給会社など)の分野においてである。生産者と消費者が直接的に交換しあうシステムがそれにとって代わる。‥‥
再録されたNAM原理からの抜粋だが、これが情報テクノロジーをインフラストラクチャーとするリテール(小売業)中心経済の到来以外の何を意味してるというのか? ただ
現時点では、服とか家具とか眼鏡とかのローテク軽工業的な消費財が
リテール革命の中心であるから、初期段階とも言える。20世紀の耐久消費財の主役だった家電品や自動車がSPA=製造小売業化されるのは、まだ先。ヤマダ電機はそれを目指しているが、まだ売上がたりないという。それが成就する頃には
小売業(が行う販売サービス)が、柄谷言うところの世界商品になる。それが2050年? 帝国主義的な段階の世界商品とは、インフラ的あるいは生産財的な物。
それが「情報=IT」 GDP的な考え方というのは、付加価値(売上とコストの差額)があれば生産物に計上される。それが所謂「物」じゃなくてサービスであっても。だから小売業の販売行為が世界商品だというのも別に変じゃないだろう >>209
今つまり1990〜2050年の帝国主義的な段階(所謂、新自由主義)の話ね アメリカの家電品量販店ベストバイは、一昨年の売上が一兆五千億円
ヤマダ電機も最近はこのあたり(人口は向こうが二倍だが)
山田会長の試算だと家電品がユニクロ化(SPA=製造小売業化)するには
三兆の売上が必要だとか。ビックカメラとケーズデンキとヤマダ電機が合併すると、三兆くらいになる。 日本が覇権国になった今世紀の自由主義的な段階(2050年から) 以上は
日本が覇権国になった今世紀からの自由主義的な段階(2050年〜2110年)
の可能性についてのお話でした。 そして、そんな、日本を覇権国とした新世界資本主義体制における対抗運動は
まさに、製造小売業化した有力な株式会社を消費=生産協同組合化(ロッヂテール原則に基づく株主の一人一票制)すること? >>212
家電品がユニクロ化 → 家電品業界がユニクロ化 >>212
ベストバイの売上一兆五千億というのは四半期だった。一昨年は一年で四兆三千億円。どちらにせよ、山田会長の家電品屋の製造小売業化が三兆という試算は、2010年にヤマダ電機が売上二兆円突破したときの試算で、去年辺りの、ヤマダ電機、ビックカメラ、ケーズデンキの売上を合計すると三兆というのは、まちがってない。 >>212
ベストバイの売上一兆五千億というのは四半期だった。一昨年は一年で四兆三千億円。どちらにせよ、山田会長の「家電品屋の製造小売業化が売上三兆円必要」という試算は、2010年にヤマダ電機が売上二兆円突破したときの試算で、去年辺りの、ヤマダ電機、ビックカメラ、ケーズデンキの売上を合計すると三兆というのは、まちがってない。 2050年以降の自由主義的段階は、日本が覇権国で世界商品は「小売サービス」、20世紀における主要インフラが橋や道路などの物流を支える建設系インフラで、ゼネコン政治の時代だったとしたら
今世紀は情報の流れを支えるIT系インフラが主要インフラで、ITゼネコン政治の時代
かもよ? https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ITゼネコン#:~:text=ITゼネコンとは、建設,インテグレーター(SIer)のこと。
ITゼネコンという語彙はホントにあるからね。↑参照。
IT土方という語彙もある。ゴアJr.副大統領の情報スーパーハイウェイ構想のころから、ITを建設インフラとの類推で考えるような発想や表現はあった。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ITゼネコン#:~:text=ITゼネコンとは、建設,インテグレーター(SIer)のこと。
ITゼネコンという語はホントにあるからね。↑参照。
IT土方という語もある。ゴアJr.副大統領の情報スーパーハイウェイ構想のころから、ITを建設インフラとの類推で考えるような発想や表現はあった なんで語彙なんて書いたんだろうな?我ながら不思議。
ITゼネコンという語は日本語の語彙(の中)に
ちゃんと有るからね、
みたいなことが言いたかったんだろうな、きっと。 まあ、アメリカにはベストバイがあるし、Amazonがある。GAPもある。
ITインフラはもちろん充実。
ヨーロッパは、ITはLinux、リテールならZARAやIKEAがある。(家電品、自動車などの製造小売業化の可能性は見えにくいが) ミドルテック耐久消費財の双璧は家電品と自動車だとすると
クルマのほうはどうか。スバル車はアメリカでも人気らしいが
スバル360は、ユニクロのフリースのクルマ版のような趣がある。
JINSは眼鏡をアイウェアと再定義したが、クルマをモビルウェア(ガンダムのモビルスーツを想起されたい)と再定義した1人乗り自動車みたいのが
スバル(富士重工)あたりから出てくるんじゃないか。
それがクルマのSPA=製造小売業化。 アメリカならイーロンマスクのEV、ヨーロッパならベンツのスマート車みたいのが、それに匹敵する。 ハイテクとかローテクとかミドルテクというのは
大学院出てないと作れなさそうなのがハイテク
高卒四大工学部卒くらいがミドルテク
中卒でも作れそうなのがローテク
というふうに、ここでは定義しておきました EVはハイテクだろうけどな。まあ、ITやバイオが技術の核心ではなく
それらが生まれる前から、プロトタイプはあったという意味でミドルテック 148〜149ページに、次の覇権国が日欧じゃなくてインド中国と書いてあるのだが、その前にウォーラーステインの覇権国についての認識が触れられている。
覇権国は製造、商業、金融の三部門で優位に立つが、自由主義的段階から帝国主義的段階に移行すると、製造での優位を失い残りの二部門だけの優位になる。
さて、ここで言ってる製造とは必ずしも工業のことではなく、
国内での付加価値生産のことと言えよう。だからメーカーと消費者の商品橋渡しサービスも生産=製造と言える。上記における商業の「商」の字は商人資本主義とか重商主義の「商」つまり貿易商のことであり、小売商や卸売商のことではない。
>148〜149ページに、次の覇権国が日欧じゃなくてインド中国と書いてあるの>だが、
当然NA宣言のこと >>231
>148〜149ページに、次の覇権国が日欧じゃなくてインド中国と書いてあるのだが、
当然NA宣言のこと つまり、小売業は一般的には商業だが、ウォーラーステイン的な意味では、国内で付加価値を「生産」するから、販売サービスを「作る」製造業と呼べる。 >>231
メーカーと消費者の商品橋渡しサービスも → メーカーと消費者の間の商品橋渡しサービスも >>231
「〜」は機種依存文字なのかコピペしたら化けた。
要するに、このレスは、当然、NA宣言についての話ってこと だから、ウォーラーステインの認識は次のように換言できる。
覇権国は国内生産(サービスも含む)、貿易、金融の三部門で優位に立つが、自由主義的段階から帝国主義的段階に移行すると、国内生産での優位を失い残りの二部門だけの優位になる。 そして2050年以降の自由主義的段階は、
小売業者が作る販売サービスが、世界商品になる。
覇権国は、日本か
ヨーロッパ(北欧か南欧の国)か
(西部に政治経済的な中心が移った)アメリカ。
こんなん出てます こんなん出ましたけど
だったか。昔流行った占い師の泉アツノの真似 ヨーロッパはIKEAやZARAがあるから北欧とか南欧って書いたんだけど
キイ産業はやっぱクルマで、スマート車はアルザス・ロレーヌ地方にあるようだから、そのあたりか? スマート車は、ドイツとフランスの境界領域にあるハンバッハに工場がある。
独仏はローマ中心の時代には亜周辺じゃなく、周辺だが、アルザスロレーヌのような特殊な地域は亜周辺かも。そして、正真正銘の亜周辺であるイギリスがスマート工場を買った。 >>227 >>228
それらのクルマ会社は普通の意味でメーカー(製造業)だが、ディーラーがメーカーを主導してデザインしていくような感じが、もっと望ましい。トフラーのプロシューマーをもじって言うなら「ディーカー」とか「メーラー」か >>241
イギリスという国が、じゃなくて、イギリスの会社が。イオネスだっけ? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています